はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、久しぶりの登場!ボクスターのステアリング交換をしてみたいと思います!
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
用意したもの
今回のステアリング交換にあたって用意したものがこちら
●ワークスベル : ホーンリング
●ワークスベル : ラフィックス専用 ショートボス(ボクスター986用)
●MOMO : ステアリング モデル.08 BK/スエード
ステアリングを交換して、カッコよくしちゃおうと思います!
作業をする前に必ずやること
ステアリング関係をいじる時には、必ず行ってもらいたいこと。
それは、バッテリーのアースを外すことです。
ステアリング関係をいじる際にはエアバッグが関係してくるので、誤作動を防ぐ為にもバッテリーのマイナス端子を外し、暫く時間を置いて放電を行ってください。
また、外しておいたマイナス端子が、バッテリーのアース部分に触れてしまうといけないので、しっかりと外して絶縁しておくと尚いいと思います。
電気が通っていないことが確認出来たら、作業に取り掛かっていきましょう!
エアバッグを取り外す
ステアリングの取り外しを行う場合は、まずエアバッグを取り外します。
この作業が超大変。トルクスネジで固定されているのですが、エアバッグは頻繁に外すことを想定されていないためにメチャメチャ硬く締められています。
取り外しの作業時に気を付けなくてはいけないこととしては、とにかくナメないようにすること。
過去に記事を作ったことがありますが、ここのネジをなめてしまうと、硬さも相まって非常に大変なことになってしまいます。
特に、このボクスターの場合はステアリングの裏面から、目視できない角度で留められていたため、非常に作業をしづらい状態でした。
かなりの時間格闘しましたが、僕の場合はトルクスのL型レンチにメガネレンチを組み合わせて力を入れやすくすることで取り外すことが出来ました。みなさんも、この作業は時間をかけてでも慎重に、しっかりと進めるようにすることをオススメします。
ネジが外れたら、手前に引き出すことでエアバッグを取り外すことができます。後ろに配線が繋がっているので注意してください。
配線のカプラーを外せば、ステアリング中央部分が丸々取れました。
これが取り外したエアバッグ部分。ポルシェのマークが入っていますが、これともオサラバです。もっとスポーティにしちゃう予定ですから!
ステアリングを取り外す
エアバッグを取り外して、ステアリング内が確認できるようになったら、ステアリング内の配線を全て抜いていきます。
ステアリングには、ボリューム変更など色々なボタンが付いていましたが、新しいステアリングでは使わなくなります。
ちょっと残念な気もしますが、スポーティーさの方を今回は大事にしたいという事で、思い切って外していきます。
ステアリングは真ん中部分のナットで固定されています。
走行中に外れてはいけない部分なので、ここもしっかり固定されていて、メチャメチャ硬いと思います。しっかりと準備をして取り外すようにしましょう。
今回はちょっと大きい工具、トルクレンチを使って取り外してみました。しっかりと力が入るので、安心して取り外すことが出来ました。
小さい工具だと、エアバッグの時の様に力が入らなくて大変かもしれないので、こういった工具を用意しておいた方がいいと思います。
真ん中のナットが外れたという事で、このままステアリングを抜き取ってしまいたいところですが、このままステアリングを抜いてしまうと、真ん中の位置が分からなくなってしまいます。
という事で、真ん中のボルトとステアリングにマジックペンで線を中心の位置でしるしをつけておきました。ちょっと見づらいかもしれませんが、上の画像のような感じです。
ステアリングの真上の位置が分かるようにしたら、ゆっくりと慎重にステアリングを手前に引き抜いていきましょう。
一気に引き抜いたりしてしまうと、顔面にステアリングが当たってしまう可能性があるので注意してください。
ショートボスの取り付け
ステアリングの取り外しが終わったら、続いてショートボスを取り付けて行きます。
取り付けの際には、ステアリングの台座部分にあるピンは絶対に回さない様にしてください。
ショートボスはこのピンを回避するように作られているので、曲がっているとそもそも入りません。
配線を避けながら、正面からショートボスをかぶせて取り付けます。
僕の場合は周りの黒いカバー(ボスカバー)を付けたまま取り付けてしまったのですが、本来は車体にボスを取り付けた後に被せるものだったようです。
次に、エアバッグから取り外したカプラーにキャンセラーを取り付けて行きます。
このキャンセラーを付けておかないと、エアバッグがなくなったことによって、警告灯が出てしまうようです。
極性はないということなので、キャンセラーのピンをエアバッグに刺さっていたカプラーに取り付けて完了です。
抜けない様にビニールテープなどで固定しておきましょう。警告灯が出ていないかに関しては、後でしっかり確認したいと思います。
最後にボスを固定します。先程使用したトルクレンチをつかってしっかりと締めて完了です。
ステアリングの取り付け
ようやく新しいステアリングの取り付けです。
今回購入したホーンリングは、ステアリングの中央部分に使用するようです。
ホーンリングをステアリングの中央部分に取り付けたら、ステアリングを固定していきます。
付属のボルトを使って、ステアリングをボスに固定していきます。このむき出し感がカッコいい!ちょっと素人でも取り付けられたことに感動。
以前のステアリングのコントローラー部分に付いていたカプラーたちは、使わなくなるのでビニールテープで内側にまとめておきました。
最後にホーンをつなげて、ステアリングに取り付けたら終わりです。
なんか……かなりスポーティーになった?
ステアリングの交換が終わると、一気にスポーティーになりました。サイズとしては、純正のステアリングと比べると一回り小さくなりました。
元のステアリングに付いていたコントローラー部分は使えなくなってしまいましたし、エアバッグもなくなってしまいました。でも、その代わりにスポーティーになりました。
最初は、ベージュの内装に黒のステアリングってどうなんだろうと思っていましたが、意外に引き締まってイイ感じです。最後にバッテリーをつなげて、動作確認をしたいと思います。
エンジンをかけて、ハンドル操作とクラクション、警告灯の確認をしていきます。
エンジンをかけてみると、点灯している警告灯はパーキングとシートベルトのみ。エアバッグの警告灯は付いていないので、正常な状態ですね。
もしエアバッグの警告灯が点灯したとしたら、エアバッグ部分に入れたキャンセラーに不具合があるという事。キャンセラーの取り付けを確認してみてください。
ちょっと車を走らせてみましたが、結構いい感じ。握った感じとしてはちょっと小ぶりになって、僕は物凄く気に入っています。
ハンドル操作もしやすく、なによりカッコイイ。車に乗るたびにモチベーションが上がります!
ひとつだけ気になる点としては、ステアリングの中央部分に取り付けたホーンリング。ここの色がシルバーで、ステアリングと合っていない部分だけちょっと残念。後でちゃんと色を塗ってあげようと思います。
まとめ
っといった感じで動画の方、以上になります!
今回は、ステアリングを純正の物からモモのステアリングに交換しました。
交換するに当たって注意してもらいたいこととしてはボスの部分。取り付けの土台と言うべき部分でしょうか。
今回だとボクスターの986に合ったボスを購入する、自分の車種のボスを調べて購入するといった部分が大切になります。
また、ステアリングによってはホーンリングをプラスで購入しないといけないということで、今回かかった合計額は、ステアリング18000円、ボスが27000円、ホーンリングが600円ぐらい、合計45000円。
もう自己満だから、これはもうしょうがない。ボスも、もう少し安いものを探せばあるのかもしれません。
取り付け時の注意点としては、1番最初のバッテリーを外す所。
バッテリーの端子が近いとまた接触して意味が無くなってしまう場合もあるので、しっかりバッテリーの端子側を絶遠しておく。ケーブルの方も巻いておけば大丈夫かなと思います。
それでバッテリーを外した後は、15分ぐらいは放置してから作業をはじめる事。
あとは、トルクスのネジを注意して外すこと。トルクスのネジは失敗すると、ハンドルごと壊す必要が出てきてしまうかもしれないので、注意しましょう。
その後はの作業はそんなに難しくないと思います。
その他に確認して頂きたいポイントとしては、任意保険です。
エアバッグ装着車として保険に加入している場合、保険の契約に問題が出てきてしまうので、必ず保険会社に連絡を取って指示を受けてください。
仮に、事故が起きてしまったとして、エアバッグが付いているはずの車両にエアバッグが付いていないとなると、そもそも保険が下りなくなってしまう可能性もあります。
取り付けの前に、そこまでしっかりチェックしておくようにしてください。また、純正部品はしっかりと残しておきましょう。
ステアリング交換は、費用のかかる作業になりますが、車の雰囲気が一気にガラっと変わるので、オススメです。
ただ、気に入ったものがあってもすぐに購入するのではなく、色々なステアリングと見比べたり、適合や取り付け方も勉強して、しっかりと準備をしてから挑戦してもらいたい作業だと思います。
エアバッグが絡むので、取り付けには気を付けてください。不安な方は、業者さんに頼みましょう!
気になった方は、購入してみてください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!