はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は僕が気になったことの検証です!
過去にヘッドライトの黄ばみを色々な耐水ペーパーで削って、ソフト99『ウレタンクリアー』を吹いたらどれくらい綺麗になるのかという検証を行いました。
ヘッドライトの黄ばみを除去してからウレタンクリアを吹いたら新品みたいになりました!この記事を読む
その時に視聴者さんから「もっと粗い耐水ペーパーを使って、足付け※した方が綺麗になりますよ」というコメントを多く頂きました。
確かに足付けをしたらもっと綺麗になると思ったのですが、耐水ペーパーが粗すぎるとペーパー目が塗装で隠せなくなってしまいます。
どれくらいの番手で磨けば良いのか気になったので、5種類の耐水ペーパーとホルツ『ウレタンコートクリア』を用意しました。
今回はどの番手でペーパー目が出るのか、出ないのかを検証していきたいと思います!
※足付け 塗装面の食い付きをよくするため、塗料を塗る前にサンドペーパーなどで磨く作業のこと。この作業をおこたると塗装面がはがれやすくなったりしてしまう。 weblio辞書 https://www.weblio.jp/content
この記事の目次
耐水ペーパーでヘッドライトを磨く
ヘッドライトをマスキングテープで5等分しているので、右から粗い順に磨いていきます。
比較しやすいように全て縦方向でやります。
#150
まずは用意した物の中で1番粗い#150を使います。
当たり前ですが粗いペーパーの方が深く削れるし、汚れを落とすのも早いです。しかし、その分深く削れ過ぎてしまうので、ペーパー目を消すことが大変だったりします。
なので、最初は粗いペーパーで軽く磨いて、徐々に細かいペーパーで磨いていく方法がオススメです。
良い感じに削れました。
#320
続いて#320で磨きます。使ってみた感じ、#150とは全く違ってジャリジャリ感がありません。
画像だとわかりづらいですが、#150は傷が深いので#320と比べるとクリア感がないですね。
#600
#600も傷がしっかり入った感じがあります。
#800
濡れているので正確なことは言えませんが、#800は傷が入る感じはあまりなかったです。
#1000
#1000でもある程度の黄ばみは取れると思いますが、深くは削れません。
過去にレクサスのエンブレムの曇りを取る動画を撮影したのですが、ヒビがすごかったので、粗く削らないとヒビを修正することができませんでした。
レクサスのエンブレムが劣化していたので磨いてみた!この記事を読む
なので、車の状況に合わせて番手を選ぶことが重要だと思います。
耐水ペーパー5種類の磨きが終わったので、マスキングテープを剥がしました。
傷の深さが全く違うので、触った時の音にも差があり、左にいくにつれザラザラ音が小さくなります。面白い!
一旦乾かします。
シリコンオフで脱脂する
『シリコンオフ』で脱脂します。『シリコンオフ』を塗ると傷が浅いほど目立たなくなります。
塗装した時にどこまで綺麗になるのか楽しみです。
『ウレタンクリアコートクリア』で塗装する
容器をよく振ったら、鉄芯押し込みます。さかさまにして10分放置します。
『ウレタンクリアコートクリア』の使い方
- 塗装面のゴミ、油分、サビ、ワックス等を良く落としてください。
- 缶を上下に30回ほどよく振ってください。
- 下部青キャップ内の鉄芯をコンクリート等の硬いものに垂直に押し当て、留金までいっぱいに押し込んでください。
- 逆さにして5~10分放置してください。
- 更に缶を30回ほどよく振り、中身を十分に混ぜてください。⑥塗装面と20~30cm離してスプレーし、一度に厚塗りせずに、塗装面に対して平衡に移動させながら、薄めにまんぺんなく数回、塗り重ねてください。
- 重ね塗りの間隔は10分ほど開けてください。
10分経過したので、再度容器をよく振ります。どこかに試し吹きをしてから塗装してあげてください。1回目は軽くパラパラと吹きかけ、塗りにくい場所を重点的に塗装します。
塗り終わったら乾かして、3回重ね塗りします。
2回目の重ね塗り。
3回目の重ね塗りをしました。塗装終了です。乾くのを待って、ペーパー目を確認します。
磨いたヘッドライトのペーパー目を確認する
肉眼で見た感想を右から順番に言います。
#150はペーパー目がすごく出ていて、白くなっています。
#320は#150よりも薄くなりましたが、ペーパー目は出ていますね。
#600はかなり薄いですがザッザとペーパー目が入っている部分があります。
#800はペーパー目がほとんどわからないです。
しかし、均等に磨けていなかったのか少し傷が出ている部分があります。
#1000は肉眼だと傷を探すのは大変なくらい綺麗になっています。
#800~#1000の間で磨くのが良いって感じですね。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は5種類の耐水ペーパーとホルツ『ウレタンクリアコート』を使って、どの番手でペーパー目が出るのか、出ないのかを検証してみました。
#150、#320、#600はペーパー目が残り、#800からほとんどのペーパー目が消えるという結果になりました。
なので、#800~#1000の間で磨くことをオススメしますが、#800だと力の入れ具合によってはペーパー目が残る可能性があるので、注意してください。
アールのきついヘッドライトは力加減が難しいですね。色々勉強になる検証でした。
そいじゃ、また!
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