ホンダが、アメリカのボンネビルスピードウェイで開催された「Mike Cook’s Bonneville Shootout」でFIA(国際自動車連盟)公認クラス最高速記録を達成しました。
ボンネビルスピードウェイとは、アメリカ合衆国ユタ州北西部にあるグレートソルト湖の西に位置する中で最も大きい、100平方マイル(260平方キロ)の塩湖の跡にできた平原(ボンネビル・ソルトフラッツ)で、地上最速が競われるところです。
Mike Cook’s Bonneville Shootoutは、ボンネビルスピードウェイで世界最速を競う競技のことで、様々なクラスに分けられて最高速を競います。今回ホンダは、Category A・ Group 1・ Class 4(自動車・レシプロ過給エンジン・排気量500-750cc)に出場して、1マイル測定区間261.875mph(421.446km/h)、1キロ測定区間の記録 261.966mph(421.595km/h)という2つの世界記録を樹立しました。
今回使用されたエンジンは、S660にも搭載されている「S07A型エンジン」をベースに、エンジニアによって200馬力まで引き上げられたエンジンだ。200馬力程度のエンジンでここまでのスピードが出るのは驚きだ。