はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
ある日突然、エンジン警告灯が点灯・・・
ある日突然、エンジン警告灯が点灯しエンジンが震え激しくなりました。
「あ~イグニッションコイル逝ったわ。」
ということで、今回はイグニッションコイルに不具合があるので、イグニッションコイルとプラグの交換作業を行おうと思います。
イグニッションコイルとは何ぞや?と思った人の為に、軽く説明させていただきます。
イグニッションコイルは高電圧を発生させてる装置で、スパークプラグを作動で火花を飛ばしてガソリンを燃焼させる為に必要な部品になります。
交換時期は約10万kmです。といっても電装品なので突然壊れることもあります。
今回の場合はディーラーで診断してもらったら4番目のイグニッションコイルが壊れているという診断を受けました。
4番目というのはクランクプーリー側から1番、2番、3番、と並んでいて4気筒なので、クランクプーリーから1番遠いイグニッションコイルが壊れているということになります。
1本交換するば直ると思うのですが、時期が時期なので4本全て交換しようと思います。あと、ついでにスパークプラグも4つ購入したのでプラグも交換して、セレナの場合はインテークマニホールドを外さないとイグニッションコイルを交換できないのでパッキン類も購入しました。
金額はプラグが1本1,600円なので1本で約6,000円、イグニッションコイルが純正で1本8,000円なので1本で32,000円、パッキン類は数百円だったと思います。
イグニッションコイルは社外で1本15,000円の物も販売されていますが、この判断は難しい。車が動くか動かないかの問題なので、できれば純正品を選んだ方がいいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
イグニッションコイルとプラグを交換
まず、エンジンカバーを取り外します。
あの奥に見えるのがイグニッションコイルです。
この赤丸がイグニッションで、これは4番目のイグニッションコイルになります。クランクプーリーから1番遠いイグニッションコイルです。
1番と4番はエンジンカバーを外せば見えるのですが、2番と3番がインマニを外さないと見ることすらできません。
丁度、インマニの真下にあるので面倒ですが、インマニを外していきます。
外れました。すごく簡単に外れた感がありますが、1時間ぐらいは格闘していました。本当に面倒です。これでイグニッションコイルが4本とも外せるので交換していきます。
なんと!!!
不具合の出ていたイグニッションコイルを外したら頭の部分だけが取れてしまいました。先の部分を慎重に外した結果、途中で曲がっていました。これが原因なのかは不明ですが、なんと直る兆しが見えてきました。
イグニッションコイルを外した穴の中にスパークプラグがいるのでプラグレンチを使って取り外します。
これがプラグの新旧です。汚れが酷い状態です。
プラグの発火部に付着したカーボンを伝わって電気がリークして失火を起こし始動が悪くなので、交換するようにしてください。ちなみ、一般的なプラグは15,000~20,000km、長寿命タイプは100,000kmが交換目安です。
続いてインテークマニホールドのパッキンを交換していきます。これらパッキン類は絶対に交換しないといけないのかと問われたら「・・・」ですが、高いものではないので交換するようにしてください。
交換したパッキンは少し曲げると割れるぐらい劣化していたので、交換して正解でした。
逆の手順で戻していきます。新しいプラグを取り付けてからイグニッションコイルを取り付けて終わりです。
あとは、インテークマニホールドを取り付けるだけです。取り付けるだけと言っても、この作業が大変なんですよ。基本的にボルトの位置は見えません。手探りです。
直したのに何かが変・・・
インテークマニホールドも戻したのでエンジンカバーを戻してエンジンをかけてみます。
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ん!?何か変だぞ!? 直っていない!?
原因判明
原因はインテークマニホールドを外した時に、スロットルバルブも外したんです。そこが原因でスロットルバルブをいじった時は「スロットル全閉位置」と「急速TAS学習」を行わないと回転数が下がらないといったことが起きるみたいです。
無知でした。
スロットル全閉位置学習
1. キースイッチをON、OFFにする。(キースイッチOFF後は約5秒保持する)
※スロットルバルブが作動する音を確認する
急速TAS学習
1. アクセル全閉のままキースイッチをON。
2. 3秒経過してからアクセル全開、全閉を5秒以内に5回繰り返す。(全閉状態で終える)
3. アクセル全閉から約7秒後にアクセルを全開にして保持しておく。
4. 約10秒後にエンジン警告灯が点滅し始める。
5. 数秒後にエンジン警告灯が点灯するのでアクセルを全閉し、5秒以内にエンジンを始動。
6. そのまま20秒以上アイドリングを続ける。(学習終了)
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はイグニッションコイルの調子が悪かったので交換作業をしてみました。
この記事でお伝えしたいのは「交換時期が来る前に交換すること」イグニッションコイルは約10万kmが交換時期と言われています。プラグにも物によって違うんですが、イグニッションコイルと同じぐらい。
で、今回交換した車両は走行距離が約15万km、僕もすっかり忘れていました。こういうことが無いよう注意してください。
今回は症状が出てから気が付きました。そうなるとロードサービスを呼ばないといけなかったり、他の走行している車にも迷惑をかけちゃうので消耗品は早めに交換してあげてください。
で、セレナ(C25)の場合は、インテークマニホールドを外さないとイグニッションコイルを交換することができないので、DIYはオススメできません。
ちょっとリスクが大きいし、作業が大変です。
スロットルバルブも外して、なんちゃら学習もして、また調子悪くなったよ。なんてこともあり得るので知識のある人や近くの車屋さんに診てもらうようにしてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!