はい！ こんにちは、しのピー（@shinopp_yu）です！

今回はストーナーの『クリーン＆リペル』という商品を使ってみたいと思います。

これはガラスクリーナーと撥水コート、要はこれを施工すると “油膜も取れて撥水効果も得られますよ！” という一石二鳥の商品です。
今まで僕が使ってきた一石二鳥系の商品は、2つの効果を合わせて100点、つまり今回の商品の効果で言うとクリーナーとしては50点、撥水効果としても50点。併せて100点みたいなイメージです。

中途半端というか、2つの効果それぞれで100点になる商品なんだろうなという気持ちでいつも購入しています。
今回の商品も劇的な撥水効果を得られるか分からないのですが、実際に使ってみてどの程度の撥水効果を得られるのかを見てみたいと思います。

通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。

『クリーン＆リペル』を施工してみた

今回は撥水性能を見たいので、まずはフロントガラスを2分し、運転席側のガラスに『クリーン＆リペル』を施工していこうと思います。使い方は次の通りです。

① 容器をよく振る
② 噴射口のロックを解除する
③ ガラス面にスプレー
④ 液が乾く前に乾いた布で塗り伸ばしながら、汚れを拭き取っていく

汚れ落としと撥水コートを同時に施工できるということですね。施工は非常に簡単そうです。

施工前のガラスの状態はこのような状態。

撥水剤は施工されていないものの、表面には油膜が付いたまま。大量の水をかけると親水状態になりますが、油膜で中途半端に水を弾いている状態です。このガラス面に施工を行っていきます。

施工はガラス面が乾いた状態で行います。クリーナーとしての効果も持っているために乾いた状態での施工になるのだと思います。容器をよく振り、ガラスにスプレーしていきます。

スプレーしたら、乾いたクロスで拭き上げていきます。
この段階で、ガラス表面はかなり綺麗になっています。引っかかる感じもなく、非常に拭き上げやすい印象です。使い方としては、ガラスクリーナーに近いでしょうか。

念のためにもう一度スプレーを吹きかけると、既に撥水し始めていました。
やはり撥水専門の商品ほどの強い撥水性能は無いのかもしれませんが、確実に撥水効果はありそうです。
ガラスがしっかりと綺麗になっていることを確認して施工終了です。

撥水効果を確認してみた

水をかけてみるとしっかりと撥水しています。汚れた面にスプレーして拭き上げるだけの施工でこれだけの撥水性能が出せるのであれば、結構いいかもしれません。
アメリカ発の商品なので、内容量が非常に多いのにも関わらず使用量としては少なくても大丈夫でした。
それで1200円位なのでコストパフォーマンスとしては十分だと感じました。

『ハイブリッドストロング』も施工してみた

思いのほかしっかりと撥水してくれたので、僕の中の撥水100点の商品、クリンビュー『ハイブリッドストロング』と比較してみる事にしてみました。
こちらだけ下地処理を行うのも不公平なので、なにもしない状態で施工を行っていきます。

実際に『クリーン＆リペル』の直後に施工を行うと、『ハイブリッドストロング』は手間がかかると感じてしまいました。

塗った後、拭き上げるまでの間に乾燥させる時間も必要なため、施工時間としても結構かかります。『クリーン＆リペル』も2回施工だったので、『ハイブリッドストロング』も2度塗りをしました。ムラになってしまった場合でも2度塗りを行うことで解消できるのでお勧めです。

『ハイブリッドストロング』との撥水性能比較

こちらが『クリーン＆リペル』の撥水。確かにしっかりと撥水しています。

そしてこちらが『ハイブリッドストロング』。やはり撥水性能で言うと『ハイブリッドストロング』の方が高い印象です。

同時に水をかけるとこのような状態になります。
やはり撥水性能だけでいうと撥水性能に特化した『ハイブリッドストロング』の方が効果が上だと思いました。

実際に使用してみて、この『クリーン＆リペル』の特徴は、「撥水性能」というより「手軽さ」だと感じました。
短時間でパパっと施工できる。この点に関して非常に優れていると思います。

サイドガラスにも施工してみた

『ハイブリッドストロング』などはあまり使わない、2列目以降のガラスにも『クリーン＆リペル』を施工してみました。ウロコは取れませんが、油膜は拭き上げるだけで落とすことが出来ました。施工が非常に簡単です。

水をかけると疎水のような感じで水が引いていきます。強撥水ではないかもしれませんが、しっかりと撥水効果を発揮していることがわかります。

3列目のガラスにも施工してみました。スプレーして拭き上げるだけなので、シャンプー洗車より手軽にガラスを綺麗にでき、水がかかっても水残りもほとんどありません。
サイドガラスのような角度のついたガラスの撥水効果としては非常にいいと感じました。

まとめ

といった感じで『クリーン＆リペル』を施工してみました。

撥水性能だけで言えば、撥水専門の商品に比べて今ひとつという印象もありますが、手軽さとしては抜群だと感じました。特に油膜を落しながら撥水性能まで付与できるので、「時間がかからない」「場所を選ばない」「多くの道具を必要としない」といった点で万能なのではないかと感じました。

ただ、ガラスのウロコに関しては落とすことはできないようです。
ウロコは非常に頑固なので、ここは溶剤や研磨剤の入った専門の商品を使う必要があります。その代わりにアルコール成分のようなものが入っているのか、拭き上げやすくガラスも綺麗になりました。短時間でパッと施工できるので、出先や日常のメンテナンス時に非常に使いやすいと思います。

ウロコだらけになってしまったガラスを綺麗にしようとしている方や、とにかく撥水するガラスが欲しいと思う方には向かない商品かもしれません。
ただ、短い時間で簡単にメンテナンスを行いたいと思っている方にはオススメしたい商品だと思いました。

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