はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
以前、ジムニーシエラの未塗装樹脂部分にチッピング塗装をしました。
その時はコンプレッサーと専用のガンを使ってu-pol『ラプターライナー』を吹いたのですが、「コンプレッサーを持っていないからマネできない」というお声を多く頂きました。
確かに一般の家庭でコンプレッサーを持っているという人は中々いませんよね…。
素人がジムニーシエラの未塗装樹脂部分をラプターライナーでチッピング塗装してみた!この記事を読む
そんな時に缶スプレータイプのチッピング塗料を見つけました!
凹凸仕上げの耐チッピング塗料『チッピング ブラック』とゴム質の柔軟性を有した凹凸仕上げの耐チッピング塗料『ラバーチッピング ブラック』『ラバーチッピング グレー』『ラバーチッピング ホワイト』の合計4本を購入したので、今回は缶に試し吹きをして質感を見ていきたいと思います。
この記事の目次
チッピング塗装とは?
実際にチッピングスプレーの試し吹きしていく前に簡単にチッピング塗装とは何なのか説明していきます!
チッピング塗装は走っている時の飛び石などによる塗装剥がれを守る、光沢がなくゴツゴツした感じの塗装方法のことを言います。
元々は傷防止や錆止めとして足回りなどに使用されることが多かったんですが、最近ではオフロード指向の車のカスタムで使う人が増えてきているようです。
なぜならカッコいいから! なので以前僕もジムニーに施工しました(笑)
そして光沢がなくボコボコしているので、綺麗に出来なくても味になるので普通の塗装に比べると簡単だと思います。
粗さを均等にするのは難しいんですが、DIYしやすいのも特徴ですね!
そうしたら試し吹きしていきましょう!
缶スプレーでチッピング塗装!
今回は試し吹きなのでこの缶を使います。サーフェイサーを吹き、脱脂もしたので下準備は万全!
使用方法は以下の通りで、ラバータイプも同様です。
①使用前に缶がカラカラと音がするまでよく振る
②ボタンを吹き付け面に向け20~30cm離して適量吹き付ける
③使用後は逆さ拭きを行い ボタンに付着した塗料を拭き取る※使用目的以外の部分に付いた場合はすぐに布で拭き取ってください。
※タイヤハウスやシーラー部分に塗ると硬化不良やベタ付きが出る場合があります。
〇使用用途
自動車のステップ・スカート・フェンダー・ロッカーパネル等の足回りの保護塗料
ソフト99『シャーシブラック』と同じで、錆止めとして使うのが1番の目的であるということを念頭においてご覧ください。
『チッピング ブラック』
『チッピング ブラック』を施工します。上半分を通常通り20~30cm離して吹きます。
ラプターライナーと比べると粒は小さめですが、ボツボツ感はしっかり出ていますね。
少し乾かして、下半分を遠目から吹いてみようと思います。
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40cmくらい離して吹いています。
ラプターライナーと同じで、仕上げの時は押しているのかわからないくらいの力で「ジュッ ジュッ ジュッ」と細かく吹いてあげると粒が良い感じに出ます。
左:2~30cm離して施工 右:遠目から施工
上と下で全く違う仕上がりになりました。
上は少しレザーっぽいというか、ポツポツ感はあるけど滑らかなので、そこまでゴツイ印象はうけません。
下は細かく吹いたので、かなりゴツゴツしています。ワイルドで良い感じだと思います。
『ラバーチッピング ブラック』
『ラバーチッピング』は質感がゴム系らしいですが、チッピングと見た目の違いが出るのかも気になりますね。
上半分は普通に吹きます。
粗い!
ラバータイプはチッピングよりもボコボコ感が出ますが、やはりラプターライナーほどではないですね。缶スプレーだと難しいのかな~。
少し乾かして、下半分は遠目から吹きます。
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チッピング塗装は綺麗に塗らなくても味になりますが、粒を均等に出すのが難しいです。
普通の塗装よりは簡単だけど、感覚を掴むまでに結構時間がかかるかも。
左:2~30cm離して施工 右:遠目から施工
上はアボカドに近いような滑らかなボコボコ感、下はトゲのあるようなザギザギ感です。
『ラバーチッピング グレー』
グレーは完全に興味本位で購入しました。
上半分は普通に吹いて、少し乾かしたら下半分を遠目から吹きます。
左:2~30cm離して施工 右:遠目から施工
色が明るいから凹凸が映像だとわかりづらいですね。
一応ボコボコ感はありますが、上と下で差は特に感じられないです。
『ラバーチッピング ホワイト』
上半分は普通に吹きます。
細かい粒が好きな人は何回かに分けて施工しないと、粒同士がくっついて大きい粒になってしまうので注意してください。
アボカド感がある。下半分は遠目から吹きます。
良い感じの距離感が掴めてきた。
上:2~30cm離して施工 下:遠目から施工
上はどちらかと言うとツルツル、下はボコボコです。
僕は下の方が好きです!
4種類の質感
4種類の施工が終わったので見比べてみます。
『チッピング ブラック』は大きい粒は艶が出て、それ以外はマットっぽくなるので個人的に好きです。
『ラバーチッピング ブラック』は艶が出ないからなのかボツボツがあまり目立ちません。感触的はチッピングよりもザラザラしています。
『ラバーチッピング グレー』は凹凸がわかりづらいですが、これはこれで良い感じ。
『ラバーチッピング ホワイト』はめちゃくちゃおしゃれ。こういう外壁ありそう。
ジムニーシエラと見比べる
前に『ラプターライナー』を施工したジムニーシエラのフェンダーです。
大根がおろせそうなくらいボコボコでゴツゴツ。
見比べると差は歴然ですね。
ここは助手席のバーです。ジムニーシエラの内装はあまりゴツゴツ感のないテクスチャなので、今回使用した缶スプレーチッピング塗料と似ています。
足回り用だけど、使い道は結構ありそう。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は缶スプレーのチッピング塗料4種類を使い比べてみました。
どれも凹凸はしっかり出ていましたが、『ラプターライナー』ほどではなかったです。缶スプレータイプで『ラプターライナー』くらいボコボコさせるのは厳しいんじゃないかな~。
ちなみに量ですが、バンパーをしっかり塗る場合だと3~4本は必要だと思うので、ぜひ参考にしてください。
時間ができたらジムニーシエラの下の方を塗っていきたいな。
そいじゃ、また!
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