洗車機に12回連続通しても水玉コロコロという実証Photoが嘘くさいから本当に洗車機に12回連続、いや20回連続で通してみた!
はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、最近リクエストが多いクリンビューの『イオンコート』を使ってみようと思います。パッケージの上の方に「SINCE-1988」という記載があります。1988年生まれの商品なのかな? そうなると31年前なので僕より先輩です。こんな昔の商品が今でも売られているのが凄い。
しかも、この商品は僕向けのコーティングなんですよ。
何でかって言うと・・・
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通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
これ本当!?
パッケージに「洗車機に12回連続で通しても水玉コロコロ!」という記載があるんですよ。しかも、塗布直後と洗車機12回後の写真があって実証Photoと書かれているんですよね。「いやいや、本当ですか?」といった感じです。
目を凝らして見てみると洗車機12回後の方が少し水滴が歪かな?という感じはしますが、これは試してみたいなと分からないなと・・・つまり僕向けの商品なんです。
今回は『イオンコートクラシック (ダークカラー) 』と『イオンコート レジェンド』を購入しました。レジェンドの方は「洗車機に連続20回以上通しても水玉コロコロ!」と記載されています。で、僕って本当に性格が悪いなと思いました。クラシックとレジェンドにある塗布直後と洗車機〇〇回通した後の写真を見比べてみたんですよ。パッと見は違う写真だとおもったんですが、よーく見てみてたら同じ写真が使われていました。
まさかの同じ写真が使われていた!
これがクラッシック (ダークカラー) の実証Photoです。赤丸部分にある水滴の配置を覚えてといてください。
これがレジェンドのパッケージに使用されている写真です。水滴の配置が全く一緒です。このように同じ写真で色を変えるパターンはあるあるなんですよ。レジェンドの方には実証Photoとは記載されていないのでギリセーフなのか? けど、洗車機12回後と洗車機20回後の記載があるので、ここで同じ写真を使うなら大きめに「写真はイメージです」の記載が欲しいところです。変なところに気付いてしまったので、今回はこの2つを施工して本当に洗車機に12回、20回通しても写真と同じような水滴のままなのか実際に検証してみようと思います。
イオンコートを施工してみた
今回は『イオンコート クラッシック (ダークカラー)』と『イオンコート レジェンド』を同時に検証していくのでボンネットをマスキングテープで4面に分けました。検証方法は真ん中2面は未施工状態にして端に各コーティング剤を施工して洗車機に入れ規定回数に達したところで未施工部分にコーティング剤を施工し塗布直後との撥水比較をしていきます。
運転席側にクラッシックを施工していきます。
クラッシックの方にはカルナバが含まれているのでワックスぽい感じなのかな? それに対してレジェンドにはカルナバは使われていなくフッ素系ポリマーが使われてます。レジェンドの方がガラス系コーティング剤に近い感じだと思います。
レジェンドの方も施工していきます。塗った感じはレジェンドの方が滑りがよく塗りやすいです。両方とも白く乾いてからの拭き上げになるので少し待ちます。
白く乾いたのクラッシックの方から拭き上げてきます。
拭き上げた感じは、カルナバが入っているせいなのかワックスに近く、少しヌルっとした感じでした。
白く乾いたので拭き上げていきます。
事件発生。乾かしすぎたのか完全に拭き上げることができず、ムラだらけになってしまいました。仕方なく再施工です。
ムラムラの状態に再施工して、そこまで待たずに拭き上げたらムラなく仕上がりました。クラッシックより硬さのある感じで、レジェンドの方がガラス系コーティング剤に近い感じがしました。
翌日、撥水の確認
翌日の撥水確認です。右側は未施工なので親水状態です。左側のクラッシックはバチバチに撥水しています。
レジェンドの方も撥水しています。両方とも問題なく施工できているので今から実際に洗車機に通して施工直後との違いを見ていこうと思います。
洗車機に連続20回通してみる
まず1回目です。
正直、施工直後と横並びで比較しないと分からないです。
けど、まだまだ撥水しています。
みたいな感じで何回も洗車機に通します。
何回も何回も繰り返し洗車機に通します。洗車機に通して出たと思ったら、そのまま洗車機に直行。はたから見たら完全にヤバイ人です。
6回通し終えたので中間報告です。少し弱まってきたかな。施工直後は洗車機のブロアで水滴が吹き飛んでいったのに6回も通したら飛びも少し悪くなった気がします。けど、まだ撥水しているので残り6回、洗車機にぶち込みます。
もう疲れてきました。
1時間以上かけて12回通し終わりました。
これでクラッシックを施工した面は洗車機に12回通ったので隣の未施工部分にクラシックを施工して塗布直後と洗車機に12回通した後の撥水を比較していきます。
若干撥水しているけど、完全に弱まっています。僕は12回も洗車機に通したら完全に親水状態になると思っていたのですが、思っていたより残っていました。けど、施工直後と比べると全然違います。
左が洗車機に12回通したクラシックで、右側が塗布直後になります。
ちなみに、レジェンドの方はクラシックより撥水しています。
12回通し終わったので、あと8回洗車機に通します。
暗くなってきました。もうかれこれ2時間近く洗車機に通し続けています。
20回通し終えたのでレジェンドの隣の未施工部分にレジェンドを施工していきます。
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翌日です。レジェンドを施工したのですが、暗すぎたので翌日撮影をしています。丁度、雨も降っているのでリアルな水滴を撮影することができました。
左側が施工直後で、右側が20回洗車機に通した後のレジェンドです。見た感じで判断すると20回通した方が少し落ちてきている感じがしまが、パッケージの写真と変わらないかな。そんな大きな差はないような気がします。けど、水をかけてみると施工直後の方が撥水しているのが分かります。この辺は動画で見た方が分かりやすいと思います。
ボンネットが傷だらけに・・・けど、新たな発見が!
洗車機に20回も通したのでボンネットが傷だらけになっていました。けど、新たな発見もありました。左側は最初からクラシックを施工しておいた面で、右側は未施工状態で12回連続洗車機に通した後にクラシックを施工した面です。傷の違いが分かりますか? レジェンドも同じような状態なんですが、真ん中2面のコーティング剤を施工せずに洗車機に通した面の方が、コーティング剤を最初から施工していた面より傷が酷かったです。
まとめ
といった感じで以上になります。今回はクリンビューの『イオンコート クラシック (ダークカラー)』と『イオンコート レジェンド』この2つを使ってパッケージに記載されている「洗車機に連続20回以上通しても水玉コロコロ!」が本当なのか検証してみました。※クラシックの方は12回
検証してみた結果、クラシックの方は「ちょっと違うんじゃないの?」と思いました。洗車機に12回通した後の水滴はパッケージの写真ほど撥水していなかったです。けど、レジェンドの方はパッケージの写真にほぼ近いです。もちろん洗車機の種類でも違いがあると思うんだけど、水滴の残り方は似たような感じ (レジェンド) でした。
間違いなく言えるのはどちらも洗車機を通したことによってコーティング剤は少しずつ落ちてきていました。ああいった布みたいなのでバシバシやっているので仕方ないことです。けど、レジェンドは思っていたより良かったです。正直、かなり前からある商品なのでバカにしていました。洗車機に2~3回通せば未施工と同じぐらい剥がれちゃうんじゃないのかなと思っていたんだけど、思っていたより持続していました。
レジェンドが20回洗車機に通しても撥水していたのでアリなんじゃない? だからクラシックとレジェンドだったら僕はレジェンドの方がいいかな。
パッケージに記載されている写真のことなんですが、クラシックの方は実証Photoと記載されてあって、レジェンドの方は特に書いてないんですよ。水滴の形が全く同じような配置で並ぶことはないと思うので恐らくボディの色を加工で変えているんだと思います。今回の検証結果を踏まえて言うとレジェンドの方を流用しているのかな? けど、クラシックの方に実証Photoと記載されているから・・・どうなんだろう? どっちみち同じ写真を使っているので「写真はイメージです」の記載がないとダメなんじゃないのかな? 僕は思いました。
それと今回洗車機に20回通して思ったのは「疲れる!」めちゃめちゃ疲れました。1回洗車機に通すのに約5分、お金入れたり並んだりするのに6分はかかります。どれだけスムーズにやっても20回で120分 (2時間) かかるんですよ。もうやりたくないです。
それと密かに気になっていた洗車傷なんですが、これも面白かったです。最初に施工しておいた両サイドは傷がそんなに目立たなかったけど、何も施工してなかった真ん中の2つは傷がめちゃめちゃ入っていました。洗車機に20回も通したので全体的に傷が入っていたのですが、コーティング剤を施工してあったところと施工してなかったところでは全く傷の入り方が違かったので「やっぱりコーティング剤は重要なんだな~」と改めて思いました。
とりあえず、洗車機に20回連続で入れると洗車傷も結構入っちゃうので、20回連続では入れないようにしてください。
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