はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちらの『LYZER LEDルームランプ』をご紹介したいと思います。
LEDルームランプの交換を行うのですが、ただのLED交換とはちょっと違って、今回は30系アルファード・ヴェルファイア専用のLEDかつ「純正LED車のLED交換」を行ってみます。
通常はハロゲンルームランプ仕様の車両をLEDに交換するものなのですが、今回は純正LEDからLYZERのLEDルームランプセットに交換をしてみます。
何故? LEDからLEDに交換するのか? というと、30アルヴェル乗りの方はご存知だと思いますが、純正LEDがとても暗いから。
私も友人から相談を受けて、色々試してみたのですが、純正LEDの場合、ユニット内の基盤に直接LEDが設置されているため簡単には交換ができないものでした。
そこで『LYZER LEDルームランプ』を紹介させていただきます。
この商品は基板ごと交換するタイプで、専用設計なのでフィッティングも問題なし。それですごく明るくなるという商品です。
今回はどれくらい明るくなるのかと交換方法を実際に体験してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください!
今回使用する車は30系アルファード後期のエグゼクティブラウンジです。
交換方法
マップランプの交換
まずはマップランプから交換していきます。
マップランプの交換には、マップランプユニットの取り外しが必要です。
ユニットの取り外しの際には内張り剥がし等を使用する事が多いかと思いますが、今回は傷を付けにくい素手での外し方をご紹介していきます。
手で取り外す際には、マップランプの奥側(フロント側)に隙間があるので、その隙間に指を差し込み、マップランプユニット本体をした方向に引っ張ります。
奥側を持って下に引っ張ることでユニットは簡単に外れます。
マップランプユニットの背面にはカプラーが数か所接続されているので、このカプラーを外せばマップランプユニットの取り外しの完了です。
ここから先は車内で交換するのが大変なので、一度室内に持ち込みました。
マップランプユニットの取り外しができたら、次はマップランプのレンズを外していきます。
レンズはユニット裏面のツメを外すことで取り外しが可能です。
このツメは指で外す事は出来ないので、内張はがしやマイナスドライバー等を使用して丁寧に取り外しを行っていきます。コツとしてはレンズを外れる方向に引っ張りながらツメを外していくことです。
レンズ部分は全6か所のツメで固定されています。
ツメをパチパチ外していくだけなので、作業は難しくありません。
レンズは両側とも外してしまいましょう。
ハロゲン車両の交換の場合はこの段階でLEDルームランプに球を交換して終わりなのですが、純正LED仕様の場合は基盤に直接ランプがくっついていて、ソケットからの電源取得ができません。
なので今回は中の基板も一緒に交換する必要があります。
続いてアウターカバーを外していきます。
ここもレンズ同様裏面からツメを外していきます。この部分は15~17か所くらいがツメで固定されていました。
続いてスイッチ部分を取り外していきます。
スイッチも他同様ツメで固定されています。
さらにスイッチ下のカバーのツメ6か所を外し、カバーを取り外すと基盤とご対面です。
今回のLED交換では、この基板交換がキモになります。
基板自体の取り外しはユニットからスポッと抜くだけ。外した純正基板はとりあえず置いておいて…
セットに含まれる新しい基板に交換します。
同様の形状になるため、そのまま入れ替えるだけで交換可能です。
今回基板を交換したことで、マップランプ部分の大型LEDが追加可能になります。
基板端部分のソケットと、LEDルームランプのソケットを接続します。
接続後にボタン下カバーを取り付けると、その上に追加されたルームランプ基盤がぴったりとはまります。凄くないですか?このフィット感。
このルームランプ部分は裏面の両面テープで固定するようになっていました。
取り外し時と逆順で、ボタン・アウターカバー・レンズを戻せば完成です。
ツメではめていくだけなので非常に簡単です。
先に紹介するのを忘れていましたが、セットにはバニティランプとラゲッジランプも含まれています。
ここからはまた車内に戻って、マップランプユニットとソケットをつないでいきます。
外した時と逆順で車両後方側のツメを引っかけてから上にはめていくと取り付けが可能です。
しっかりとはめ込んだらマップランプの交換完了です。
マップランプのボタンを一回押すと、純正状態と同じようにスポットライトが点灯します。基板と一緒にチップも変わっているので、若干色味が変わったような印象がありますが、明るさとしては大きく変化は無いと思います。
マップランプのボタンを再び押すことで消灯します。
再びボタンを押す(計三回目)と、レンズが全面発光しました。
この状態は非常に明るい状態。純正状態とは比にならないほど明るくなりました。再びボタンを押すことで消灯します。
ちなみにマップランプ中央にあるランプ点灯ボタンを押した場合はこちらの全面発光の状態になりました。
ラゲッジランプの交換
30系アルファード・ヴェルファイアはラゲッジランプが左右2か所についています。こちらはレンズ上面に指を入れて引っ張るだけで取り外しが可能です。
レンズを外したら、裏面の四角いカバーを外して、球を交換します。
『LYZER LEDルームランプセット』の場合は基板をレンズ面に当てた状態でソケットに配線を接続し、裏面カバーを戻すだけで完了でした。
再びレンズを戻したら交換完了です。
バニティランプの交換
バニティランプは運転席と助手席のサンバイザー裏のミラーを開くと点灯するランプです。
こちらはレンズ左側から(たしか助手席側でも左側だったと思います)内張はがしなどを差し込むことで取り外しが可能です。
始めて取り外す際には非常に硬かったりしますが、奥部分にあるツメが外れるように押してやることで外れます。
バニティランプの交換はレンズも取り外して行います。
レンズはツメで固定されているので、丁寧に外してください。作業がしづらい場合は裏面のソケットを外せば、マップランプ同様に手元で作業ができるのでお勧めです。
こちらもハロゲンランプを取り外したら、LEDに差し替えて両面テープで固定します。
レンズを戻し、車両に戻したら取付完了です。
ミラーを開くことでLEDランプが点灯するようになりました。
点灯比較
ラゲッジランプ
日が落ちたので、純正の状態と交換後の状態でそれぞれの見え方を比較してみることにしました。
左が純正状態のランプ、右側が変更後のランプになります。
カメラでの映像では明るさを自動調整されてしまったのでわかりづらいかもしれませんが、明るさはかなり違います。ラゲッジ部分では荷室全体を非常に明るく照らせるようになりました。
バニティランプ
左が純正状態、右側が『LYZER LEDルームランプセット』です。
明るさが変わったのももちろんですが、色味が白色になることで、色の判断も付きやすくなるのもポイントです。バニティランプは化粧などに使われる方もいると思いますので、色がしっかり分かるのも大切ですよね。
マップランプ
左が純正ランプ状態、右側が『LYZER LEDルームランプセット』の全面発光状態です。見た通り明るさが全然違います。
純正と同様のスポットライトの様な使い方もできるようになっているので、走行中や夜間で中が丸見えになってほしくない場所などでは全面点灯を避けて純正と同じような使い方をするのもアリだと思います。
このマップランプ部分の明るさは、シフト周りを確認していただくのが一番わかりやすいと思います。
左が純正ランプ状態、右側が『LYZER LEDルームランプセット』の全面発光状態です。
左の純正状態では、コンソールのポケットの中などは確認することができないと思います。
正直ルームランプを使いたいときってバックの中を確認したり、車内でものを探していたり、手元でメモや何か作業をしようとしていたり。明るさが欲しい時がほとんどだと思うんです。周辺が明るくて他に明かりが必要ない様であればルームランプは使用しませんから。
それを考えてみると友達の言っていた「暗い」「純正LEDを変えたい」というのもうなずける気がしました。
まとめ
という事で今回は30系アルファード・ヴェルファイアの純正LEDルームランプを『LYZER LEDルームランプセット』に交換してみました。
今回実際にやってみて感じたことは、やっぱり明るさの違いは歴然だったという事です。
正直これ以上は必要ないと思うほどの明るさがありました。これについても好みがありますし、明るさのあまり、マップランプの全面点灯時は外から車内がよく見えてしまうといった部分もあるので賛否両論だと思いますが、純正LEDランプで明るさに不満を感じている方は間違いなく満足できる光量を出してくれると思いました。
取り付けに関しては、どうしてもユニットを外す必要がありますので苦手な方はいると思います。しかし、作業としてはツメを外す作業ばかりなので、そんなに大変という訳でもないかな?といった印象でした。
今回ご紹介した30系アルファード・ヴェルファイア用の純正LEDルームランプ交換用のLYZER LEDルームランプセットですが、実はまだ正式に発表されている商品ではありません。
2019年1月11日から開催される東京オートサロンで正式発表される商品になるそうです。なので、このルームランプが気になる方でオートサロンに行かれる方は中ホールのど真ん中「LYZERブース」のデモカーで実際に点灯状態を確認できるとの事なので足を運んでみてはいかがでしょうか。
またハロゲン仕様の車をLEDに変えるセットはすでに販売されています。
明るさに好みはあると思いますが、やはり実用性のある明るさを求める方には非常にオススメだと思います。このLEDルームランプセットに関しては、30系アルファード・ヴェルファイアだけでなく、他の車種もたくさんラインナップされているので、一度手に取られてはいかがでしょうか。
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