はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はカー用品店に並んでいる、洗車スポンジを比較してみたいと思います。
過去に色々な検証をしてきました。中でもカーシャンプー比較や拭き上げクロスの比較などをしたことはありましたが、スポンジの比較をしたことが無いなと思い立ち購入してきました。今回購入してきたスポンジはこちらの6商品です。
普段はムートングローブを使って洗車していますが、スポンジも使います。
泡が少ない場合はスポンジを浸して揉みこむと泡が立つので重宝します。
レシートによると僕が買ってきたのは、安い物で162円。高い物だと547円でした。並べてみると、形も大きさ・厚みも様々です。
これらの違いが使用感にどのように影響するのか、実際に使い、金額と照らし合わせて個人的なランキングを付けてみようと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
商品を比較する環境・内容について
今回はこちらのマーチを使ってスポンジを比べていきます。
スポンジで洗車をする際には手袋、ニトリルグローブなどを着用することをお勧めします。
理由は、スポンジを持つ手の爪で、知らぬ間にボディを引っ掻いてしまうことがあるからです。綺麗にしようとして傷を作っては元も子もないので、保護のためにも付けるようにしましょう。手荒れなどの防止にもなりますよ。
今回使用しているのは、エステーのニトリルグローブSサイズ。間違えてSサイズを購入してしまったので、手の血が止まりそうです。皆さんはサイズに注意して購入してください。
洗車が終わった後には、スポンジもしっかりと洗う必要があります。
使い捨てをするものではないので、洗いやすさも重要です。僕の場合は洗車バケツに付いているグリッドガードを使ってスポンジを洗います。
スポンジを洗う際に、水をかけながら揉み洗いをする方が多いと思いますが、もっと効率の良い洗い方があります。
それは水を出した状態のホースノズルを使って、グリッドガードの網目にスポンジを押し付けて洗うことです。この方法なら、手をほとんど濡らさずに素早く泡を洗い流すことができます。
洗車後にはこの方法でスポンジの洗いやすさも比べていこうと思います。
ジョイフル 『洗車スポンジスタンダード』
こちらは今回購入した中では最安162円のスポンジ、ジョイフルの『洗車スポンジ スタンダード』です。
正直、安っぽい感じはしますが、しっかりとボコボコの面と平らな面で分かれていて、形では他のスポンジと大きく変わりません。泡の吸収も問題ない印象です。
う~ん…まぁ悪くない。
スポンジで車を洗う際はしっかりと水をかけて砂ぼこりを流してから洗うようにしましょう。
このスポンジにはイボイボの面と平らな面がありますが、僕はどちらで洗うのが正しいのかわかっていません。
いつもはイボイボの面で洗っているので、今回も同様に洗っていきます。実際に使ってみると、スポンジが分厚いのでドアバイザーやドアノブ付近などはちょっと洗いづらい。
スポンジをつぶしながら隙間に差し込むことになるので、ちょっと力が入ってしまうかな?といった印象です。しかし両面とも純粋なスポンジなので隙間に入れさえすれば両面とも擦ることができます。
最安ながらスポンジとしては、十分だと思います。
洗いやすさに関しても、よくある普通のスポンジといった感じ。逆に洗いなれているのでつらさは感じませんでした。
ただ、こちらに関しては金額も安いので、頻繁に交換できそうです。
どんなスポンジでも使っているうちに劣化していくので、そういった部分のコストパフォーマンスは重要になるかもしれません。
ソフト99 『洗車スポンジ リッチ&ソフト』
こちらは437円で購入してきた、ソフト99の『洗車スポンジ リッチ&ソフト』。
先ほどのスポンジに比べて若干薄くなりましたが、スポンジ自体が非常に柔らかくなっています。
シャンプーの中でスポンジを揉んでみましたが、先ほどのスポンジとかなり違います。本当に柔らかい。こちらの方が泡を作りやすそうです。
スポンジが薄くなった分、ドアバイザーやドアノブなどの隙間にスポンジを差し込みやすくなりました。
また、柔らかいのでボディのアールに沿って変形しやすく、触った面は洗い残しが少ない印象でした。車のボディは、曲面がたくさんあります。そのため、柔らかい方がフィットしやすいのでしょうか。
逆に柔らかい分、持ちにくく感じました。広い面を洗う時には疲れやすいかもしれません。また、爪が当たりやすくなるので注意が必要です。
洗いやすさに関しては、普通といったところ。
重みが無い分泡切れが早いかと思っていましたが、スポンジ内部に多くの洗剤を含んでいたのか案外時間がかかりました。時間がかかったといっても先ほどのスポンジと同様にと言ったところ。
泡を多く含む分、シャンプーを付ける回数は少なめで使えていたのかもしれません。
ワコー 『ラバータッチ洗車スポンジ』
続いて同じく437円で購入してきた、ワコーの『ラバータッチ洗車スポンジ』です。
気泡の薄膜を取り除き、汚れを素早く取り込む構造になっているそうです。
スポンジが3層に分かれていて、中央部分は両サイドとスポンジの種類が違います。
中央部分は粗目の素材、両脇はきめの細かいスポンジに見えます。揉んでみた感じとしては低反発クッションのような印象です。
形状も特殊で、短辺の一方はアールがついた凹形状。もう一方の辺は直線です。ここはどのように使うものなのかは謎です。
今までのスポンジと比べて若干硬め。しかし中央に配置された目の粗いスポンジのおかげか結構泡立てやすいと感じました。
逆に両脇部分のキメの細かいスポンジは泡立ちにくいのでしょうか。
スポンジが硬くなると使用感も変わります。
平面は安定して持ちやすくなりますが、車のくぼみになる部分は押し付けないとスポンジが触れない面ができてしまいます。
実際には何度も擦り、当たる面が変わることで磨き残しはなくなると思いますが、擦る回数は少ないに越したことはありません。
しかし、持ちやすさから施工性は高そうです。ドアバイザーやドアノブの洗車には硬さと厚みから向かないと感じました。
洗車後に洗ってみると、思いのほか泡切れがいい。
やはり硬めの印象はありますが、真ん中の粗めのスポンジ部分が泡を逃がしてくれているのか、洗いやすい印象を受けました。
洗う時間も短めで済みました。
アイオン 『プラスセーヌスポンジ』
こちらは492円で購入したアイオンの『プラスセーヌスポンジ』。
パッケージから取り出すと、ブルンブルンしています。厚みは今までの中で一番薄く、先ほどの『ラバータッチ洗車スポンジ』と比べると1/2ほどです。
触り心地は非常に良いです。泡立ちも悪くありません。
一番の印象としては、素材が強い感じ。ひねってもちぎれません。
実際に使ってみると、非常に使いやすい。
薄いのでドアバイザーやドアノブの隙間にも入り込みやすく、また両面で擦ることができるので施工も速いです。
また、手に吸い付くような感じがあり、上から押さえるだけでクロスのようにボディを擦っていくことができます。滑りも悪くありません。
もうひとつびっくりしたのが、洗車スポンジでありながらクロスのように絞ることができること。
通常スポンジはひねるような力に弱いので、押しつぶして絞ることになりますが、これは雑巾のように絞ってしまっても大丈夫でした。
洗車後の片付けも楽になりそうです。
アイオンのスポンジも洗ってみました。他のスポンジ同様にホースノズルを押し付ける洗い方よりも、絞ってしまった方が早い印象。
他のスポンジでは通用しない方法ですが、このスポンジなら大丈夫。
しっかりと絞ってしまっても大丈夫な程強いので、水をかけて絞るを続けることで、しっかりと泡と水分を取り除くことができました。
シュアラスター 『ウォッシングスポンジ』
今度は金額が上がって547円、シュアラスターの『ウォッシングスポンジ』です。これば僕も結構使っているので持っているのですが、今回の比較のために新しく購入してきました。
このスポンジの特徴は持ちやすさ。両脇のくびれによって、手にフィットして持ちやすい。そして裏面が滑り止めになっているので滑りません。
また厚みもしっかりあるので爪も当たりにくくなっています。
実際に使ってみると、滑り止めとくびれによる持ちやすさで、疲れずに洗車をすることができます。スポンジは硬すぎず柔らかすぎずといった感じ。
柔らかくはありますが、ボディを擦っている途中で型崩れするほどではないのでしっかりと握りながら洗車することができます。
しかし、その弾力によってドアバイザーやドアハンドルなどの細かい部分を洗うのには向きません。片側が滑り止めになっているので反対面が当たってしまうような場所への使用は避けた方がいいでしょう。
総じて言えば使いやすいのですが、広い面向きのスポンジと言えるでしょう。
洗ってみると、片面が滑り止めになっている関係で水を吸い込みません。
施工面側から水をかけながらホースノズルを押し当てていきます。このスポンジも泡切れに関しては普通といった感じ。結構洗いやすいと感じました。
ワコー 『凸凸洗車スポンジ』
最後に登場するのがワコーの『凸凸洗車スポンジ』。
こちらも先ほど同様547円で購入してきました。正しい読み方はわかりません。特徴としてはとにかく分厚い。先ほどのシュアラスターのスポンジと比較しても3割増し。
一番薄いアイオンのスポンジと比較すれば3倍以上ありそうです。
今回使ったスポンジの中にも凹凸があるものが多くありましたが、このスポンジには切込みがたくさん入っています。
この切込みが色々な隙間に入り込んでくれるということです。
スポンジ自体は結構柔らかいのですが、厚みがあるので細かい隙間にの洗車には向かなそうです。グリルなどのくぼみは大丈夫だと思いますが、ドアバイザーやドアハンドルなどには使えません。
持ち手があるので持ちにくい感じはありませんが、重みもあるので人によっては疲れるでしょう。逆に重みがある分、力は加えやすい印象です。
こちらも他のスポンジ同様に洗ってみると、分厚く切込みが入っている関係でうまく洗えません。
切込みの入っている面を上にして、バランスを取りながら洗い流しますが、ちょっと洗いにくい印象でした。
まとめ
っといった感じで、今回は6種類のスポンジを使い比べてみました。
使いやすさ、洗いやすさから金額までを考慮して、僕の中で順位をつけてみました。先にお伝えしますが、あくまで「僕の個人的な順位」です。
人それぞれ大事にするポイントが違うと思います。僕にとってのデメリットがメリットになる方もいると思うので、レビューを通して自分に合うスポンジについて考えてもらえたらと思います。正直1位と2位は非常に悩みました。
6位はワコーの『凸凸洗車スポンジ』。厚みも他の物と比べて非常に厚くなっています。
順位の理由としては、厚すぎて使いづらいと感じてしまったこと。
切れ込みもグリルなどならいいのかもしれませんが、細かいところの洗車には向きません。また、切れ込み一つひとつの弾力が弱いため、大きい割に力が伝わっていないのではないかとも感じました。
幅が広いことによって持ちづらくなってしまっているし、吸い込む水の量も多いので疲れることもあり、6位とさせていただきました。
5位は、ワコーの『ラバータッチ洗車スポンジ』です。
3層に分かれたスポンジや低反発ウレタンのような感触がいいなと最初は思っていたのですが、実際に使ってみると思っていた以上の硬さがあり、アールの強い部分の洗車には向かないと感じました。あまり考えずにササッと洗うと、場所によっては洗い残しがたくさんできてしまいそうです。
そういった部分を考慮した結果、5位とさせていただきました。
続いて4位は、ソフト99の『洗車スポンジ リッチ&ソフト』。
非常に柔らかいスポンジ、ソフト感は今回の中で最高です。
ただ、ちょっと柔らかすぎる。柔らかすぎることによって持ちづらくなってしまっています。サイズに関しても、もう5mmくらい高さがあった方が安心して使えそうです。
ただし、柔らかいので細かい部分にも入り込んでくれるので、細かい部分の洗車には向いています。
3位はジョイフルの『洗車スポンジ スタンダード』です。
理由は何と言っても値段ですね。僕が購入した金額は162円。
他の商品は400円越えの中、半額以下の圧倒的安値です。だから消耗品と割り切ることができ、ボディのみでなくタイヤやホイールにも心置きなく使えます。
正直スポンジも若干硬めだし、安っちい感じはあります。しかしコストと合わせて考えるとこの順位になりました。良い商品だと思います。
2位はシュアラスターの『ウォッシングスポンジ』。
1位と2位に関しては、非常に悩みました。どちらも非常に使いやすかった。
このスポンジもしっかりと洗車する人の目線で作られていると思いました。非常に持ちやすく、程よい柔らかさで疲れずにどんどん洗車できます。
でもなぜ2位になったのかというと、「厚み」です。ドアバイザーやドアノブなどの細かい部分を洗うには厚みがありすぎ、持ちやすさを生み出す滑り止めもあるために洗える場所が限られました。
そういった理由から2位とさせていただきました。
今回の1位はアイオンの『プラスセーヌスポンジ』です。
これは他のスポンジと比較してみてもかなり薄く、ドアバイザーやドアノブなどの隙間も問題なく洗車できます。
それでいて、素材による効果なのか手が滑らずにクロスで拭き上げを行うようにボディを洗っていくことができました。場所を選ばずに、細かい場所も広い場所も施工性が高いのが1位に選んだ要因です。非常に使いやすかった。
そして非常に頑丈です。雑巾のように絞ってしまうこともできました。
今更ですが、スポンジと呼んでいいのでしょうか。といった感じですかね。
以上が今回使ってみたスポンジの感想と、僕なりのランキングでした。
一概にスポンジと言っても、サイズ・形・硬さなど様々であることを今回改めて認識しました。使ってみて思ったことは、持ちやすさがとても大切だということ。そして持ちやすさは、手のサイズも違うので人それぞれだと思います。
だからスポンジを選ぶ際には一度つかんでみるといいと思います。
また水を使った時には感触や重さが変わるので、実際に使ってみないとわからないこともたくさんあると思います。
今回使ったもの以外にも様々なスポンジが販売されているので、あなたも自分に合ったスポンジを探してみてはいかがでしょうか。
きっと洗車が楽しくなると思いますよ!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!