2001年から開催されている「ドリフト走行」を目的としたモータースポーツ「全日本プロドリフト選手権 (通称:D1グランプリ) 」の最終戦、「2017 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.7」が10月7日(土)、お台場特設コースで開催された。
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D1グランプリ 第7戦 単走を制したのは齋藤太吾選手
2017年度D1グランプリの単走ランキングは第6戦が終了した時点で、”WISTERIA TOYO TIRES” 藤野選手が131ポイントで1位、”TOYO TIRES GLION TRUST RACING” 川畑選手が123ポイントで2位、”D-MAX” 平島選手が114ポイントで3位と、ポイントに大きな差がないまま最終戦を迎えた。2位の川畑選手は1本目で99点代の走りを魅せたが、まさかのラインアウト、-2点で2本目に突入。藤野選手は1本目から高得点を叩き出し単走決勝を2位で通過、単走年間ランキング1位を獲得した。
「2017 D1GP Rd.7」の単走は、齋藤選手が99点後半を叩き出し、今シーズン初の単走優勝を手にした。
D1グランプリ 第7戦 追走を制したのは横井選手!
シリーズチャンピオンの可能性があるドライバーランキング上位5名(藤野、横井、平島、川畑、齋藤)は全員追走トーナメントに進み、激しいバトルが繰り広げられた。そして追走トーナメント決勝に進んだのは、”WANLI FAT FIVE RACING” 齋藤選手と “D-MAX” 横井選手だ。追走では先行の齋藤選手に付いていける選手がいなかったが、横井選手は後追いで積極的な飛び込みを見せてくれた。最終的には齋藤選手のマシンにトラブルが発生し、横井選手がD1グランプリ第7戦の追走トーナメントを制することになった。
■2017 D1GP Rd.7 追走トーナメント結果
1位:横井昌志
2位:齋藤太吾
3位:藤野秀之
2017年度 D1グランプリ シリーズチャンピオンに輝いたのは藤野選手!
ドライバーランキング2位の横井選手が追走トーナメントで決勝に進み優勝したのだが、ポイント差で藤野選手が追走トーナメントベスト8で松井選手に勝った瞬間に、藤野選手のシーズンチャンピオンが決定した。ちなみに、2015年から2017年の3年間は、第1戦で追走トーナメントを制している選手が年間シリーズチャンピオンに輝いている。となると、来年4月に開催を予定している2018年D1グランプリの第1戦が気になるところだ。
■2017年 ドライバーズランキング結果
1位:藤野秀之
2位:横井昌志
3位:齋藤太吾
10月8日 (日) は、先週お台場で開催された「IDC2017」の出場選手をゲストに迎え、第7戦に出場したドライバーランキング上位24名と出場できなかったけど年間出場している25位以下の選手で特別戦「2017 D1 GRAND PRIX SPECIAL STAGE」が開催される。また、当日朝一で選手がハイタッチでお客様を迎える「ゲートグリーティング」も行われるので、ぜひお台場に足を運んでみてください。
■2017 TOKYO DRIFT in ODAIBA 概要
日時:2017年10月7日 (土)・10月8日 (日)
場所:お台場特設会場
主催:D1GP東京ドリフト製作委員会
URL:http://www.d1gp.co.jp/index.html