こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です。
実は最近、日本精機株式会社で販売している後付メーター「Defi (デフィ) 」の偽物がネットオークションなどに多く出回っているというのをご存知ですか? しかも本物より少し安い値段で販売されています。「こっちの方が安いから、こっちにしよう!」といった安易な考えで購入すると偽物を掴まされ全く意味のない飾り物になってしまいます。
そこで今回は、誰でも見分けられる本物と偽物の違いを紹介したいと思います。
この記事の目次
ネットで購入する際に気をつけたい偽物と本物の見分け方
Defi製品の偽物はネットオークション等に多く出回っております。「中古品 美品」「新品未使用」などと記載され、いかにも本物ですよ!感を出して販売するタチの悪い出品者もいるので充分に注意しましょう。
「Defiタイプ」「汎用 Defi」と記載されているのは偽物!?
基本的に「◯◯風」「◯◯タイプ」と記載されているのは偽物の可能性が非常に高いです。例えば「Defi タイプ」「汎用 Defi」「Defi風」と記載して出品している人もいるのですが、偽物というより全く違う商品です。保険なのか分かりませんが「タイトル」「商品説明欄」は、しっかり読んでおきましょう。
見た目で判断可能? 偽物と本物の違い(ADVANCE ZD)
本物と偽物の違いは、難しいけど簡単! 矛盾しているけど、ポイントさえ掴んでしまえば簡単に本物と偽物を見分けることができるので、ぜひ覚えていってください。
ユニットの違い
■ポイント1:ユニットがやたら小さい
見て分かる通り、ユニットの大きさが全然違います。本物は、横幅:約15cm、縦:約2.5cm、 奥:約11cmです。使用されているカプラーも全く違うので、こちらも見分けるポイントになります。カプラーの色や数、大きさを見比べてみましょう。
■ポイント3:本物には黄色い配線は使われていない!
こちらも偽物のユニットになります。このユニットは横幅が約7cmと本物と比べると非常に小さいです。そしてユニットから2本の黄色い配線が出ていますが、Defi製品には黄色い配線を使用してないですし、まずユニットの大きさが小さすぎるので偽物という判断ができます。
また、このように偽物にも種類があるので十分に注意してください!
ディスプレイの違い
■ポイント1:赤枠部分が白い
■ポイント2:ボタンに印字が入っていない
こちらは比較的判断しやすいです。左側がDefi製品で、右側が偽物になるのですが、赤枠部分に注目してください! 一目瞭然ですよね? ディスプレイ上部の丸い部分が偽物は白くなっています。またボタンに印字がされていません。ディスプレイは商品画像にも掲載されていることが多いので非常に判断しやすいです。
また、ものによってはボタンに印字が入っている偽物も存在するので、印字だけで判断しないようにしてください。
コントローラーの違い
ADVANCE ZDに使用されているコントローラーは、左側のタイプです。上記画像はDefi製品と偽物との違いは一目瞭然ですが、画像では判断が難しいものも存在しています。
温度センサーの違い
■ポイント1:センサー部分の色が違う
■ポイント2:配線の色が違う
温度センサーでも判断することが可能です。見て分かる通り、センサー部分の色が違います。本物は金色に対して偽物は銀色です。また配線の色も違って、保護されていません。
取扱説明書の違い
■ポイント1:偽物は英文しか記載されていない
表紙が非常に似ていますが、偽物は英文しか記載されておりません。「取扱説明書の表紙には日本語が記載されていますが、中は全て英語で記載されています。」というのは取扱説明書が破損しているか、偽物になります。「取扱説明書は日本語で記載されていますか?」と出品者に聞いてみるのも一つの手でしょう。また、偽物は英語のみなので厚さが違います。画像でも見ても分かる通り、偽物を印刷してホッチキスで止めてあります。
見た目で判断可能? 偽物と本物の違い(Racer Gauge)
続いて、大人気の「Racer Gauge (レーサーゲージ) 」! この商品も偽物が多く出回っているので本物と偽物を見分けるポイントを抑えておきましょう。こちらは「Defi風」と記載されて販売されていたものになります。
パッケージは見るも無残な姿で送られてきて中身はホコリまみれでした…。中身を比較してみたら大きな違いがあったので紹介したいと思います。
メーターの違い
■ポイント1:Eマークの有無
本物には裏面にEマークが添付されているが、偽物には何にも添付されていません。また、カプラーの大きさや色なども違うので参考にしてください。
配線の違い
■ポイント1:配線の色
配線の色は「ADVANCE ZD」同様、黄色い配線が使用されていました。本物では黄色い配線を使用されていないので見分けるポイントとして抑えておきましょう。あと偽物は偽物らしいですよね…。なんで配線がぐるぐる巻きなんだろう…。
スイッチの違い
■ポイント1:配線の露出具合
スイッチに関しては、画像で判断するのが非常に難しいぐらい酷似しています。あえていうなら、偽物の方が配線の露出が多いです。それに比べて本物はカプラーギリギリまで配線が保護されています。押した感じも全く違います。偽物は押した感じの打感や打音がショボいです。
インジケータの違い
■ポイント1:カプラーの色
インジケータも画像では判断しづらいと思います。あえていうならカプラーの色が違います。本物はえんじ色に対して偽物は白いカプラーを使用しています。
取扱説明書の違い
■ポイント1:日本語表記がない
こちらも「ADVANCE ZD」同様、日本語表記の取扱説明書がありません。本物には必ず日本語表記と英語表記の取扱説明書があるので確認しておきましょう。
即決するのではなく出品者に質問をしておこう!
例えば、取扱説明書の表記について質問してみてください。その質問に対して「表紙は日本語で記載されていますが、中身は全て英語になります。」と返信があったら、偽物の判断をしても大丈夫です。よく「輸入品なので中身は全て英語で記載されています」と記載されているものを目にしますが、輸入品は存在しないので騙されないようにしてください。
ちょっとした質問が本物と偽物の判断材料になるので、画像だけを見て判断するのではなく質問をしてより多く判断材料を元に本物か偽物か判断するようにしてください。
ちなみに…
偽物と知りながら転売をしている方々へ
商標登録されたブランドの偽物を販売すると、商標法に抵触する恐れがあります。また、偽物であることを知っているのにも関わらず販売すれば、商標権を侵害する行為になり、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。また、本物だと偽って販売すれば、詐欺罪になり、10年以下の懲役刑になります。
オークション等に出品するだけでも商標権の間接侵害にあり、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または両方を科せられます。
偽物を発見、もしくは自分で判断できない場合は「Defi」に問い合わせを!
もし、偽物を見つけた場合や本物との判断ができない場合は、購入前に一度 Defi (デフィ) に問い合わせてください!
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Instagramからお問い合わせする!
Defi (デフィ) のホームページでも模倣品を公開!
Defi (デフィ) のホームページでも模倣品を公開しています。今回紹介した「ADVANCE ZD」「Racer Gauge」以外の商品も掲載されているので確認しておきましょう。
また、実際に出回っている偽物は色々な種類があり、判断が難しいものも沢山あります。まずは、偽物が出回っているということを理解してください。そして何度も言いますが、自分で判断が難しいようだったらメーカーに直接判断を仰いでみてください。それが一番確実です!
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あなたが買おうとしているものは本物ですか?