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排ガス規制を逃れるために不正ソフトを車に搭載
出典:http://www.windows-tips.info/
排気ガス量のテストを行う際、排ガステストを行う際には排気ガス浄化機能をフルで稼働させて大気汚染物質が感知されないよう設定しており、テストが終わり普通の走行時は排気ガス浄化機能が低下してしまい大気汚染物質を基準値より多く排出してしまうというものだ。
普通はどういうテストを行っているかは分からないはずだが、フォルクスワーゲンはそのテストのみ合格できるソフトウェアを開発しEA189というエンジンに搭載しアメリカで2009年から2015年までの間で1100万台出回ってしまった。
大気汚染への影響は?
出典:http://www.huffingtonpost.jp/
浄化機能が低下してしまった車の大気汚染物質は基準値の40倍に達するという。
40倍だけではピンとこないと思いますが、40倍といったら触媒なしのディーゼル車でも出ない数値になっている。
環境によくないことは間違いなさそうです。
ほんの数人の過ち?
ウィンターコルン会長のコメント
「ほんの数人の過ちによって、60万人の全従業員の懸命かつ誠実な仕事ぶりが疑われるようなことはあってはならない」
「この問題の全貌を明らかにするために、我々は一切妥協しない」
出典:NHK NEWS WEB
こんな大きな過ちをほんの数人でできることなのだろうか?
フォルクスワーゲングループも危うい?
知っている人も多いかと思いますがフォルクスワーゲングループには10以上のブランドがあります。
有名どころをいうとアウディ、ポルシェ、などもフォルクスワーゲングループになります。
フォルクスワーゲンだけでなく傘下のアウディA3にもソフトウェアが搭載されていました。
EA189というエンジンに搭載しているみたいですが、、、どうなんでしょう?
いや、ドイツ車も危うい!
フォルクスワーゲングループではないBMWからもヨーロッパ基準を11倍も上回る排ガスが検出されました。
欧州車の半分以上はディーゼルエンジンのため、ドイツの運輸当局はフォルクスワーゲン以外のメーカーも調査する方針だ!
日本にある欧州車は?平気なの?
フォルクスワーゲンジャパンでは、ディーゼルを販売していないので大きな影響はないといえる。
まとめ
どこに力を使ってるんだか、、、