Automobili Lamborghini(オートモーティブ・ランボルギーニ)」が、マサチューセッツ工科大学と共に開発した未来のスーパーカー「Terzo Millennio(テルツォ・ミッレニオ)」を、11月6日に世界初公開した。
ランボルギーニとマサチューセッツ工科大学は、2016年10月にパートナーシップ契約を結んでおり、ランボルギーニは資金を譲渡する代わりに、マサチューセッツ工科の学生をイタリアに派遣してもらってハイブリッド技術や電気の知識を提供してもらっていました。
今回、世界初公開された「Terzo Millennio(テルツォ・ミッレニオ)」という車両は、ランボルギーニが将来販売していく電気スーパーカーのコンセプトモデルになります。
ランボルギーニは、「電気自動車はワイヤー (配線) ひとつで様々なシステムに電力供給することができる。この利点を利用してランボルギーニはホイールに直接トルクを発生させることを考えている。そうすることによって、デザイン性において空力性能やニーズに応じて自由に設計することが可能になる。今後の課題としては、インホイールモーターの電力密度をスーパーカーに必要なレベルにまで増大させる技術を開発すること、スーパーカーには欠かせないエンジン音についても、現行モデルに搭載れているV型12気筒エンジンの代わりとなるものも開発する必要がある。」と述べている。