以前に、フロリダ州の高速道路で自動運転機能(オートパイロットモード)を起動させて走行していたところ、横切るトレーラーを認識することができずトレーラーに衝突し、モデルS運転していた男性が死亡した。
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しかし、こんな人もいる。
自動運転機能(オートパイロットモード)に命を救われた!
自動運転機能に命を救われたのは、アメリカのミズーリ州に住む、ジョシュア・ニーリーさんです。
ニーリーさんは、7月26日に娘の誕生日を祝うために、勤務先から自宅へ向かっていました。そんなときに突然、激しい痛みが襲い掛かってきたというのです。
ニーリーさんに襲い掛かったのは、「肺塞栓症」という肺動脈が詰まる病気で、動脈血中の酸素濃度が低ることで、息苦しくなり動けなくなってしまう病気です。
運転中に、激しい痛みと急激な呼吸困難に陥ったニーリーさんは運転を続けられるような状況ではなかったのです。
突然のことで、路肩に車を停めることもできなかったニーリーさんの命を救ったのは、オートパイロットモード。たまたまオートパイロットモードをオンにしていたので、症状が落ち着くまで高速道路を走行することができて、無事に病院までたどり着いたというのです。
日本でも運転中の急病・発作で事故に繋がったケースが取り上げられていたが、誰にでも起こりうることで、平成26年度に発生した交通事故のうち209件は、運転手の急病が原因ということが判っている。
自動運転を批判する人もいるだろうけど、実際に命を救われた人もいることも知ってもらいたい。
https://t.co/3fD7zlmTr9 #Tesla @elonmusk Branson man thanks self-driving car for driving to hospital during medical emergency. #ThanksRobot
— KY3 News (@kytv) 2016年8月7日