はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、カインズの『タイヤクリーナー 泡タイプ』を使ってみたいと思います。
前回もカインズの『ホイールクリーナー』と『簡単タイヤワックス』を使いましたが、今回はスプレータイプの『タイヤクリーナー』を使ってみようと思います。
タイヤワックスを使う前に使えよ!と思う方もいるかもしれませんが、そこは存在に気が付いていなかったのでご容赦ください。
今回の『タイヤクリーナー』は、「クリーナー+艶出し」まで行ってくれるエアゾールタイプの商品です。有名な商品だとクリンビューの『ノータッチUV』に似ている商品だといえるでしょう。
今回はこちらの商品を実際に使ってみようと思います。
特徴としてはやはり金額です。エアゾールタイプで198円。クリンビューの『ノータッチUV』も十分安いと思うのですが、2本入りで500円はすると思います。
そう考えるとかなり安い。2本買っても400円です。今回はこちらの商品の効果を試していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
カインズ 『ホイールクリーナー』を使ってみた
今回綺麗にするのは、N-BOXの前輪。運転席側の前輪は何も施工していないので、こちらの『タイヤクリーナー』で今から綺麗にしていきたいと思います。
一応、使い方を確認しておきます。
【使用方法】
換気の良い状態で作業をし、必ず目立たない箇所で試してから使用してください。
① 汚れや油分が流下しますので作業に適した場所で使用してください。
② 使用前に缶をよく振ってください。
泥汚れが酷い場合は、軽く落としてから使用してください。
③噴射方向を確認して目的の箇所から約15~20cm程度離して均一のスプレーしてください。
缶を傾けて使用しないでください、最後まで使いきれなくなります。スプレーをした後は、そのまま乾かしキャップをして石鹸等で手を洗ってください。フェンダーやブレーキディスクに本液が付着しないように注意しホイールに付着した場合は直ちに拭き取ってください。ムラが出た場合は2~3の作業を繰り返してください。
要は、スプレーをタイヤにかけるだけといった感じですね。早速やっていこうと思います。
予想はしていましたが、エアゾールのスプレーは周囲に結構飛び散ります。
スプレーが付着した部分は、泡がモコモコと膨らんでいきます。まるでシェービングクリームのようです。予想以上に膨らむ泡に結構びっくりしました。
タイヤ側面全体をカバーできるようにスプレーを一周吹きかけていきます。15~20cm離して噴射すると使用方法に書かれていましたが、そんなに離しているとボディまで泡まみれになってしまうような気がしますが…
ホイールに付いた液剤はふき取る必要があるということで、クロスで付着してしまった液剤をふき取っていきます。
難点だと感じたのは、ホイールに一切付着させずにタイヤ全体にスプレーすることはほぼできないということ。
泡がモコモコと膨らんでくるので、気づいたときには噴射した場所からかなり広がっていることが多かったと思いますし、何よりタイヤ上部にかかった泡は重力でホイールにどんどん向かっていきます。
そのため、ホイール周辺はクロスを使って泡を整えながら塗っていきました。
しばらく置くと、泡が落ち着いていくと同時に汚れが浮き出してきます。この茶色く泡が変色している部分は、タイヤから浮き出た汚れだと思います。(タイヤゴムの保護成分がにじみ出てきているという話も聞きますが…)
泡が落ち着いて液体になると同時に、汚れもタイヤ下方にどんどんと流されていきます。後半は写真のような感じで、泡はほとんど白ではなくなってしまいます。こうやって見てみると、タイヤが汚れていたのだと実感できます。
汚れが落ちるのを待つと、上写真のような感じでタイヤが綺麗になって現れます。
使ってみた感想としては、ひたすら楽。行動としては、タイヤに一周スプレーするだけ。本当に泡立ちがいいので、一周かけるだけでしっかりとタイヤ側面には泡が付着してくれます。
逆に難点としてはどうしてもホイールに付着してしまうので、ホイールを気にする場合はひたすらホイールを拭き続けなければならないということ。
汚れた泡もホイールに沿って落下していくので気になる方には向かない商品かもしれません。
施工後には、タイヤの黒味が引き立つような自然な艶も出ているのがわかると思います。
ただ、カインズの『簡単タイヤワックス』の方がもう少し黒味がある印象でした。タイヤが乾くのに従って白っぽくなる場所もありました。
艶出し効果としては、他のタイヤワックスと比べてもすごく簡易的ものだという印象を受けました。
『ノータッチUV』と比較してみた
やはり気になるのは『ノータッチUV』とどんな違いがあるのかという所。
実際に同時に施工してみて、確認してみようと思います。知名度で言えば、『ノータッチUV』の方が圧倒的に有名ですし、昔からある印象があります。確認してみたところ、まず成分から違いました。
ノータッチUV:水、シリコーンオイル、非イオン系界面活性剤、赤外線吸収剤
カインズ タイヤクリーナー:シリコーンオイルのみ
比べてみると全然違います。値段が違うのも仕方ないと感じますね。
タイヤの右半分にカインズの『タイヤクリーナー』、左半分に『ノータッチUV』を施工してきます。
施工前は、同じようなものだと思っていましたが、実際に施工してみると泡の感じが全然違いました。カインズの方はモコモコとした立体的な泡なのに対して、『ノータッチUV』の泡は控えめで背の低いものでした。
横から見てみると泡の高さの違いがはっきり分かります。
手前側が『カインズ』、奥が『ノータッチUV』です。カインズの方は盛り上がっているのに対して、『ノータッチUV』の方は平らな泡です。
泡だけを見るとカインズのタイヤクリーナーの方が気持ちよく感じます。
泡切れに関してもそれぞれ違った結果となりました。
『ノータッチUV』の方はほとんどの泡がすぐに無くなっていったのに対して、カインズの方はまだ泡がたくさん残っています。
特にタイヤ上面部分に関しては大きな差が出ていました。この時点で優劣を決めるのは非常に難しいと思いますが、『ノータッチUV』は泡が引くのが早い分、液体っぽい泡のためにホイールに垂れやすい。
カインズの方は泡立ちがよく、液体がとどまる分時間がかかるといったところ。
吹きかけやすさで言えば、留まってくれる分カインズの方が使いやすく感じるが、どちらもホイールには付着してしまうので、一概にこちらが良いとは言えないかもしれません。
しばらく時間をおいて、タイヤがある程度乾いた様子がこちらです。
どちらの商品もゴムの溝部分など乾ききっていない部分は残っているのですが、艶感を含めて、正直そんなに変わりがないかな?といった印象です。
“YOKOHAMA” の文字の終わる部分がちょうど施工の境目部分だったのですが、寄りで見てみても大きな違いは見受けられません。
艶に関しても、どちらも落ち着いた黒といった印象です。この『ノータッチUV』の黒さが好きだという人もいるのではないでしょうか。
こちらが仕上がりです。まだ乾ききっていない部分はツヤツヤに見えますが、ここも完全に乾くことで落ち着いた黒さのゴムへ変わっていくと思います。
仕上がりにはそんなに大きな違いはないかな?といった印象です。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はカインズホームの『タイヤクリーナー 泡タイプ』を使ってみました。比較対象として『ノータッチUV』も一緒に使ってしまいました。
使ってみた感想としては、やはり今回もコスパが良く、良い商品だと思いました。カインズホームの方は1本198円、かなり抑えた価格設定。
僕が今まで安いと思っていた『ノータッチUV』の方は、2本で500円です。1本が250円だとしても、若干カインズの方が安いわけです。
でも、『ノータッチUV』の方は紫外線吸収剤っていうのが入っていたりするので、その辺の紫外線関係を含めると、『ノータッチUV』もかなりお得な商品だと言えると思います。
カインズホームの方は界面活性剤とシリコーンオイルしか入っていないので、必要最低限のもののみに絞ることで価格を抑えた商品とも言えるでしょう。
それはそれで僕はアリだと思います。
施工性としては、カインズホームの方がモコモコと膨張した泡が出るタイプで、『ノータッチUV』の方はどちらかというとちょっとシャバシャバな泡といった印象。
このエアゾールタイプはタイヤのマークや柄のところにもしっかり入り込んでくれるのでどちらも比較的に施工しやすいです。
しかし、どちらの商品もホイールに付着しやすいので、タイヤワックスが一滴も付いてほしくないっていう方には、このスプレータイプをおススメできないかなと感じました。
手軽に施工したいという人にはこのエアゾールタイプがおススメです。
艶に関しては正直なところ、違いがわからないぐらいに似ていました。自然な艶で落ち着いた黒さになるといった感じでしょうか。気になった方は購入してみて下さい。
そいじゃ、また!
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