
はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

寝違えてしまったのか首が痛くて自由に動けません。しのピーです。
今回は、カーオールの車まるごとワックススプレーを使ってみたいと思います。これは結構前から販売されている商品で、金額が700円くらい。結構お手頃な商品です。
僕も存在は知っていたのですが、見た目に惹かれず使ったことがありませんでした。ただ、最近Twitterで使ってほしいとのリクエストを受けたので、今回購入してきました。
見た目や金額で判断するのは良くないですよね。以前はキラサクGPも同じような理由でどうかと思っていましたが、見た目がアレでも素晴らしい商品があることを学ばせていただきました。
ということで、今回はカーオールの「車まるごとワックススプレー」を使ってみたいと思います。
カーオール 車まるごとワックススプレー

車まるごとワックススプレーは、車の色を問わずに窓ガラス・ボディ・レンズ・ホイール・ミラーに使える洗車+ワックススプレーとのこと。パッケージには「水を使わず」と書かれていますが、さすがに水は使うでしょ…。このスプレー1本ですべての場所を洗いながらワックスがけ出来るのがウリみたいです。使い方は以下の通りです
①傷の原因となるので砂・泥・小石はあらかじめ洗い流す
車まるごとワックススプレー 商品パッケージより
②容器をよく振る
③先端部をオンにセットしてスプレーしタオルでムラなく仕上げる※液が乾かないよう各パーツごとに使用する
※タオルが汚れてきたら綺麗な面に変えて作業する
※スプレーの目安は中型車のボンネット半分に約5回
※シミやムラの原因になるので(再塗装・特殊な塗装・クリア塗装がない車・劣化した塗装やパーツ・特殊加工されたガラスやミラー・未塗装樹脂・純正アルミホイール以外のホイール・タイヤ・ゴム・メッキ・素材が不明なもの)には使用できない
なんか思ったほど『まるごと』じゃない気がしますね…。
今回施工してみる車について

今回は、こちらの日産 デイズに施工していきたいと思います。車まるごとワックススプレーは洗車もできる商品。簡単施工がウリの商品なので、今回は下地処理などをせずにどんな効果が出るのかを確認していきます。施工前のボディは水を弾かず、水滴が残る状態です。

車まるごとワックススプレーは洗車もできる商品です。こういった洗車を含めて使える商品の場合でも水なし・洗車なしだとボディに傷が付いてしまう可能性が非常に高いので、僕は基本的に別途洗車を行います。まずはしっかりとカーシャンプーで洗車をしました。

こちらが洗車後のボンネットの状態。水を弾いていますが、『撥水』と呼べる程ではない。少量の水をかけるくらいであれば撥水のような感じになりますが、シャワーで水をかけると水がまとまるので、現状はそこまで撥水していない状態です。

ガラスの状態も確認してみました。現状では、ワイパーの当たらない部分には撥水剤か油膜が残っているらしく水を弾きますが、ワイパーが当たる部分に関しては親水状態になってしまっています。

側面にも水をかけてみましたが、既にそこそこ撥水している気がします。角度がボンネットと違うため比較してのコメントはできませんが、施工前でもそこそこの撥水力がありそうでした。
車まるごとワックススプレーを施工してみた

洗車後、拭き上げをして乾式で施工するか、濡れたまま湿式で施工するのか。迷った結果、メーカーに問い合わせました。答えとしては「どちらでもOK。どちらでも大丈夫だが濡れた状態で施工した方が時短になる。でも綺麗に塗りたい人なら乾いた状態で塗る人もいる」とのこと。他にも「別途シャンプー洗車はした方がいい」と言っていました。施工方法は本当に好みでよさそうですね。夏場などはボディが乾きやすいので乾式、冬場などはなるべく水を触りたくないので湿式のような使い方でもいいと思います。

まずはボンネットに施工したいと思います。今回は乾式・湿式どちらも大丈夫だという事でしたので、中央部分をマスキングテープで区切り、左側には乾いた状態での施工。右側には水滴を付けて湿式での施工としたいと思います。

車まるごとワックススプレーはボディに直接かけてしまっていいようです。しかし未塗装樹脂やメッキ部分には使えません。また液座が垂れてくるため、塗装面以外にかからないように注意しましょう。量の目安は中型車のボンネット半分で5プッシュくらいとの事なので、4プッシュ分くらいを伸ばして使いました。

右半分は洗車後の拭き上げと同時に施工してしまう湿式施工を再現してみます。右側部分だけを濡らした状態で、車まるごとワックススプレーを付けたマイクロファイバークロスで拭き上げをしていきました。
ここでちょっと気になったのが液剤のにおい。若干すっぱい感じのにおいがします。洗車効果には関係ないのですが、ちょっと気になる…。

続いてフロントガラスにも施工してみました。直接ガラスにスプレーして拭き上げをしていましたが、ガラス下部・ワイパー部分には未塗装樹脂が使われているため中々大変です。ガラスの傾斜もあるため液剤が素早く垂れていきます。直接スプレーするよりもクロスに車まるごとワックススプレーを染み込ませて拭き上げた方が楽に施工できる気がします。

続いて側面にも施工してみました。ここはマスキングテープで仕切りを作って、半分だけ施工してみることにします。ここまで車まるごとワックススプレーを使ってみて思ったのが、施工用クロスと綺麗な乾拭き用クロスの2枚を用意して交互に吹いていく方法がやりやすいということ。クロスを交互に使うことで拭きスジが残らず、綺麗に施工できるようになりました。
洗車後でも残っていた水アカなどは、車まるごとワックススプレーでも落ちませんでした。印象としては簡易コーティング剤に近い感じ。液剤の跡がのこるようなこともなく、ムラなく施工出来ました。逆に艶感もあまり感じませんが…。
艶感と撥水効果を確認してみた

全ての施工が終わりました。車まるごとワックススプレーは施工後すぐに雨が降っても問題ない商品となっています。施工時の天候を選ばないのも楽なポイントです。硬化型のコーティング剤や簡易コーティング剤は定着・硬化までの間に濡れてしまうといけないものが多いので、そういった意味でもワックス寄りなのかもしれません。でも使用感はワックスとは違いますが。

まずはマスキングテープを剥がしてみました。先ほどまで艶感を感じないと思っていましたが、ムラなく施工出来ていたからだったのでしょうか。艶はきちんと出ていました。中央部分のマスキングテープ跡と比べて、両サイドは黒々しさが増していることが分かります。

水をかけて撥水効果を確認してみました。撥水力は決して強いとは言えませんが、施工前と比較すればボディの撥水力が増した印象です。乾式・湿式施工を比べると、乾式の方が撥水力が強い印象。どちらかというと助手席側の湿式施工を行った部分の方が、水がまとまりになる感じがします。

続いてフロントガラスの撥水です。ワイパー跡に関しては若干残っているものの、境目が分かりづらくなっているため撥水力は施工前に比べて上がったと思います。しかし、ガラス専用の撥水剤と比べてしまうと効果は見劣りするといったところ。しかししっかり効果は出ています。

最後に側面です。右側が車まるごとワックススプレーを施工したところ、左側が未施工部分です。下地処理を行っていないため、ボディに撥水力が残っているからか劇的ビフォーアフター感はありませんが、右側の方が水がまとまりにくい印象です。こちらも効果は表れていると思います。
まとめ

っといった感じで、今回はカーオールの車まるごとワックススプレーを使ってました。
最大の特徴は金額だと思います。僕が買った金額は700円、非常に安いと思いました。効果は撥水効果と艶。今回、側面部分では艶を感じることはできませんでしたが、ボンネットではしっかりと違いが出ていました。撥水効果もちゃんとあります。
だけどびっくりするほど凄い効果という訳ではありません。5段階評価だと1か2。それでも僕は満足できました。なぜなら『安い』から。
効果を求めるのであれば、ボディ・ガラスなどそれぞれ専用のコーティング剤を使った方がいいと思います。ガラスであればガラコやハイブリッドストロング、ボディであれば安価なコーティング剤でもアクアシャインクリアやキラサクGP、レインドロップ、ツヤエキスパートなどが挙げられます。それぞれ1000~2000円ほどなので、もう少し費用を出せるのであればそういった商品も検討してみるといいと思います。
自論ですが、価格と性能のバランスが取れているのであればそれはいい商品だと思います。もっと良い効果を求めるのであれば、もっとお金を払う必要がある。700円で得られる効果としては十分だと僕は納得できました。洗車にお金はかけたくない、パパっと楽に綺麗にしたい。そんな方には良い商品だと思います。
気になる点としては『におい』が挙げられると思います。ちょっと酸っぱいにおいがする気がします。くさい!とまではいきませんが、車に浸けるものなので香りを気にする方は注意が必要です。また『車まるごとワックススプレー』という名前ですが、未塗装樹脂やメッキなど使えない部分が多々あるのも気になりました。液剤が垂れやすいので施工時に気を付ける必要もあるため、ネーミングとの差を感じずにはいられません。
それでも価格を考えれば車まるごとワックススプレーは次第点。価値のある商品だと感じました。気になった方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!