はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、365日耐久と謳っているガラス撥水剤を使って行こうと思います。
その商品は、プロスタッフの『ダンク耐久クイックパッド』という商品です。僕も色々な商品を使ってきましたが、耐久性に特化しているものでも365日耐久というのは今まで聞いたことがありません。
ちょっとやりすぎじゃないのかなとも僕は思っているのですが・・・
今回は撥水力と施工性を確認してみて、今後時間をかけて耐久性を見ていきたいと思っているのですが、僕が一番気になっているのは「耐久性」の部分です。
撥水力が「まぁまぁ」なものでも、その撥水状態がずっと続いてくれるのであれば、僕はそれでも良いと思っていますし、撥水力がいくら高くても、すぐに効果が無くなってしまうのであれば意味が無いとも思っています。
様々なメーカーの方にお話を聞いてきましたが、撥水性の耐久試験では水滴の接触角を見ている会社がほとんどだと思います。
ですが、こういった耐久性の基準というのは会社によってマチマチなイメージです。
僕の感覚では施工後、気持ちよく撥水効果を持続してくれる期間は、記載されている耐久期間の1/3くらいです。まずは今回、施工したての時点でどのような撥水効果を発揮してくれるのか、そこの部分を確認していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
早速施工してみた
今回はセレナに施工していきたいと思います。
まずは、ガラスの汚れや油膜、古いコーティングを落として下地を作っていきます。今回は『水アカ取りパッド』が在庫が無かったので、プロスタッフの『油膜落とし』で下地を作りました。
画像のように親水状態になれば下地の完成です。ここにプロスタッフの『ダンク耐久クイックパッド』を施工していこうと思います。
『ダンク耐久クイックパッド』の使い方は、以下の通りです。
①ガラス面の汚れ、ホコリを水洗いで取り除き完全に乾かす。
※他のガラスコーティング剤や油膜が付いている場合は油膜取りクリーナーで除去しておく。
②ボトルを上向きにしてキャップを外し、フェルトスポンジに液量が確認できる部分を手前側にし、フェルト部からボトル先端が飛び出さないようにセットする。
※キャップを外した状態でボトルを押す、振る、握ると液が飛び出すので注意
③ガラス面にフェルトを当てたままボトルの側面を2~3回軽く押し、フェルトに染み込ませる。
④塗った箇所が白く乾いたら(約10分程度)硬く絞った綺麗な濡れタオルで拭き上げる。
⑤使用後は液漏れ防止のためしっかりキャップを閉め、石鹸で手をよく洗う
重要なところは硬く絞った濡れタオルで拭き上げるという所だと思います。
そのほかは、既存のガラス撥水剤と大体一緒の手順です。
成分はイソプロピルアルコールとフッ素系シランとシリコンと酸。酸が入っているので、強く押しすぎてボディに付着することが無いように注意してください。セット内容は、スポンジとこの液剤のみ。スポンジ面とボトルの向きを合わせてセットします。
臭いはアルコール系の臭い。垂れないように注意しながら施工していきます。
施工は原始的な気がしましたが、特に面倒な感じはしませんでした。液剤の量が少なめなので、フロントガラスの施工で全部なくなってしまうと思います。
サイドガラスなどまで施工する場合は、あと数個購入する必要が出てくると思います。金額は500~600円くらいだったと思います。
ちょっと高めに感じますが、365日耐久が実現されるのであればかなり安い金額設定だと思います。
10分程度経つと乾いて白くなるようなので、10分間待ってから拭き上げていきます。
今回は耐久性の比較対象として、カインズのガラス撥水剤を助手席側に施工していきます。
施工初期時点の撥水効果と、長期的に経過を観察する対象として見ていこうと思います。
10分経つのを待って、ガラス表面が乾いて白っぽくなったのを確認したら、乾く絞った濡れタオルで拭き上げていきます。
今回はマイクロファイバークロスを使って拭き上げを行いました。マイクロファイバークロスを使う理由としては、塗布後すぐに拭き上げるタイプではない場合、吸水性の高いクロスを使った方が綺麗に仕上がるからです。
このタイプに綿タオルを使用すると、吸水性が低いためかギラつきが発生することが多い印象があります。『ダンク耐久クイックパッド』は、ムラもなく綺麗に拭き上げを行うことができました。
反対側に施工したカインズの撥水剤を施工した面も拭き上げます。
拭いた感覚では、カインズの方がちょっと「ねっちょり」していると感じました。『ハイブリッドストロング』もカインズのものと同じなのですがちょっと伸びやすい。
『ダンク耐久クイックパッド』の方がカラッと拭き上げられる印象です。
どちらも拭き上げが大変ということはありませんでした。
今回は、このまま24時間放置してコーティングを定着させ、翌日撥水効果を確認していこうと思います。
施工翌日、撥水効果を確認してみた
施工後1日経過しました。早速水をかけて施工直後の撥水力を見てみます。
左が365日耐久の『ダンク耐久クイックパッド』、右がカインズの『ガラス撥水剤』です。どちらもしっかりと撥水しています。
昨日のコーティングを落とした直後の親水状態とは全く違います。同時に水をかけてみたところ、水残りはカインズの方が少ない印象です。
『ダンク耐久クイックパッド』の方のウリは「撥水力」というよりも「耐久性」。定期的に撮影をして、どのように変化していくのかを見ていこうと思います。
こちらは車内から撮影した映像になります。
右側が『ダンク耐久クイックパッド』、左側がカインズの『ガラス撥水剤』です。
どちらもしっかりと撥水していますが、ガラス右側部分『ダンク耐久クイックパッド』の方が、流れる水の「尾」の部分が長いのが分かるでしょうか。
対して左側のカインズの『ガラス撥水剤』の方は尾が短い状態で流れています。これが撥水効果の違いと見ていいと思います。
水を止めた後のガラスへの水残りにも違いがあります。
左側のカインズの『ガラス撥水剤』の方が水滴の残りが少なくなっています。
施工直後の撥水力に関しては、今のところカインズの方が強いという事が確認できたと思います。
しかし、『ダンク耐久クイックパッド』の方は耐久性重視なので1週間後、1ヵ月後に再び撮影してみて、どこかで逆転する日が来ると思っています。
その時を映像として残したいなと思っているので、引き続き観察を続けていきたいと思います。
まとめ
といった感じで、プロスタッフの365日耐久ガラス撥水剤『ダンク耐久クイックパッド』を使ってみました。
今回は実際に施工をしてみて、施工のしやすさ、施工直後の撥水力を見てみました。
施工性としては、容器と液剤が別になっているものの、そんなに面倒に感じません。他のガラス撥水剤とそんなに大差はないかなと思いました。
しかし、量はちょっと少めです。今回施工した感じでは、フロントガラス1面が限界だと思います。
施工直後の撥水力は、カインズの撥水剤と比較したところ、カインズの方が撥水力が強いと感じました。水の滑りが全然違ったかなと思います。
しかし、『ダンク耐久クイックパッド』のウリは365日という長期間耐久。さすがにあの状態が365日続くとは思えないのですが、撥水力の弱まる速度がカインズの撥水剤とは異なってくるはずだと思います。
一時的な撥水力が全てではないと思いますし、撥水効果が365日、1年間続くんだったらコスパは悪くないと思います。
今後、1週間後とか2週間後、1ヵ月後のような感じで雨が降ったタイミングにでも撮影を続けていこうと思うので、続報を待っていただければいいかなと思います。
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