はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちら “Billet(バレット)” の『BLT-G』というガラスの油膜除去剤を使ってみようと思います。
ネットでは大人気でほぼ買えない、販売されても即完売みたいな商品なんですが、こちら先日オートバックス春日部に行った際に売っていたので購入してきました。
僕もガラスの油膜除去剤は結構な種類使ってきたので、なぜ人気なのか どんな商品なのかっていうのを今回見ていけたらいいなと思います。
そうしたら早速外へレッツゴー!
施工前準備
今回は、こちらのBLT-Gについてご紹介します。
まず、どれくらいの量が入っているのか気になるところですよね。200mlで、250g。金額は2,860円でした。
この商品は、液剤とクロスがセットになっています。僕がガラスをリセットしたいときに使うのは、だいたいプロスタッフの『モンスターリセット』か、カーオールの『水アカ取りパッド』のどちらかなんですよね。
モンスターリセットの良いところは、油膜がしっかり落ちるところ。使った分だけ効果がちゃんと感じられる、素直なアイテムなんです。
一方で、カーオールの水アカ取りパッドは、パッドが少し硬めなので作業が楽なんです。そして使い捨てだから、道具がどんどん増える心配がないのもポイントですね。僕なら、この2つのどちらかを選ぶかなと思います。
過去にこれらのアイテムを動画でも紹介しているので、興味のある方はぜひそちらもチェックしてみてください。
さて、今回のBLT-G、どんなものか気になっている方もいると思います。使用方法などの詳細は、商品の裏面にしっかり記載されているので、そちらも確認してみてくださいね。
特徴としてはサンダーを使わない手作業でも簡単水アカ除去とオービタルサンダー等を使用することで、頑固な水アカやシリカスケールガラス傷の除去に対応します。
この下に使用方法が書いてあるので、ざっくり読んでいきます。
- 作業をするガラスを除去し 砂埃や異物が作業面上にないことを確認してから作業を開始してください。
※異物を残したまま研磨すると 思わぬ深い傷が入ることがあります。 - 付属のクロスに研磨スポンジを巻き 油膜を除去してください。
※電動またはエアーツールなどで研磨を行う場合は磨きすぎに注意してください。局部的な磨きによるガラスの歪みが発生する場合があります。 - 作業後はクロスなどを併用し コンパウンドを十分注いでください。
※水がガラスに張り付いたようになるので 作業完了の目安にしてください。
ということです。
1個気になったのは、「付属のクロスに研磨スポンジを巻き」って部分だね。
「研磨スポンジが入ってないの?何なの?」って思いますよね、僕は。それがないと使えないわけじゃないけど、「どこにあるの?」って話です。
困っちゃったな、入ってない…。
付属のクロスって書いてあるから、クロスは付属されているわけです。でも、研磨スポンジはありません。クロスしか入ってないんです。
初心者からすると、どの研磨スポンジを使えばいいのかもわからないと思うんですよね。だから、付属してもらえると助かる。もしくは、必要ないなら最初から書かないでほしい。正直、余計に混乱しちゃうんですよね。
でも、クロスはフチなしで、めちゃめちゃいいクロスですね。
施工開始
早速 施工していこうと思います。まずフロントガラスで試したいなと思うので、水をかけてみます。
何か撥水剤が施工されてます。運転席側が1番良さそう。3面に分けて何かを施工していたんだと思います。
これを落としていきます。どう変わるのか、BLT-Gを使っていきましょう。
ちなみに、「研磨スポンジはどうなったんだ?」と気になっている方もいると思いますが、「付属のクロスを濡らして固く絞る」これでOKみたいです。
専用のスポンジとかはないみたい。
ないんかい!っていう。
専用のスポンジとかはないみたいですね。「ないんかい!」って感じですよね(笑)。もし、自分が研磨スポンジを持っている場合は、それに巻いて使うと良いですよというだけであって、基本は固く絞ったクロスで施工すればいいみたいです。
ガラス面は濡らした状態で施工するのがポイントです。今、僕はホースを使って濡らしてしまったんですが、そうするとボディとかも一緒に濡れちゃうんですよね。だから、こういうスプレーボトルを用意して…
そこに水を入れてガラス面を濡らしながらやってあげると、ボディ面は濡れずに施工できると思います。
それでは、実際にやってきますね。適量がちょっと今のところ分からないんですが、これくらいでいきますか。
ちなみに手袋してます。
というのも、成分表記がなかったので一応手袋をしています。それに、成分に関わらず僕は肌が弱いので、手袋をしているというわけです。
早速行きますね。
うわ!早っ!!
え?本当?え、早すぎるんだけど。
また別のところで寄り気味でいきますね。ここら辺、弾いてますよね?
このBLT-Gを軽く塗ると分かりづらいんですが、弾かれるんですよ。
これを擦っていくだけでどんどん弾かなくなっていく。
ほら、この辺もう終わり。早いんだけど、早すぎるくらい早い。
過去に僕もいろいろ使ってきて、めちゃめちゃ落ちるのが早いなって思った商品もありました。でも、結局水をかけてみたりすると、あんまり落ちてないことが多かったんですよね。
こういう風に弾かなくなるんだけど、水をかけたりガラス面を洗ってみると、増粘剤とか何なのかは僕には分からないんですが、それが剥がれたときに「あれ?油膜残ってるじゃん」っていうケースが結構あったんです。
なので、そこら辺も見ていきたいなとは思ってますが、今のところやばいですね、異常です。
この辺ね、分かりづらいかも。
ほら、この目に見えて落ちてる。もう力入れてない。
端の方、まだできてないところがあるんですが、すごいぞ。速いぞ。なんだこいつ。
一旦、端の方はまだやり切れてないんですが、全面的に弾かなくなりました。
重要なのはここからなんですよ。
ここで水をかけて洗ったりして、これと同じように弾かれてなければ、めちゃめちゃすごいです。
ちょっと洗い流してみますね。
ぎょえ~、すごい!マジ?マジですか?
軽く中性洗剤で洗ってみます。けど、普通に落ちてそうですね。
今試しているのは、油膜だったり、あとは古い撥水剤が落ちるのかどうかです。
早すぎ マジ?綺麗サッパリ落ちてます。すご! BLT-Gすげえわ。
人気なだけある、噂通り。早いわ。早さで言うと過去一だね。
水アカ検証
そうしたら、続いて水アカですね。ウロコ汚れみたいなのが取れるのかどうか試していこうと思います。
このガラスはだいぶきれいにしたんですが、多分下側だけきれいにしてあって、上側はウロコがびっちり残っているので、この辺を重点的にやっていこうと思います。
ちなみに、BLT-Gの商品説明を再度見たんですが、軽めのウロコとかスケールと呼ばれるものだったら除去できるということなので、やってみようと思います。
正直、ネット番長だと思ってるんですよ、僕。でも、今のところすごいぞ、これ。
ほら、落ちるの分かります?いや、早いわ。本当に早い。しかも、力がいらない。
今、弾かなくなったんですが、何回も言いますけど、ウロコの方は弾かなくなったからといってOKというわけではないです。
結構しっかりめにやりました。ぱっと見は分からないよね。
これを一回拭き上げます。この状態だと分からないので、乾くのを待ちます。
本当に軽度なウロコは除去できたけど、この辺は除去できてないですね。頑固なやつは厳しい。
若干ポツポツ残ってます。油膜には強いけど、ウロコにはちょっと弱いかも。
もう少しやってみます。
さっきも結構油膜が除去できてから、それ以降しっかりやったんだけど、意外にまだ残ってた。
2回目やりましたが、どうでしょうか。ちょっと薄くなったけど、やっぱりまだいますね。
2回目は結構力を入れて、それなりに磨いたんですが、落ちてないわけではないけど、油膜ほどやっぱりスパッとは落ちないですね。
逆に、人参(モンスターリセット)持ってこようか。
この角のところ、ここですね。
パットの差はあるかも。タオルとパットっていう差ですね。
こんなもんでいいかな。本当に軽くです。部分的にはやりましたが、そんなにガッツリはやってないです。
これでどうなの?まだ若干やっぱり残ってますね。
落ちたけど、薄っすら残ってますね。使ってみた感じは、ウロコは人参の方が落としやすいかも。
角はそもそもやりにくいっていうのもあります。
けど、BLT-Gすごいな。びっくりした。これでほぼなくなりましたね。本当に角の部分に何粒かいるくらいで、ほぼなくなりました。
僕は人参の方が優れてるとか、そういう風なことを言いたいわけではなく、油膜の除去で言うとBLT-G、本当にすごいと思いました。
けど、ウロコ的なところで言うと、思った以上に落ちなかったなっていう印象があります。
これは正直なところ、ウロコ的な部分に関しては、この人参の方が僕は落としやすいかなと思います。
本当に油膜除去や古い撥水剤を落とす分には、めちゃくちゃすごいと思いました。
パットの差があるかもしれないけど、そこは分からないですね。
次は車両を変えてやってみようと思います。
水をかけたのですが、上の方は古い撥水剤がまだ残っているからか、弾いていますね。けど、下の方は弾いてない。
これ、僕が最近気がついたことを言っていい?
ガラス用撥水剤が落ちる原因の一つとして、フロントガラスだとワイパーも影響していますが、紫外線がかなり影響してるんじゃないかなと思っています。
これ、窓を閉めている状態でバイザーがかぶる部分なんですよ。ここだけ撥水しているんです、いつもこの部分だけ。
窓の開け閉めではないと思います。後部座席の窓の開け閉めって少ないですし。
けど、どの車両も絶対こうなっています。そう考えると、この下側は紫外線で劣化して落ちちゃってるのかなって、僕は思っています。
ちょっと行きますね。上は弾きます。下は弾かないんです。
けど、これがほら この速度感。
やばくない?
何度も言いますが、これは古い撥水剤や油膜が落ちただけであって、ウロコが取れたわけではないです。
ウロコが取れたかどうかはここでは判断できない。しつこいかもしれないけど、しっかり言いますよ。
勘違いしちゃう人もいると思うので、そこはしっかりお伝えしたいです。ただ、これは本当に早いですよ。
じゃあ、ここで1回乾拭きしてみようか。
乾拭きを入れて、何か溶剤とかが残っていれば、これで溶剤が取れてまた撥水し始めることもあるんですが……
水かけますね。
ちょっと甘いところが若干あるけど、それにしてもちゃんと取れてるっていうのが分かると思います。
ちなみに反対側も同じで、バイザーがある部分だけ弾いています。
人参いきます。
人参はすごい素直なので、親水になった=完全に油膜とかを取れている状態です。
ごめんなさい ちょっと語弊があるんですが、BLT-Gもめちゃめちゃ素直。
油膜はしっかり取れてます。力加減で言ったら、本当に軽く擦ってた程度です。
BLT-Gの油膜除去の早さ、本当に異常です。速度感で言うと、モンスターリセットの1.5倍くらいです。
油膜除去のスピードはありますね。なにこれ、不思議です。油膜とかにめちゃめちゃ強い。これ、やばいわ。
まとめ
といった感じで、動画の方は以上になります。今回はこちらです。
BLT-G、超大人気ガラスの下地処理剤。
ガラスの下地処理剤について、少し触れてみたいと思います。パッケージの裏には「自動車用ガラスの研磨と水アカ等の除去」と記載されています。
実際に使ってみた印象は、ガラスの下地処理剤としてはかなり幅広い効果があると感じました。特に油膜や古い撥水剤を落とすのに効果的です。
この商品、めちゃめちゃ人気で手に入らないんですよね。正直、ネット番長じゃないの?代替品もいっぱいあるんじゃないの?そんなに変わらないのでは?と思っていましたが、油膜と古い撥水剤を落とすには本当におすすめです。
早さが圧倒的で、驚きました。こんなに早いとは思いませんでした。やっぱり人気なだけあるなと感じます。
金額も2,860円と、使用量も少ないのでコストパフォーマンスも良いと思います。動画で使ったのに全然減ってないし、少量で結構落とせるのでこれはびっくりです。
ただ、僕がこの下地処理剤と呼ぶ理由は、やはり水アカに弱いこと。ウロコの除去には少し力不足を感じました。商品ページにも「軽度な水アカ除去はできます」と記載されている通り、軽度なものなら問題なく落とせそうですが、頑固なものには正直厳しいです。
具体的には、モンスターリセット、僕が「人参」と呼んでいるものと比べると、モンスターリセットの方が水アカの除去率が良く、素早く落とせます。しかし、油膜や古い撥水剤に関してはBLT-Gの方が圧倒的に速いです。
したがって、これらは使い分けるのが良いと思います。定期的に洗車していてガラスにウロコが付いていない方はBLT-G、逆に中古車を買ったり最近全然洗車できていなくてウロコがひどい方はモンスターリセットがいいでしょう。
「これパッドの差じゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、実際にモンスターリセットのパッドにBLT-Gをつけて磨いてみたところ、BLT-Gの方がちょっと滑る感じがありました。モンスターリセットの方がグリップがあり、擦っている感覚があります。
この違いが大きいと感じました。BLT-Gはどちらかというと溶剤のように、油膜や古い撥水剤を分解する感じで、モンスターリセットは物理的に酸化セリウムで削っている印象です。
そのため、BLT-Gは頑固なウロコには少し厳しいので、使い分けた方が良いと思います。しかし、油膜や古い撥水剤を落とすには非常に効果的ですので、皆さんにおすすめしたいです。
ただ、また買えなくなっちゃうかもしれませんね。もうすでに手に入らないところもありますし。
僕はオートバックス春日部で購入しましたが、2〜30本ありました。見つけるところにはあるのかもしれません。ただ、ネットでは即完売なのでなかなか手に入らないかもしれませんが、個人的にはすごく良かったです。
あと、成分表記があった方が良かったかなと感じます。ここまでしっかり落ちるからこそ、何が入っているのか気になります。その成分をパクりたいわけではなくて、使うときに不安になる部分があるので、ニトリル手袋をしっかりつけて施工した方がいいかなと思います。
悪そうなものではないような気もしますが、書いていないので何もわからない状態です。もしかしたら、僕が見落としているだけかもしれませんので、ここに書いてあったよという情報があれば、ぜひコメントで教えていただきたいです。
とりあえず、今回はこんな感じで以上になります。それではまた!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!