日産自動車株式会社が「ノート」を仕様向上し、9月1日より全国一斉に販売すると発表した。今回の仕様向上では、ドライバーの運転負荷を低減する「インテリジェント クルーズコントロール」や、走行車線を逸脱しそうな場合に車線内に戻す操作を支援する「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」を新たに採用し、前方の車や歩行者を検知して衝突を回避する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能も向上。
ペダルの踏み間違いによる事故を防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」では、新たにフロントカメラと連動させることで、約25km/hまで作動車速域を広げ、前方の歩行者に対しても作動するようになった。
さらに、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」が標準装備(一部のグレードを除く)されている。これら先進安全技術の充実により、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進している「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」という区分に該当。
さらに、今回の仕様向上に合わせ、スポーティさを強調したスタイリッシュな新グレード、「ブラックアロー」を追加。「ブラックアロー」は、ルーフやドアミラー、アウトサイドドアハンドルのブラック化に加え、ダークメタリック塗装の15インチアルミホイールを採用。
インテリアは、内装トリム(ルーフトリム、ピラー等)をブラック化し、シートやドアトリムクロス、フィニッシャー類が専用カラーになっており、クールなインテリアを表現。今回の仕様向上に準じ、「ノートNISMO」シリーズも、あわせて仕様向上し、10月17日より発売するとのこと。