出典:photo-ac.com
高速道路のようにすぐに止まることができない場所でのトラブルって困りますよね。なかでも、高速道路上での突然のパンクは、重大な事故にもつながりかねません。そこで今回は、高速道路上でパンクした時の対処法について紹介しましょう。いざという時困らないために、ぜひ覚えておいてください。
安全な場所に移動して停止する
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高速道路で走行中にパンクした時は、後続車や並走車との追突や接触を避けるために、すぐにハザードランプを点灯させ、周囲の車に停止することを知らせましょう。それから、ゆっくりと減速しながら、左側の路肩に車を移動させます。路肩に移動させる際には、トンネルや橋を避けて、可能な限り広い場所まで車を走らせます。
安全な場所に車を停止したら、車に搭載されている発煙筒や停止表示板を50m後方に置きます。その際には、できる限り高速道路の外側を通るルートで行動しましょう。同乗者がいる場合は、先に車の後方の高速道路の外側の場所に避難させてください。
救助の要請を行う
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その後、道路管理センターに非常電話または携帯電話で救助要請を行います。携帯電話の場合は「#9910」をダイヤルすると道路管理センターにつながりますが、非常電話は受話器をあげると直接つながります。
電話が繋がったら、近くに設置されているキロポストの数字を知らせましょう。キロポストとは、高速道路上で現在地を特定できる位置情報のことです。事前に確認しておくとよいでしょう。
高速道路でパンクした時の注意点
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パンクで車を停止させた際には、ハンドルを左に回した上でブレーキをしっかりとかけます。同乗者も含めて必ず左側から車外に出て防護柵の外へ避難しましょう。高速道路では、路肩に停止している車に気付かず追突する事故が多発しています。通報する前に十分な安全を確保することが最優先です。
まとめ
高速道路では、車のトラブルが命の危険をともなう重大な事故につながりかねません。もし高速道路でパンクした時は、落ち着いて行動できるように対処法を知っておくことが大切ですね。