はい! こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です!
先日、Youtubeの動画で発表させていただいた通り、車の大辞典cacacaが「レッドブル ボックスカートレース2019」に出場することになりました!
このレースは10月6日に開催されるのですが、それまでに出走するためのカートを作る必要があります。
はっきり言って時間がありません!本当にヤバいので、早速動き出すことにしました。今回は出場決定と一緒にレッドブルから送られてきたもののご紹介と、作って行くカートを説明しようと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
レッドブルボックスカートレース2019
先日、レッドブルからはBRIEFING PACKという荷物が届きました。
実はこの荷物、応募から始まって2つめ、前回はAPPLICATION PACKという箱が届き、その書類にカート案やプロフィールを付けて送りました。
今回はそちらの書類が審査を通ったという事で、こちらの荷物が届いた形になります。
箱の中に何が入っているかというと、レッドブル エナジードリンクがシュガーフリーと2缶づつ入っています。
これを飲んで打ち合わせをしてね!っていうメッセージなのかな?早速飲みながら車づくりをしていきたいと思います。
他にも「レッドブル・ボックスカート・レースの出走権獲得 おめでとうございます!」と書かれた書類が、これを見ると本当に出場することになったんだなと実感。ちょっと緊張してくる…
あと、「ドライバーズ オリエンテーション」という冊子。説明書ではないけれど、参加に向けた心構えとかいろいろなことが書かれている冊子です。
ドライバーズライセンス・ピットクルーライセンスなんていうカッコイイのも入っていました。
中に写真を貼って、名前を書いて、当日首からぶら下げて使用するものなのでしょう。車の大辞典cacacaでは、ドライバーに僕(しのピー)、他にピットクルー3名でチームを組んで参加します!
おめでとうございますの紙には、参加の為のレギュレーションについても記載されていました。内容は以下の通りです。
●動力は人力のみ
●マシンは 幅1.5m×高さ2m×長さ4mのサイズを超える事は不可
●タイヤの外直径は90cm以内
●最低地上高18cm(最終的に変更になる可能性あり)
●重量80kgまで(ドライバーの体重を除く)
●ブレーキとハンドルが取り付けられており、正常に作動する
●ドライバー(および副操縦士)は、安全の為「あごひも付きのヘルメット」を着用
●チームメンバーはレース当日に18歳以上であること
●スポンサーロゴなど貼付したい場合は要確認
といった感じですね!まだ詳しく決まっていない部分もあるのでしょう。レース運営側と一緒に作っている感じがして、これもまたいいですね!
こちらが今回作る予定のカートになります。
イメージとしてはYoutubeの動画内で洗車をしながら走るしのピーを表現しようと思っています。カートのサイズは幅1.5m、長さ2m、高さ1.125mを予定。
といっても作りながらちょっとずつ変わる気がします。横幅はギリギリだし……。車両の方に関しては、ペダルカートのパーツを流用しようと思っています。丸々使うのではなく、バラしてパーツとして。
フレームなども延長が必要になるかもしれないので、もしかしたら溶接の資格とかを取らないといけないのでは?なんて考えています。間に合うのか? ボディーはFRPを使って作れればいいかな?イメージは色々と広がります。
とりあえず今日から動き始めよう!ということで、まずはカート周囲の枠部分を作って行きたいと思います。
一番長い部分で2mあるため、アルミのパイプなど軽くて強めの素材でフレームを作ろうかと考えています。では早速素材探しに行ってきます!
ホームセンターで素材を買ってみた
早速素材を用意しよう!ということでホームセンターにやってきました。
洗車用具をはじめ、ホームセンターには結構お世話になっているしのピーですが、さすがにカートの素材を買うのは初めての経験です。
なにかフレームづくりのヒントとなればと思って水槽や虫かご売り場も見てみたのですが……。時代でしょうか、フレームレス・ナローベゼルの時代なのでしょうか。フレームのヒントになるものはありません。
むしろ車の周りにフレームを付けようとするcacacaは時代に逆行しているのでしょうか。
パイプ売り場を見ていると、塩ビ管が意外と丈夫な事に気が付いたので、塩ビのパイプでフレームを組んでみる事にしました。作業場を作るためのブルーシートも忘れずに!!
早速組み立ててみた
実際に買ってきたのがこちら、20Φの塩ビ パイプの2mの物を12本。あと、その周りのカバー。それからジョイントとなるパーツ。
これらを使う事によって危険度も少なく、インパクトのあるフレームを作れるのではないかと考えています。
元々はアルミを…なんて考えていましたが、塩ビ管で作れるのであれば僕にフレームが直撃してケガをするなんていう可能性も減ります。
スポンジを周りに付けることでしのピーへのダメージも更に減らすことができるでしょう。
①パイプをカットする
買ってきた塩ビ パイプを予定の長さにカットしていきます。
ジョイント部分の長さも考慮しながらノコギリを使って切りました。
②パイプを組み立てる
一緒に購入してきた、「フレミング左手の法則」のような三又のジョイントを使用して組み立てていきます。
今日の時点では仮組なので、接着剤での固定は行いません。ただサイズはしっかりと確認していきたいと思います。
組みあがったフレームを持ち上げてみると…たわむ。思っていたよりもたわみました。安全性を考慮した塩ビパイプだったのですが、たわんでしまうと逆に危ないかもしれない…。
とりあえず素材は用意したので、動揺しつつも最後まで組んでみたいと思います。
③保護用のカバーを取り付ける
組み立てた枠に、同時に購入してきたカバーを取り付けて行きます。これによって枠の太さが増して、インパクトが出る予定です。カバーを取り付けたサイズはなかなかいい感じ。
④カバーに赤いテープを巻いていく
カバーの周りに赤のビニールテープを巻いて固定していきます。
最初は塗装しようと考えていたりしたのですが、弾いてしまったりカバーが溶けてしまったりする可能性を考慮してビニールテープを巻きつけて色を付けながら固定していくことにしました。この作業が地味に大変。
時間がかかりますが、しっかりと慎重に巻いていきました。
フレームが完成
一応完成した枠部分がこちらです。赤い色が結構映えていていい感じなのではないでしょうか。実際に出来上がった感想としては、思っていたものより大きかった印象です。
塩ビパイプが思っていたよりパインパインだったこともあり、強度に問題があるので、素材を変えなければいけない可能性もありますし、サイズ自体を変更する可能性もあります。
まずは、この枠をベースにして、中のカートの部分を設計していきたいと思います。
ここに来て問題発生
ここに来て問題が発生です。ペダルカートをベースに車を作る予定だったのですが、これがレギュレーション的にNGにあたる可能性が出てきました。
そのためフレームとなる部分はオリジナルで作り、ブレーキやハンドルの機構となる部分だけを集めることしました。
我々は「車の大辞典」なので、車に近い機構を持っているもの、レーシングカートなどの部品でブレーキやステアリングを作って行こうと思います。次回からは部品を取れるカートを探したりしてみたいと思います。
【Part2】レッドブルボックスカートレースに出走するまでの道のりこの記事を読む
そいじゃ、また!
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