Volvo(ボルボ)の傘下であり、パフォーマンスブランドとして事業を展開する「Polestar(ポールスター)」が、10月17日に600馬力を発揮する高性能プラグインハイブリッドカー「Polestar 1(ポールスターワン)」を発表した。
ボルボは、2021年までに5種類の電気自動車 (EV) を発表する予定で、ポールスターからは今回発表された「ポールスター1」「ポールスター2 (仮名) 」「ポールスター3 (仮名) 」が登場する予定だ。
ちなみに「ポールスター1」の販売価格は、約2000万円という高価格設定となっており、次に発表される予定の「ポールスター2 (仮名) 」は、低価格で大量生産される予定だ。イメージでいうと「ポールスター1」がテスラでいうと「モデルS」、「ポールスター2 (仮名) 」が「モデル3」のような感じだろう。
ポールスターの最高経営責任者 (CEO) の “Thomas Ingenlath” は「Polestar 1は、新しい ポールスターブランドの始まりです。今後は全ての車両に電気駆動系統が搭載され、新しい独自の電気性能ブランドを確立します。電気自動車の加速性能は素晴らしい。しかし、これは電気モーターの特質です。ポルスターの場合は、直線的な速度よりコーナーリング、ブレーキ、サスペンションコントロール、ステアリングの感覚を追求していく」述べている。
オランダでは、2030年にガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止すると発表され、アメリカや中国でもCO2排出量削減を目的としたガソリン車やディーゼル車の販売禁止時期を検討している。そんなこともあり、浙江吉利控股集団 (中国) 傘下であるボルボの動きに注目が集まっている。
■Polestar 1 スペック
エンジン:2.0L 直列4気筒
モーター:2基 (リア) + CISG
最大出力:600hp
最大トルク:1000Nm
航続距離:150km(EVモード)