2016年7月21日(月)に、ニュルブルクリンクの北コースで市販車最速のタイムアタックに挑む為にテスト走行を行っていた「ケーニグセグ・ONE:1」が大破してしまいました。その後スウェーデンにある本社工場でコースアウトした原因が解明されました。
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ABSのホイールセンサーが原因で大破!
「ケーニグセグ・ONE:1」は、ニュルブルクリンクの北コースの「Adenauer Forst(アーデナウアー・フォレスト)」と名付けられたカーブに差し掛かった際に左フロントのABSホイールセンサーに異常が発生し、170kmのスピードで前輪がロックし110kmのスピードでガードレールに衝突し大破したことが判った。
前輪がロックした際に、後輪は回転を制限しないというバックアップ機能により車はスピンせずに直進し続けたという。
だからS字コーナーに直線のタイヤ痕が残っていたのね!
事故の影響でカーボン製のリアパネルと排気管が接触し、車の後方部から炎上したとのこと。火災に関しては車に搭載してあった消火器を使い消火。ドライバーは病院に送られたが、すでに退院している。
凄いのが、こんなに大破しているのに燃料やオイルの漏れはなかったという。