はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、こちら!
『FW1』というエアゾール式のワックスを使ってみたいと思います。
皆さんの中には結構気になっている方いるのではないでしょうか。訪問販売なども行われていて、実際に目の前で使ってもらって、効果を見せてくれたりして販売されている商品です。
知名度としては結構あると思います。金額はアマゾンで “2500円” ほど。1缶に “517ml” のワックスが入っています。
成分は、水、潤滑油、カルナバ蝋、へプタン。
缶には「自動車のガラス・ボディの汚れ落とし、艶出し」と記載されています。
「ガラス・ボディ、水を使わずに洗車から艶出しまでこれ1本(必ず目立たない部分で試してから全体にご使用ください)」
なるほど。これだけを読んだ時点で気になるところとしては、潤滑油とカルナバ蝋が使われているものをガラスに使うというのはいかがなものか。
油膜になってしまい、余計に埃などが付着して視界が悪くなってしまうのではないかと感じてしまいました。あんまりこういうこと言いたくないのですが「めちゃめちゃ怪しい!」もう見た目からして「怪しい!」。
しかし、知名度もあり、気になっている方も多いと思いますので、今回は実際に使用してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
まずはボディに使ってみた
まずは、BMW MINIのボディに使っていこうと思います。使い方は以下の通りです。
【FW1 使用方法】
①汚れが酷い場合は水洗いであらかじめ落としておく。
②容器を10回~20回よく振る。
③表面に少しずつスプレーし、マイクロファイバーなどの柔らかい布でムラなく伸ばす。
④10秒~20秒置いた後、クロスで拭き上げる。
水なし洗車っていっても「汚れや車体を傷付ける恐れのある砂利などはあらかじめ落としておく」と記載されています。
どの範囲まで言っているの?っていうお話です。結局は保険としてこういうことを書いている。
水なし洗車と謳っていても、やはり砂ぼこりの付いた状態では施工できないんです。車に付いた汚れっていうのは、大体が砂埃だと思います。そのまま擦ったら傷になるような汚れしか僕は付いていないと思っています。
だから、結局水洗いは必須だと思っています。カーシャンプーまではいかなくても、水洗いはしておいた方がいいのでは?という感じです。
今回も一応、水洗いは行ってあります。まずはワックスとしての性能を確認していきたいと思います。
スプレーをボディに噴射すると、勢いよく白い液体がボディに付いていきます。結構飛び散ります。
ボディに付着した『FW1』の液剤をクロスで薄く伸ばしていきます。
感覚としては液体ワックスのような感じです。薄く塗り伸ばすと、すぐに乾いていきます。この時点でボディには艶が出ています。
その後、乾いた面で拭き上げて完了です。施工は非常に簡単で、艶も出ました。
ボディに施工した際に、同時にリアフェンダー部分の未塗装樹脂にも『FW1』が付着したのですが、この部分にも艶が出ていました。
未塗装樹脂にも使えそうです。噴射の威力は結構強めで、周りに飛び散りやすい印象。施工した面は、触ってみるとツルツルしていました。
本当にワックスをかけた後のボディといった感じです。
未塗装樹脂に施工してみた
次に、先程未塗装樹脂部分でも艶が出ていた気がしたので、未塗装樹脂にも施工していきたいと思います。
画像右下部分の黒の濃い部分は、過去の動画で “Holts (ホルツ)” の『ブラックショック』を施工した部分。その施工の効果がまだ残っています。
この『ブラックショック』、すごい優秀だと思います。
画像左上部分にあった、白っぽくなってしまっている部分に『FW1』を吹きかけていきます。その後、クロスでまんべんなく伸ばしていきます。
この段階では、パッと見たくらいでは境目がわからないくらいになっています。更に10秒ほど待って、施工面を乾いたクロスで拭いていきます。
しばらく時間が経つと、先程見えなくなっていた境目が見えるようになってしまいました。
施工前よりは黒味が増しましたが、ブラックショックを施工した部分に比べると境目は歴然です。そのため、パパッと艶を出すことはできますが、未塗装樹脂はそこまで真っ黒にはなりません。
若干、艶は出る感じはありますが、専用商品には劣るといった感じでしょうか。
ミラーに施工してみた
続いてサイドミラーのメッキ部分に施工してみようと思います。今のところ、あんまり良さを感じていません。
すごい出るから飛び散ります。悪い言い方ではないですけど油感。カルナバ蝋などが入っているからか、ちょっとギットリしています。
まぁ綺麗にはなります。けど、油々しています。ワックスが好きな人ならいいかもしれません。
それで、ワックスは同じなんですがやっぱりこの塗りムラ。しっかり拭き上げられてないとこういった感じでちょっと白くぼけちゃう感じがあるので、しっかり乾いたタオルで拭き上げてあげてください。
拭き上げはそんな難しくないけどそんな極端に艶が出ているっていう感じはしないです。あと、ちょっと不満点を言うとガラスに付くのが正直嫌です。
撥水効果を確認してみた
ルーフに3種類のコーティングを施工
撥水を見て行きたいので今回ルーフを使って、シュアラスターの『固形ワックス』、『FW1』、『レインドロップ』、違うものを施工してみようと思います。
手前の面に『マンハッタンゴールド』を施工していきます。
スポンジを使って固形ワックスをルーフにしっかりと塗り込みました。施工後のルーフは、ヌメっとした艶、ワックス独特のウェット系の艶になっています。
『FW1』をルーフ中央の面に施工していきます。
広い範囲なので、直接ルーフに『FW1』を吹きかけていきました。
シュアラスターのワックスと比べてしまうと匂いは決して良いものとは言えません。まるで工業用のグリスの様な匂いがします。
スプレー後、拭きのばした後、20秒ぐらい経過したら乾いた面で拭き上げます。『FW1』の施工は本当に簡単です。パパッと施工したい人には良い商品だと思います。
でも塗り広げている時は、ラードを塗っているような感覚。においが僕は苦手です。
最後に1番奥の面に『レインドロップ』を施工していきます。
施工方法はルーフに直接『レインドロップ』を吹きかけて拭き上げるだけです。
『レインドロップ』の施工には施工面が濡れている必要があった気がしたので、一応この部分だけ霧吹きで濡らしてから施工しました。
施工した印象としては、『レインドロップ』だけ、すごく拭き上げやすいと感じました。今までの『FW1』や『マンハッタンゴールド』がヌルッとした艶なら、こちらはカラッとした艶、引き締まった艶といった感じです。
3つの商品をそれぞれ施工したので、このまま放置して定着させて、明日撥水性能を見て行こうと思います。
翌日撥水性能を確認してみた
1日経過したのでさっそく撥水性能を見て行くのですが、その前に埃などが付いている可能性があったのであらかじめ洗車をしました。
ルーフには、1番手前に『マンハッタンゴールド』、真ん中に『FW1』、1番奥に『レインドロップ』が施工してあります。
それぞれに水をかけて撥水性能を比べて行こうと思います。
左側が『レインドロップ』を施工した部分で右側が『FW1』を施工した部分で水をかけている時の画像です。
真ん中に水の線があると思いますがこれはマスキングの跡です。
『レインドロップ』を施工した面は比較的に水滴が小さく親水状態になることがなく、『FW1』を施工した面は『レインドロップ』を施工した面と比べると水滴が大きく少し親水状態になって流れ落ちていきました。
左側が『FW1』を施工した部分で、右側が『マンハッタンゴールド』を施工した部分で先程と同じく水をかけた後のアップの画像になります。
『マンハッタンゴールド』を施工した部分は水をかけると水滴がまん丸に近く、『FW1』を施工した部分は水をかけると撥水力が弱いからか水滴の形が歪になっています。
撥水力が弱いから言ってダメなわけではなく、逆に撥水力が高いからといっていいわけでもありません。そこは好みです。
撥水力が高い方がレンズ作用をして水アカや水シミになりやすいとも言われています。でも僕は親水に近い方だと水滴の面積が広がって水シミも大きくなってしまうのではないかと思っています。
ボディとリアフェンダー部分の未塗装樹脂にも施工していたので水をかけてみました。
疎水親水に近い感じですね。水滴の残りも少ないのでクリーナーの力で綺麗に落とせているのかなと思いました。
さらに翌日、水シミは落ちるのか試してみた
同じエアゾール式で過去の動画だとスマートミストの『リフレッシュワン』で落ちた水シミですが、『FW1』では落とせるのかを試していきたいと思います。
『FW1』はコンパウンドは入ってなさそうですが、落とせるとしたら石油系溶剤の力でしょうか?
このまま直接スプレーするとボディにも飛び散ってしまうので先にタオルにスプレーしてから水アカの部分に『FW1』を施工していきます。完全ではないけれど、ちょっと落ちていませんか?
施工して軽く拭いているだけですが、ちょっと落ちているような感じがします。
施工後、乾いたタオルで拭き上げました。水アカは綺麗に落ちています。施工から拭き上げまで『リフレッシュワン』の方が楽だった気がしますが落ちています。
ヘッドライトにも汚れが落ちるのか試してみた
ヘッドライトのこの白くなっている部分にも先程と同じように施工していこうと思います。
やっぱり僕はこのオイリーな感じがあまり好きではありません。
でも施工することによって間違いなく綺麗にはなっています。
わかりづらいかもしれませんが、くすみや汚れも落ちています。
なのでクリーニング作用もあると思います。成分表にぺプタンと書いてあります。
これが何なのかはよくわかりませんでしたが、施工中に入っていると予想していた石油系溶剤は成分内に入っていませんでした。成分としては潤滑油とカルナバ蝋とぺプタンでした。
このワックス成分で透明度が戻っているのかはよくわかりませんでしたが、ワックスで隠しているという感じはしませんでした。とりあえず効果はあるということです。
っといった感じで以上になります。
今回は皆さん気になっていたと思います、『FW1ワックス』を使ってみました。
この商品の特徴は、水を使わずに洗車から艶出しまでをこれ1本で済ませることが出来る、これが最大の特徴なんですが、使用方法に『酷い汚れや車体を傷つける恐れのある砂利などはあらかじめ落としておく』と記載されていました。
ここの部分の判断が難しいと感じました。僕が今回やったのは水なし洗車ではなく、あらかじめ洗ってしまいました。なので、この水なし洗車をどう捉えるのかが1番問題になってくると思います。
僕がいつも車を止めている場所というのは隣に畑があるため、1日車を止めていると砂埃がすごく飛んできます。風が強ければ傷になる恐れのある砂や砂利が付着してしまうので、それを落とすとなるともう水なし洗車じゃありません。
それに傷は1回付いてしまうと汚れと違って落としたりできないため、修復するとなるとパテなどで盛ったり塗装をしたりしなくてはいけなくなってしまいます。
そう考えると、僕はこの水なし洗車っていうものは勇気を振り絞ってすることが出来ません。だから、今回の『FW1』の特徴を最大限に使った検証にはならなかったと思います。そこは本当に申し訳ないと思っています。
もし僕が水なし洗車で綺麗施工出来たと伝えたとしても、全員が綺麗に施工できる訳ではないと思っています。
車の駐車している環境や場所などによって、どこまでが傷つかない汚れなのかというのがやっぱり判断しにくいです。
そんな怖い賭けをするぐらいなら1回汚れを落としちゃおうというのが1番安全なのかなと僕は思っています。
しかし、グリルの水シミのような汚れに関してはしっかり落ちていたし使いやすかったです。
またエアゾールタイプで量もいっぱい入っているので、まだまだ使えます。
けど、やっぱりちょっとオイリーな所が僕は気になります。油性で潤滑油とカルナバ蝋、臭いがすごく工業用の『グリス』っぽい感じがします。
パッと見はムースみたいなシェービングクリームみたいな感じがするんですが、よーく見るとすごいラードのような感じがして僕はちょっと苦手な感じがしました。
撥水はそこまで強い撥水ではなく、疎水や親水系の撥水でした。
なのでどんな人に向いているかっていう話で言うと、少し悪い言い方かもしれませんが、そこまで洗車に興味がなかったりパパッと施工して綺麗になっていればいいぐらいの人におススメだと思いました。
これは僕の個人の意見なので、他の『FW1』を使用した人とはまた違った感じ方をするかもしれませんので他の使用されている方の意見などもコメント欄などに書いてくださる方もいると思うので、そういうコメントなどを見て参考にして購入するかどうかを決めてもらえたらいいのかなと思います。
気になった方は購入してみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!