はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、ストーナーの『ガラスストリッパー』と言うものを量販店で見つけたので購入してきました。
これは油膜を始め、焼き付いたウォータースポット・ウロコ・雨ジミ、劣化したコーティングも強力簡単に除去するプレミアムウォータースポットクリーナーとのことです。
こういうの見つけちゃうと買っちゃうんですよね。
金額はちょっとお高めの1500円。液剤の他に専用のスポンジが付いています。このスポンジは、それで少ない力でしっかり磨ける特殊専用スポンジみたいです。
僕も油膜除去剤・ウロコ取りはたくさん使ってきました。
今回は過去に使ったそれらと比較して、‘感覚的に’落ちやすいかなどをお伝えしていけたらいいなと思います。
現段階で感じていることとしては、スポンジが結構柔らかめ。柔らかい部分が厚いので、今までの経験上、力が入りにくいのではないかと考えています。
良い意味でも悪い意味でも。傷は付けにくいけどガシガシいけないんじゃないのかなと。
まずは使ってみないと何も分からないので使ってみようと思います!
ガラスストリッパーの使いかた
ガラスストリッパーの使い方は至ってシンプル。
- ①キズの原因になるので、ガラス面の泥や砂などの汚れを水で洗い流す
- ②キャップを閉めたまま容器をよく振り 付属のスポンジの柔らかい面に適量塗布する
- ③ガラス面にスポンジを押し当て液を弾かなくなるまで上下左右に磨く
※液が乾いてきたらガラス面に少量の水を付けて作業すると効果的 - ④磨き終えたら水でよく洗い流し綺麗な布で拭き上げる
※落ちにくい頑固なウロコは繰り返し作業してください
付属のスポンジは洗って乾燥させることで繰り返し使用できるようです。この辺りは一般的な油膜除去剤・ウロコ落としと同じといったところでしょうか。
ガラスの油膜を落としてみた
まずはサイドガラスに施工された撥水剤を落としてみようと思います。
サイドガラスは現状バチバチの撥水状態。ガラス状の砂などはすでに落として綺麗にしてある状態です。
液が乾いてきたら多少の水を付けると効果的だと書いてあったので、多少濡れた状態から施工していきます。
容器の下の方で固まっている感じがするので、しっかり振った方が良さそうです。
適量(どのくらいかよく分からなかったけれど…)をスポンジに付けてガラスを縦横に磨いていきます。最初は液剤が弾かれますが、弾かなくなるまで磨きましょう。
液剤が弾かれなくなったら水でコンパウンドを洗い流します。
コンパウンドを残してしまうと、後々乾いて白い跡になったり傷の原因になるのでしっかりと流しきりましょう。
『ガラスストリッパー』を施工した部分は撥水剤が落ち、ガラスが親水膜を張っていることが分かります。
使ってみた個人的な印象としては、スポンジに厚みがある分余計に力を込めてしまい疲れました。
結果としては、かなり強力に撥水していたコーティングも綺麗に落とすことができました。
ガラスのウロコを落としてみた
続いて、ウロコ落としにチャレンジしてみます。
ガラスのウロコは普段目立たなくても、太陽越しに見ると結構目立ちますし、撥水剤の施工でも邪魔になります。今回は『ガラスストリッパー』を使って、こちらのウロコ落としに挑戦です。
ウロコ除去も施工方法は同様です。ザラザラ感が無くなるまで、しっかりとガラスをスポンジで磨いていきます。
ある程度磨いたのち、水で洗い流してみたのが上の画像。施工した部分は油膜がしっかりと落ち、水を弾かなくなりました。
水分を拭き上げてウロコを確認したところ、確かに落ちているものの若干残っているといった印象。
落ち切らなかった場合は何回か繰り返すように書かれていたので、このまま2回目の施工を行いたいと思います。
2回目の施工はかなり力を込めて施工してみました。ただ、間に砂などが入ってしまうと傷の原因になるので注意が必要です。
この作業は縦横に施工する方向を変えながら行うのが非常に重要です。擦る向きによって落ち方が違うので、意識的に行ってみてください。
2回目の施工を終えたあとの状態がこちらです。上部分は太陽光が乱反射して模様が見えるようになっているのに対して、下の施工した部分はガラス表面が滑らかになり、均一な反射になっていることが分かります。
ウロコもしっかりと落とせるみたいです。
『水アカ取りパッド』と施工時間を比較してみた
今度は、僕が普段使っているカーオールの『水アカとりパッド』とどちらが早く撥水剤を落とすことができるのか比較してみたいと思います。
現状のフロントガラスはめちゃめちゃ撥水している状態。『ハイブリッドストロング』を1日前に施工したばかりのガラスです。
こちらをマスキングテープで中央から二つに分け、撥水剤を落としきるまでの時間を比べてみます。
まずはストーナー『ガラスストリッパー』から。
ここまで使ってみた印象としては、水がたくさん施工面に乗っている状態よりも、半乾き位の状態で施工した方が効率的なようです。
しかし完全に乾いてしまうと途端に滑りが悪くなってしまうので、適度に水をかけながら施工していきました。
最後に水でコンパウンドをしっかりと洗い流して完了です。画像の左半分は完全に水を弾かなくなりました。
ストップウォッチを止めるのに手間取ってしまい(焦るとスマホの操作方法ってわからなくなったりしますよね…)時間が進んでしまいました。表示は8分23秒ですが、施工が終わったのは7分55秒くらい。
フロントガラス半分の施工でおよそ8分でした。
続いて『水アカとりパッド』で画面右側の撥水剤を落としていきます。
こちらは液剤を使わずにスポンジに含まれているコンパウンドで油膜を落とすため、施工面にしっかりと水分がある必要がありました。
『ガラスストリッパー』は液剤なのでそういった部分に注意する必要が無いので、施工感は若干異なります。ただ『水アカとりパッド』はスポンジが薄いため、手を添えるだけで簡単に擦ることができます。
その点、力を込めずに施工できるので体力的には若干楽な印象です。
『水アカとりパッド』を施工した助手席側も水を弾かなくなり、フロントガラス全体が親水状態になりました。これで水アカとりパッドの施工も完了です。
『水アカとりパッド』でのフロントガラス半分の所要時間は5分50秒。
6分だとしても、『ガラスストリッパー』より2分ほど早く撥水剤を落とすことができました。施工スピードでは『水アカとりパッド』の方に軍配が上がりました。
まとめ
今回は油膜やウロコを取る、ストーナーの『ガラスストリッパー』を使ってみました。
実際に使ってみたところ、油膜も落ちるし、撥水剤も落ちるし、ウロコも落ちる。役割をしっかりとこなしてくれる商品でした。
最終的に『水アカとりパッド』と施工時間を比較してみたのですが、スポンジの違いが大きい印象を受けました。
『ガラスストリッパー』のスポンジは柔らかい部分がちょっと厚めなのに対し、『水アカとりパッド』は柔らかい部分がありません。
そのため、『水アカとりパッド』の方が力を入れやすい(力を入れなくても力が伝わりやすい)と感じ、結構体力的も省エネで済む印象を受けました。
でも、これには問題もあり、軽くでも力が入るという事は、誤って砂などが混入した際には、その分傷つけるリスクが高まります。
それに対して、ガラスストリッパーのスポンジは柔らかいので、少しリスク回避ができるのではないかと思います。
また、粗めのスポンジを使われているので、柔らかい割には落としやすかったと思います。しかし、スポンジの柔らかさせいでガラス面に押し付ける必要があり、疲れは感じました。
それもあってか、施工性では『水アカとりパッド』に分があると感じました。
施工時間では確かに差が出ていました。
あと気になるところとしてはコスパでしょうか。水アカとりパッドは2個で600円程度で販売されていますが、こちらは使い切りの商品。
染み込んだ液剤が無くなったら終わりです。それに対して『ガラスストリッパー』は液剤タイプなので保存が利くうえ、今回かなり使いましたが、まだ2/3以上残っているようです。
こまめな施工なら液剤タイプが有利なのは言うまでもありません。
いずれにしても油膜やウロコをしっかりと落としてくれるので、気になった方は一度試してみてください。
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