はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、バッテリー交換をします。このバッテリーはパナソニックのカオス。
今回はこれを買った際に、パナソニックの『ライフウィンク』というバッテリーの寿命判断ユニットを一緒に購入したので、同時に取り付けを行っていきたいと思います。
『ライフウィンク』は、バッテリーの寿命を一目でわかりやすくするもの。これがあれば、ボンネットを開けた際にバッテリーの状況がすぐにわかるようになるということです。
ライフウィンクを取り扱う上でまず重要なのが、「パナソニック製の新品バッテリーと同時に取り付ける必要がある」ということ。
例えば既にパナソニックのバッテリーが付いているとしても、そこに後からライフウィンクを増設することはできません。また、他メーカーのバッテリーでは、取り付けができないというものになります。
取り付け可能車両は、「標準車/アイドリングストップ車/ディーゼル車/業務車」という記載があります。
逆に取り付けできない車両は、「電気自動車/ハイブリッド車/緊急車両/特殊車両/改造車/バッテリーを2個使っている車両/24 V 仕様の車/農機/船/発電機など」とのこと。
冬になり寒くなってきたこともあり、バッテリーを新しくする方もいらっしゃると思います。
バッテリー交換時にライフリンクを取り付けることで、どんなメリットがあるのか。実際に取り付けて確認してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
古いバッテリーの取り外し
今回交換するバッテリーがこちらになります。
バッテリーを取り外すと、ナビなどの設定がリセットされてしまうことがあるので、エーモンの「メモリーバックアップ」を取り付けて作業を行っていきます。
このメモリーバックアップをバッテリーの代わりに車両のプラス/マイナス端子に接続をした状態で作業を行うことによって、短時間の間、バッテリーの代わりに電力を車両に供給し続け、設定のリセットなどを防ぐことができます。
まずは、バッテリーを固定しているステーを取り外していきます。
バッテリーの交換方法、皆さんはしっかり覚えているでしょうか。
バッテリー取り外しの際には「マイナス → プラス」の順、取り付けの際には「プラス → マイナス」の順で作業を行います。
何故かと言うと、バッテリーのマイナス端子は車両のボディにつながっています。
これによって、ボディの金属部分であればどこでもアースになるようになっています。ボディのどこに触れても通電してしまう状態でプラス端子から作業を行ってしまうと、金属の工具であれば、車両の金属部分に触れた瞬間に通電してしまうことになり、ショートの可能性が高くなるので、先にマイナス端子を外して、ボディアースの状態を解除するのが大切なんですね。
プラス端子を外した際には、念のために軍手などで端子をカバーしておくといいと思います。
ここまで来たら、バッテリーが引き抜けるようになるので、重さに注意しながらバッテリーを車から取り外しましょう。
バッテリーがあった部分にも汚れが溜まっていたりしますので、こういう交換の際には同時に掃除もしておくといいと思います。
古いバッテリーの取扱について
今回交換するのが、このパナソニックの『カオス ブルーバッテリー』。
箱の下の方に記載されている通り、ライフウィンク対応のバッテリーになります。これはネットで購入したのですが、届いたバッテリーの箱に古いバッテリーを入れて、着払いで送り返せば古いバッテリーを引き取ってくれるようです。
以前、バッテリーの処分が大変だという話をしましたが、今ではネット購入でも問題が無い時代になったんですね。
今回、古いバッテリーの取り外しに若干手間取りました。
というのも、新しいバッテリーについている、この取っ手が付いていなかったから。取っ手が無い場合、本体を脇から支えて持ち上げる必要があるので、非常に力を入れづらく大変です。
バッテリーの取っ手部分は取り外しができるようになっていますが、残しておくといいかもしれません。
『ライフウィンク』を使わなくても、バッテリー上部にインジケーターが付いており、ここの色を確認することでバッテリーの状態を確認することができます。
ただし、このインジケーターはあくまで目安。『ライフウィンク』はもっと詳しく状態を知らせてくれるようになっています。
新しいバッテリーに付いていた端子カバーは、古いバッテリーに付け替えます。
以前にもお話したことがありますが、バッテリーはプラスとマイナスで端子の大きさが異なります。
プラス端子の方が大きくなっているので、マイナス端子のカバーをプラス端子に取り付けることはできないので注意しましょう。
古いバッテリーは、カバーをした状態で箱に入れ、返送したいと思います。
新しいバッテリーの取り付け
古いバッテリーのあった場所に新しいバッテリーを設置します。
バッテリーを入れ替えただけなのに、見た目が一気によくなった気がします。
新しいバッテリーに端子を接続する際にも、つなぐ順番に注意してください。取り付けを行う際には、プラス → マイナスの順で接続を行います。
この時にバチバチッっと火花が散る可能性があるので、気を付けて作業しましょう。
バッテリーを接続したら、メモリーバックアップを取り外します。あとはステーで固定しなおせば、通常のバッテリー交換は終了です。
ライフウィンクを取り付ける
普通にバッテリーの取り付けを終えてから気づきました。
今回は『ライフウィンク』を取り付ける予定でした。失敗。
ライフウィンクからは赤と黒の端子の付いた配線が出ています。これらの端子は、先ほどバッテリーと接続した端子に咬ませることになります。
バッテリーの排気口など以外の場所であれば取り付け可能ということなので、早速取り付けを行いたいと思います。(バッテリーと同時に取り付ければよかった。)
バッテリーに接続している端子を固定しているボルトを緩めて、『ライフウィンク』の端子を挟み込んでいきます。振動で被覆がダメージを受けないよう、配線の取り回しに注意しながらプラス/マイナスそれぞれに端子を接続したら取付完了です。
ライフウィンクを接続すると、「エンジン始動性能」部分のLEDが発光します。
一番右側のランプが点灯しているので、良好ということですね。
このランプが要交換で光るようになった際には、バッテリーの交換が必要だという事です。
他にも注目していただきたい点としては、下の方にある「充電不足」と「車両点検」のランプ。
これはライトの消し忘れなどでバッテリーが上がってしまい、再充電することでそのままバッテリーを使うことができる場合は「充電不足」が点灯。
車両の発電機などの故障により、バッテリーが充電できないことによって起きたバッテリー上がりなどの場合は「車両点検」が点灯するようになっているようです。
これらのランプがあることによって、バッテリー上がりが起きてしまった際に、どのような対処を取ればいいのかの目安になります。
車両故障なのにバッテリーを交換してしまうなど、無駄な出費を防ぐこともできるようになりますね。
配線の接続が完了したら、バッテリーの蓋部分をシリコンオフなどで脱脂し、裏面の両面テープで張り付けましょう。
今回はステーの位置が微妙だったため、不本意ながらバッテリーの注意事項等が記載されている場所に貼りました。
張り付けてみると、見た目もすっきりしていて、悪くないと感じました。一目で状態が分かるのもいいですね。あとは配線をまとめるなどして取り付けは完了です。
取り付けが終わったら、最終確認を行います。エンジンを始動し、「エンジン始動性能」部分のLEDがレベル1~5で流れるように光るのを確認してください。
セキュリティランプのようにLEDが流れるように光っているのが確認できれば、全工程が完了です。
まとめ
っといった感じで、今回はバッテリーの方を交換して、パナソニックのライフウィンクというバッテリーの寿命判断ユニットを取り付けてみました。
このユニットのいいところは、LEDの5段階表示でバッテリーの劣化具合を見ることが出来ること。また、ライフウィンクのユニット自体に内蔵メモリが入おり、通常のテスターなどよりもっと詳しい診断をすることができるとのことです。
さらに専用のテスターを使えば、車に乗っている頻度などに応じてもっと詳しい分析が出来るみたいです。あとは、単純に放電が原因でバッテリーが上がったのか、車両側の故障によるものなのかに関してもわかる部分も大きいと思います。
このライフウィンク、2019年12月現在、Amazonで1517円で販売されています。
購入を検討する際に注意しなければならないこととしては、バッテリー交換のタイミングでしか取り付けが行えず、さらにパナソニック製の『ライフウィック』対応バッテリーでなければ使用できないという事。
パナソニックも上手いなと思いました。取り付けは、バッテリーを新品に交換するタイミングで検討するようにしてください。
この時期、寒くなってきたので、バッテリーが弱くなってきたと感じている方は、検討してみてはいかがでしょうか。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!