去年、米国で新型「NSX」量産第1号車がオークションに出品され、ホンダは落札金額を全てチャリティー団体に寄付している。前回と同じようにホンダは、新型「シビックタイプR」量産第1号車をオークションに出品し落札金額は全て小児脳腫瘍財団に寄付するという。
スペックは既に公開されているとおり、「2.0L 直列4気筒 VTECターボ」を採用し、最大出力は320ps、最大トルクは400N・mを引き出す。トランスミッションは、6速マニュアルに併せて変速時にエンジンの回転数を自動で調整する「レブマッチシステム」が採用されている。ニュルブルクリンクでは “7分43秒80” というFF車最速記録を叩き出している。
新型「シビックタイプR」量産第1号車は、中古車オークションサイト「Bring a Trailer」で、既に出品されており、現在(6月8日)19件入札が入っていて53,000ドルまで価格が上昇している。
ちなみにNSXは、NASCARの名門チームであるヘンドリック・モータースポーツのリック・ヘンドリック氏が120万ドルで落札している。新型「シビックタイプR」は、いくらまで上がるのか気になるところだ。オークションは16日(金) まで行われている。