はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は少し前に公開した【ボディにガラス撥水剤を塗ったらどうなるのか?】という動画に「ガラスコーティングの上にガラス用の撥水剤を塗ったらどうなるのか?」という質問が多く寄せられていました。
僕自身「なるほど!それなら撥水するかも!?」と思いました。
前の動画では『ハイブリッドストロング 』(ガラス用撥水剤) とか他のガラス用撥水剤をボディに施工するとボディが酸!?の影響で白っぽくなるし全く撥水しないのでやめた方がいいという話をしたんだけど、たしかにガラスコーティングを施工すれば問題ないような気もする。
どうだろう?
けど、僕は撥水しないような気もする。
その理由はガラスコーティングって硬化するものを指していて、シリカ成分が入っているものをガラスコーティングと呼ぶことが多くて、このシリカっていう用語がガラス系の大きな括りで、普通の窓ガラスとは違ったものだと思っているからです。
ちなみに、今回使用するガラスコーティング『6H』は、硬化するタイプです。
電話でメーカーに問い合わせたら「ガラスコーティングなので硬化しますよ」「ガラスの被膜が作れますよ」と言われたんですが、これが窓ガラスと同じだと勘違いしちゃうところがあります。
だったらガラス用の撥水剤も施工できるのではないか!?
いや!! 本当に窓ガラス一緒なのかな!?
僕もよく分かっていなんだけど、たしかにガラスコーティングの上だったらガラス用の撥水剤が乗るような気がしなくもないので、実験的にやってみようと思います。
その前に、この『6H』が面白いんですよ。ちょっと前に紹介した『ピカピカレインプレミアム』とバチバチな商品です。
この商品名にある『6H』は硬さを表していて、たしか『ピカピカレインプレミアム』の硬度は『9H』。
『6H』の理由が『9H』だとガラス被膜が割れてしまう可能性があるから少し柔らかい『6H』を使っているみたいな謳い文句がショッピングサイトにも記載されて、逆に『ピカピカレインプレミアム』の方には「そんなことはない」みたいなことが記載されています。
なんかメーカー同士がバチバチしている商品です。
まあ、そんな無駄話は置いといて、とりあえず『ガラスコーティングの上にガラス用撥水剤は乗るのか!?』ここを検証してみようと思います。
この記事の目次
今回の検証について
今回もこちらのボンネットを使用して実験しようと思います。分かりやすいようにマスキングテープを貼ったので左側に『6H』を施工していきます。
で、『6H』を施工した2面のうち1面にガラス用撥水剤 (『ハイブリッドストロング』) を施工して効果があるのかを見るのと、もう1面は『6H』の撥水効果を見ようと思います。
ガラスコーティングをボンネットに施工
まず『6H』に付属されていた脱脂シャンプーを使ってボンネットを洗います。
『6H』は水気のない状態で施工する必要があるのでボンネット (施工箇所) を乾かしてから施工してください。
乾いたら付属されていたスポンジにコーティング剤を数滴垂らしてボンネットに塗っていきます。
塗った感じは少し重いと思いました。
2面塗り終わったら付属のクロス (3枚) を使用して拭き上げます。
ぱっと見で拭き上がられていると思っても見る角度を変えると拭き上げられていないことがあります。
拭けばムラもなくなるので、何度も確認するようにしてください。
17マジェのボンネットと思えないぐらい輝きを取り戻しました。
けど、やっぱり重い。拭き上げも少し大変かもしれません。ちなみに表面効果まで6時間以上かかるみたいなので雨など水がかからないようにしてください。
ガラスコーティング施工後にガラス用撥水剤を施工
6時間以上経過したのでガラス用撥水剤 (『ハイブリッドストロング』) を施工していきます。
使い方はガラスと同じ使い方です。
『ハイブリッドストロング』を施工して数分後に液剤が乾いてから濡らして硬く絞ったクロスで拭き上げていきます。
拭いた感じは撥水しているような気がします。
が、なんか少し虹色になっているので良くないかもしれません。
とりあえず、ここでは判断できないので1日置いてから再度撥水等を見てみようと思います。
翌日、ガラス用撥水剤の効果を見てみた
1日経過したので水をかけてみようと思います。
まずは『6H』なんですが、かなり撥水しています。滑水かな!? 素晴らしい撥水性能です。
奥のガラス用撥水剤 (『ハイブリッドストロング』) を施工したところは、全く撥水していないです。
未施工箇所と比べると全くではないのですが、撥水していないと言ってもいいぐらいです。
それに比べて『6H』は素晴らしいです。
ガラスコーティング『6H』の撥水が凄かった
撥水が凄かったのでブロアを使って水滴を飛ばしてみました。一瞬で飛んでいきます。
ガラス用撥水剤 (『ハイブリッドストロング』) を施工したところは、ブロアで飛ばそうとしても水滴が伸びるような感じで飛んでいきはしません。
この辺は静止画だと分かりづらいので通信量に余裕があれば動画をご覧ください。
ガラスコーティング『6H』の艶が凄かった
最後にマスキングテープを剥がして艶を確認してみました。これは静止画でも分かると思います。
プレハブの色が変わっています。
ここで不思議なのが、何故か『6H』だけのところは艶が出ているけど、『6H』の上に『ハイブリッドストロング』を施工したところは艶がなくなっています。
しかも撥水していないので『6H』自体落ちちゃったのかな?
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は『6H』というガラスコーティング剤の上にガラス用の撥水剤を使ったら撥水するのかどうかを検証してみました。
実際にやってみた結果、ガラスコーティング『6H』単品だったら凄く良かったです。ビックリしました。撥水の感じも好きだったんだけど本題のガラス用撥水剤を施工したら全く効果は出なかったです。
なんならガラスコーティング剤『6H』の艶もなくなりました・・・。
ボディにガラス用の撥水剤を施工しても意味がないし、逆にボディに影響があるので使用しないでください。やっぱりガラスコーティングと言っても無機質のガラス (窓ガラス) などとは少し違うものだと思います。
そいじゃ、また!
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