9月30日(土)、10月1日(日)に 国際自動車連盟 (FIA) 公認のドリフト世界一決定戦「FIA Intercontinental Drifting Cup 2017」が、お台場で開催されている。30日 (土) の決勝トーナメントは、日産「GT-R」の日本人対決となった。
IDC2017 単走 結果
単走は、2016年D1グランプリシリーズチャンピオンの齋藤太吾選手が、唯一の100点台を叩き出し優勝した。
1位:齋藤太吾 (100.42)
2位:川畑真人 (99.58)
3位:Charles NG (98.96)
IDC2017 追走決勝トーナメント 結果
追走決勝トーナメントは、単走の上位16名のみが戦うことができる。各選手が順々に勝ち進み決勝に残ったのは、単走1位、2位の齋藤太吾選手と川畑真人選手だ。決勝の1本目は齋藤選手(先行) が失速し、後追いの川畑選手が接触してしまった。結果は1本目イーブン。そして2本目もイーブンとなり、まさかの決勝戦で本大会初のサドンデスに突入した。サドンデスでも両者共に素晴らしい走りを魅せてくれたが、9月30(日)の決勝トーナメントは川畑選手が制すことになった。
記者会見で川畑選手は「完璧ではないけどある程度イメージ通り走ることができた。」と話し、決勝で敗れた齋藤選手は「目標にしていた決勝まできたけど、どうせなら優勝したかった。まだ明日があるので頑張りたいと思います。」と悔しさと明日への意気込みを語ってくれた。
1位:川畑真人 (日本)
2位:齋藤太吾 (日本)
3位:Arkady Tsaregratsev (ロシア)
本大会は、明日もお台場で開催され、明日ドリフト世界一が決定する。会場は選手などがいるパドックまで無料で入場することができ、入場料(1500円)を払えば立ち見エリアでドリフトを観戦することもできるので、ぜひ会場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
■FIA Intercontinental Drifting Cup 2017 概要
日時:2017年9月30日 (土)・10月1日 (日)
場所:お台場特設会場
主催:株式会社サンプロス
URL:http://fiadriftingcup.com/2017/