はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、前回に引き続きDMMレンタルで借りた『カーペットリンスクリーナー』を使用して、車のシートを綺麗にしていきたいと思います。
天井に施工した際には、上向きでの作業であったことや、初めての作業だったために手慣れていなかったこともあり、なかなか上手く作業ができませんでしたが、今回は下向きでの作業になるので前回より上手く出来る…はず。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
今回の掃除で使用するもの
まずは今回使用する道具を紹介したいと思います。
●ケルヒャー カーペットリンスクリーナー
●バカ落ちルークリ洗剤マル得セットのブラシ
●水分や洗剤が残ってしまった場合に吸いとるクロス
用意した道具はこれだけで全部です。
今回は色々な車のシートを掃除していこうと思います。
どの車両も、ぱっと見ではそんなに汚い!!と感じるような汚れはないのですが、良く確認してみると何かこぼした後でしょうか。シミのような跡が残っていたりします。
こういったシミが取れるのかといった部分も気になるので、今回は全体的にクリーナーをかけながら、シミ等のある部分を重点的に掃除していきたいと思います。
一応比較もできるようにマスキングテープでシートを二つに分けてみました。
違いが出るのかも含めてしっかりと確認してきたいと思います。
施工してみた
このシートはシミになってしまっている部分があったので、先に洗剤を噴射し、ブラシで擦って汚れを浮かせてからカーペットリンスクリーナーで吸い取っていく方法でやっていきます。
上写真の時には、ちょっと洗剤を拭きつけ過ぎた感じがありました。
ファブリックシートの場合は水分を吸い込むのも早いので、とにかく素早い作業が大切。急いでブラシで汚れを擦っていきます。
ブラシで擦ったら、浸透しきってしまう前にカーペットリンスクリーナーで水分と洗剤を吸い込んでいきます。
シート表面にしっかりとヘッド部分を押し当てながら、吸い込み漏らしの無いスピードでヘッドを引いていきます。
一見そんなにひどく無いような汚れだったのですが、洗剤を吸い上げてみると予想以上に茶色。
シートにかけた洗剤がシート内部に浸透していってしまっていたものを、汚れと一緒に吸い出すことができているのでしょう。シートの水分がなくなるように、何度も吸い上げを行っていきます。
あらかたカーペットリンスクリーナーで水分を吸い上げましたが、完全に乾いた状態にすることはできませんでした。
湿り度合としては、座ったら湿っている事に気づくくらい。結構湿っていますよね。
そのため、換気を行うことで乾燥させていきます。
ちなみに作業前に目立っていたシミについては、現状ではぱっと見分からなくなったように思います。
これが湿っている間だけなのかどうかも気になる部分ですので、シートを完全に乾かした後に確認していきたいと思います。
他のシートもやってみよう
先ほどの車を乾かしている間に、濃色のシートも掃除してみたいと思います。
今回のシートは色が濃いために、汚れも本当に目立ちません。
そのため、全体的に洗剤を散布し、後は先ほど同様にブラシで擦った後に吸い込む形で施工していきたいと思います。
上の写真で白くなっている部分は、ブラシで擦り終わった部分。濃色のシートの場合、洗剤で擦った部分が目立ってしまいますが、のちほど吸い込みを行えば目立たなくなるので、どんどん作業していきましょう。
カーペットリンスクリーナーをかけると、やはり出てくる茶色い液体。
先ほどの明るめのシートよりも色が濃い様な気もします。こういった濃色のシートの場合は汚れが目立ちづらい分、汚れが溜まってしまっているという事も多そうですね。
クリーナーをかけていると、急に汚れの色が濃く出る場所も出てきます。
シートの上からの目視では確認できないのですが、もしかしたら過去にコーヒーなどをこぼしてしまったりしていたのでしょうか。
表面では汚れが目立っていなくても、内側のスポンジ内に汚れが残ってしまっているのでしょう。
起毛系の生地のシートにも施工してみました。
この車両は積載車だったので、もしかしたら汚れが溜まっているかも!差が明確に出るかも…と思ってマスキングテープで仕切りを付けて、半分だけ施工してみました。
排水を確認してみた
前回もご覧いただきましたが、全面のタンク部分には、カーペットリンスクリーナーが吸い取った汚水が入っています。
洗剤を噴射した直後に汚れを吸収した洗剤と水がここに溜まるようになっているわけですね。今回は、天井を掃除した時以上に衝撃を受けました。
溜まっていた排水がこちら。
ヤバくないですか?シートを見ただけではこんなに汚れが含まれていたなんて全然気が付きませんでした。まるでブラックコーヒーみたいな色です。
一応気になったので匂いも嗅いでみたのですが、洗剤のにおいが強いため、嫌な臭いではありませんでした。臭くはありませんでしたが、見た目だけでも十分衝撃的です。
おそらくシートが吸い込んだ汗や、飲み物などがこぼれていたとしたら、それを吸い取ったものと思いますが、こんな汚れの上に座っていたなんて…落ちた汚れを見ると、やってよかったと実感します。
汚れを落とした後のシート
シートのビフォーアフターはこのような感じです。スッキリした感じはありますが、見た目にそこまで大きな変化はありません。
(真ん中の部分はマスキングテープを貼ったまま乾かしていたので、湿気が残って色が変わっていますが)
目に見える部分の変化は大きくなくても、シート内面のスポンジ部分などは、きっとかなりの差が出ているのでしょう。
起毛素材のシートに関しても、見た目の変化はパッと見た感じではあまり感じませんが、触り心地は大きく変化しました。
表面をなでて毛を逆立たせた際に、未施工部分は毛が束になっていてゴワゴワした触り心地なのに対して、カーペットリンスクリーナーで掃除した方は、毛が一本一本独立して立ち、フサフサした感触です。
触ってみるとびっくりするほど違います。画像ではわかりづらいかもしれませんが、施工の境目が触ってはっきりとわかります。
見た目だけでは判断が付かない汚れがある事が良くわかりました。
まとめ
という事で、カーペットリンスクリーナーでシート掃除をしてみました。
今回、掃除する車両を探していた際にはシートの汚れが目立つ車両が無く、ちゃんと変化が出るかが心配でしたが、見た目でひどい汚れの付いていない車でもここまでの汚れが隠されていたという事に衝撃を受けました。
また、天井の掃除と異なり、シートは上を向いて作業する必要もなければ、硬い素材ではないので真空状態を作りやすく、素人の僕でも簡単にカーペットリンスクリーナーでの掃除を行うことができました。
ただ、ブラシで磨いている時間に浸透していたのか、シート洗浄にカーペットリンスクリーナーを使用する際には、水分を全て吸い取る事ができませんでした。そのため、晴れている日かつ暫く自動車を動かさなくても良い日に作業を行う必要があると思います。
きちんとシートを乾燥させなければ、今回染込んだ洗剤などが逆にカビの原因になってしまう事もあり得るので注意が必要だと思います。
また、今回レンタルしたカーペットリンスクリーナーは3日間レンタルで8,000円ほど。安いと思うかどうかは人によると思いますが、掃除の効果は大きかったと思います。
今回除去した汚れは、今の様な涼しい季節はまだ良いものの、夏場などには車内の悪臭の原因となっていると思います。一見綺麗な車でも、目に見えない部分に汚れが潜んでいるという事を皆さんも意識してみてください。
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