はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、以前磨いたボンネットにコーティングを施工して行こうと思います。そこで、どうせだったらコーティング剤を比較しようということで、ソフト99のプリズムシールドという商品とレインドロップを同時に施工してみたいと思います。プリズムシールドの方は初めて使う商品なのですが、特徴としては未塗装樹脂にも使えて、ボディが濡れた状態でも施工が出来るという商品。
一方のレインドロップの方も、未塗装樹脂に使えて窓ガラスにも使え、濡れた状態でスプレーをするだけという商品。正直僕は何が違うのかわかりません。さらにメーカーも同じなのでもっと混乱です。
このプリズムシールドという商品、ソフト99の商品にも関わらず僕は全く知らない商品でした。セット内容は普通の簡易コーティング剤にクロスが付いているものといった感じ。今回はこれらの商品を実際に使って比較してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
ボンネットに同時に施工してみる
今回施工するのはこちらのボンネット。洗車機に20回通したのち、ポリッシャーでの磨きが終わっております。洗車機の傷はドアノブ周りのひっかき傷と違って本当に浅めだったので、比較的楽に落とすことが出来ました。
現状ではコーティングが施されていないため、親水状態です。ここに3本マスキングテープを引いて、4ヵ所に分けて施工できるようにしてあるので、レインドロップとプリズムシールドを「ボディが濡れた状態での施工」「乾いた状態での施工」にそれぞれ分けて施工して行こうと思います。
左側2面には「ボディが乾いた状態での施工」を行っていきます。2つの商品の使い方はほぼ一緒です。一番左に施工するのはレインドロップ。拭き上げるタオルはマイクロファイバークロス。乾式の場合は、このクロスが濡れた状態で拭き上げていきます。
このレインドロップ、過去に使用した際に感じたこととしてはムラになりにくい。優しく拭き上げるだけで施工は終わりです。
左から2番目の面にはプリズムシールドを施工します。スプレータイプなので周囲に飛ばないように注意しながら施工します。
こちらの施工は、付属のクロスを使用します。クロスは若干小さいと感じました。こちらもレインドロップ同様に、濡らして硬く絞ったクロスで伸ばしながら拭き上げていきます。施工した印象としては、プリズムシールドの方が艶が出そうな印象でした。
両方の施工を終えた印象では、レインドロップの方がサッパリ、カラッと拭き上げられる感じがしました。液剤に引っかかりを感じずにサッと伸ばせるので、ムラになりにくそうな印象を受けるのですが、プリズムシールドに関しては液剤の付いた面と付いていない面の艶感に差があり、液剤もネッチョリとした印象を受けました。
成分ですが、レインドロップの方はシリコン・ケイ素系樹脂・アルコール類。プリズムシールドは、シリコン・ワックス・撥水ポリマー・ケイ素系樹脂となっています。
施工方法は似ているのですが、中身は全然違うようです。成分から受ける印象としてはプリズムシールドはワックスに近いもの、レインドロップはガラス系コーティングに近い感じを受けます。
先ほど施工を終えた2面に水がかからないよう養生を行い、今度は右側2面に湿式での施工を行っていきます。実は僕としては今は湿式での施工をあまりしたくありませんでした。
理由としては、ボディを磨いた直後でボディに付着する水の量が多すぎるから。普通に水をかけたまま施工すると、効果が薄れる感じがしてしまいます。そのため、多少水気を取って水が多少乗っている程度の状態で施工を進めていこうと思います。
まずは左側の面にレインドロップを施工していきます。スプレー缶を良く振り、ボディに水滴が残った状態で万遍なく吹きかけます。液剤がかかった個所から撥水していくのが分かります。その後タオルを絞りながら全体に塗り込んで終了です。
一番右側の面にはプリズムシールド施工していきます。こちらもボディに残っている水の量を多少調整してから施工しました。
湿式での施工でも、プリズムシールドは拭き上げ時にワックスを拭き上げるようなヌメッとした感覚がありました。しかし、こちらも濡れた状態での施工ができるので、非常に楽だと思います。こちらも水分と一緒に拭き上げて完成です。
撥水効果を確認してみた
コーティングの施工から2日が経過しました。コーティング剤の定着のために、施工後少し時間をおいています。施工されているのは左からレインドロップ(乾式)、プリズムシールド(乾式)、レインドロップ(湿式)、プリズムシールド(湿式)です。施工後2日間が経過した現時点では、艶に大きな違いは見られません。
こちらは乾式施工部分の撥水の様子です。どちらも非常によく撥水しています。レインドロップの方が撥水しているような気もしましたが、誤差の範囲内。ボディの傾斜程度で変わる範囲だと思いました。大きな違いは見られません。
こちらは湿式で施工した面。湿式施工の方ではプリズムシールドの撥水効果が少し落ちているような気がしました。プリズムシールドは乾式での施工の方が効果を発揮しやすいのでしょうか。それでもどちらもよく撥水していて、大きな差とは言えないと思いました。
全体的によく撥水していると思います。洗車後のボディが濡れたままの状態で施工出来て、これだけ効果を発揮してくれるのであれば十分だと思います。印象としては、若干レインドロップの方が効果が高いような気がしましたが、誤差の範囲内かもしれません。大きな差はないんです。この程度の違いであれば商品を分ける必要があるのでしょうか…。僕は大きな違いを見つけることができませんでした。
まとめ
今回は、ソフト99のレインドロップとプリズムシールドを湿式・乾式でそれぞれ施工してみました。同じメーカーで使い方はほぼ一緒。違うのは成分とスプレー方式くらいです。使ってみた印象では、プリズムシールドにはワックスが入っているということで、施工時タオルで拭き上げる際になんとなく柔らかい感じというか。レインドロップの方が、ガラスに近いような硬いような感じを受けました。しかし、この差っても微々たるもので、成分を確認したから感じているのではないかとも思えます。
撥水性能に関しては、僕には見分けがつかないぐらい、ほぼ一緒です。あとは値段や耐久性でどちらを選ぶべきか決めることになってきます。僕個人で言えば、レインドロップの方が好みなのですが、プリズムシールドと大きな違いは感じられませんでした。
他に違いがあるのかもしれませんが、今回の検証ではわかりませんでした。メーカーさんも明確な違いがあるのであれば、しっかり記載してくれるといいのにと思っています。これも商品選びで迷う理由の一つだと思います。
同じメーカーで、同じような商品がたくさん出ています。これはソフト99に限らず他のメーカーも過去の商品を残したまま、新しいのをどんどん作っていくからだと思います。個人的には、商品をリニューアルしたら古いものを撤去してもらいたい。
もしくは、メーカーごとでこの商品の比較をして、数値やグラフで差を明確にしてもらえると助かるなと思います。
パッケージから何に特化しているのかわかるようになっているものもありますが、大抵の商品はわかりづらいと感じています。今後は僕の方でそれぞれの統一した評価をできればいいなと思っています。良かったらこまめに商品レビューを確認してください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!