はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちら オートバックスで購入した『No.8 (ナンバーエイト)』 というハイブリッドコーティング剤使ってみようと思います。
これはどういうものなのか? 裏面にハイブリッドコーティングとはなんぞやと書かれています。
【ハイブリッドコーティングとは】
天然ガラス成分と被膜形成型シリコーンオイルを同時に粘着させることでガラス系とシリコーン系コーティング双方の特徴を併せ持つ驚異的なハイブリッドガラスコーティングが完成しました。
どういうことなのか色々考えました。多分ですよ? あくまでも僕の勝手な解釈なんですが、ガラスっていうのは基本的に水は弾きません。いつも窓ガラスの油膜を落とすと親水状態になるじゃないですか? そこに何かをコーティング剤 (撥水する物) を付けないと水は弾きません。
なので、ハイブリッドコーティングというのはガラス系とシリコーン系のコーティングを合体させて両方の力を併せ持つコーティング剤のことを言うのかな。
※あくまでも憶測
気になることがまだまだ書かれていて、進化していくガラスコーティングというのが記載されています。そこには粘着したガラス成分は塗装表面に無数にあるミクロナノレベル凹凸の凹み部分を埋めていきます。
何度も繰り返し施工することで 凹み部分が結晶で埋め尽くされ塗装表面そのものがガラス質へと進化していきます。塗装表面と一体化したガラス質は劣化することがなく塗装ごと剥がし落とさない限り定着し続けます。
最強じゃん!
なんかこんなような文言を聞いた事あるんですよ。ペルシードにも似たようなことが記載されていました。
「天然ガラス成分を配合した新発想のスプレーペルシードは塗装表面のクリア層をガラス質に変える」
けど、少し表現が違っていてナンバーエイトは
「塗装表面そのものがガラス質へと進化していきます」
普通に考えると塗装自体がガラス質になるんじゃないのかなって?思いそうなんだけど、要はこのコーティングが積み重なって塗装のさらに上の この表面がコーティング膜になって、それがガラス質ということだと思う。
それでこの塗装表面のガラス質は塗装ごと剥がさないと落ちません。ということですね?
だけど、このガラス質がどうのこうのっていうのは、目で確認するのが難しいんじゃないのかなと思っているので、今回は施工してみてどういう水の動きなのかっていうのを見ていこうと思います。
この記事の目次
『No.8 (ナンバーエイト)』 の使い方
①洗車後軽く拭き取って下さい
②ボトルを軽く振ってからスプレーしてください※1m四方ごとに施工する(1秒スプレー)
③クロスで薄く塗りこむように拭き上げる
※拭き上げ後 クロスの乾いた面で仕上げるとより一層艶が深まり手触りのツルツル感が増します
窓ガラス・ホイール・未塗装樹脂・メッキパーツ・ダッシュボードなどにも使用可能
ボンネットに『No.8 (ナンバーエイト)』を施工する
こちらのボンネットに施工していきます。現状は未施工で親水状態です。
マスキングテープで2等分して、左側にNo.8を施工していきたいと思います。
軽く水滴を拭き取るって難しい。ちょっと拭き取りすぎた気もするけど大丈夫かな。
スプレーして付属のクロスで塗り広げます。この時点ですごくツルツル感がある。
施工終了!
ボンネットに『バリアスコート』を施工する
ボンネットの右側にワコーズ『バリアスコート』を施工していきます。
本当はNO.8と表記が似ている『ペルシード』を施工しようと思いましたが、親水タイプしか持っておらず、撥水の比較がわかりづらくなると思ったので、『バリアスコート』にしました。
バリアスコートの詳しい施工について知りたい方はこちらをご覧ください。
バリアスコート新旧とバリアスコートリキッドを比較してみた!この記事を読む
『NO.8』はほとんど匂いがしなかったけど、『バリアスコート』は匂いが結構きついな~。嗅ぎにいったわけじゃないのに香ってくる。
スプレーしたら拭き上げます。
ムラっぽくなりやすいので、ムラが出たかな?と思ったらもう1回拭いてください。
そうすると綺麗に仕上がります。
『No.8』と『バリアスコート』を比較
艶を比較
両方とも未施工部分と比べて艶がハッキリと出ています。しかし、映像だとめちゃくちゃわかりづらい!
感触を比較
触った感じ、未施工の部分はキュッとしているのですが、『バリアスコート』は若干滑るような感じがあります。
『NO.8』は『バリアスコート』以上にツルツルしています。全然違って面白い。
【検証】『No.8』の傷隠し効果はあるのか?
『No.8』の裏面には、電着したガラス表面は塗装表面に無数にあるミクロナノレベルの凹凸の凹み部分を埋めていくという記載があります。
なので傷が酷い車に施工して、傷隠し効果がどれだけあるのか見ていこうと思います。
やっぱり艶がすごいな。やればやるほど凹み部分にコーティングが入っていくみたいなので、何回か施工します。
施工が終わりました。艶はしっかり出ているけど、傷が軽減したかはちょっとわからないな…。
この車の傷が深すぎたのかな~。難しい。
施工から1日後、『No.8』と『バリアスコート』を比較
撥水を比較
『NO.8』は疎水タイプですね。『バリアスコート』は撥水タイプなので水弾きが全く違います。
これは好みの問題なので、どっちが良いかは言いにくいけど、洗車は疎水の方がやりやすいと言われています。
1回洗車をして、艶を見ていこうと思います。
艶と感触を比較
『バリアスコート』の艶はハッキリとわかりますが、『NO.8』は洗車をしたら艶がほとんどわからなくなりましたね。
感触はまだ残っていますが、施工直後よりかなり落ちて、『バリアスコート』と大差ないな~。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は『No.8 (ナンバーエイト)』というコーティング剤を実際に使って施工性や撥水性能はどんな感じなのか実際に見てみました。
僕の個人的な感想で言うと非常に使いやすかったです。
スプレーして拭くだけ、金額も1,400円くらい、施工直後は塗装表面がツルツルになりました。
それで1回洗車しちゃうとやっぱり表面に付いているコーティングっていうのが落ちちゃうのかな? 滑りっていうのは、ほぼ分からないに近いくらい? なんとなくって感じかな。
一応、今回は『バリアスコート』と比較してみて『バリアスコート』の方が艶残っているなっていう感じはしました。
それで1番重要なところは撥水性能で『No.8 (ナンバーエイト)』はどちらかと言うと疎水系の水の動きでした。ここはすごく重要な所だと思います。
あと気になるのは
「塗装表面と一体化したガラス質は劣化することがなく塗装ごと剥がし落とさない限り定着し続けます。」
っていうところ。あの車のボンネットは塗装を剥がさない限り定着し続けているのかね?
今後撥水性能 (疎水の動き) がなくなったとしても天然ガラス成分がまだ残っていますよ。っていうことなんだと思う。
塗装ごと剥がし落とさない限りっていうのは鉄板見えるくらいまで全部塗装剥がさないといけないのか? それとも表面上のクリアー層の部分、本当表面のところの塗装を剥がせば大丈夫なのか?
そこら辺は結構大きな問題になってくるんじゃないのかなと僕は思っております。
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あ、気になりすぎたので電話で販売元に問い合わせてみたら、コンパウンド等で磨けばガラス質と呼ばれるものも落とすことができるみたいです。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!