はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちらの呉工業の『ブラック&ブライト』という商品を使ってみようと思います。
こちらは新商品なんですが、どういったものなのかといいますと未塗装樹脂の復活剤です。
塗装がされてない樹脂パーツは劣化によって白くなってくるので、それを黒く戻すっていう商品、いわゆるコーティング剤です。
僕も色々過去に未塗装樹脂復活剤っていうのを使ってきました。
その中でも気に入ってるのはホルツの『ブラックショック』やWAKO’S『スーパーハード』。その辺を気に入って使っているんですが、KUREの『ブラック&ブライト』はどんなものなのかっていうのを検証するために、今回使ってみようと思います。
金額は1,700円前後。
『ブラックショック』も1,700円前後で、『スーパーハード』は結構量が入っており、撮影時点で6,868円でした。結構しますね。
だけど150ml入っているのでそう考えると安い方なのかな? どうなんだろう?
本当に量が多いのでそんなに要らないっていう人もいますし、小分けにしてメルカリで売っている人もいます。
それぐらい『スーパーハード』はたくさん入っています。
それで『ブラック&ブライト』はどんなもんなのか、スポンジの使いやすさや塗りやすさなどを含めてツヤ感も見ていけたらいいかなと思います!
この記事の目次
商品紹介
こちらがKUREの『ルックスブラック&ブライト』です。
パッケージがオシャレです。それで「最長1年耐久、浸透密着コートがリッチな黒ツヤ圧倒的な対候性を実現! 」と書かれています。
紫外線、熱、雨による樹脂の白化も防ぐということで中身を見ていきます。
ペーパーとスポンジが入っていて、スポンジは端の方が少し細くなっている感じの形になっています。これは多分あれですよね。
今まで塗装樹脂復活剤の色々やってきた中で、僕はスポンジのここが細ければいいと言ってきたんです。それを取り入れてますね、KUREさん。
…。
…。
そんなことないか…。ですがそんな気がするぐらい僕にとって使いやすそうな形をしています。それとコーティング剤がこちらの瓶ですね。かなり小さくても量も少ないですが、液剤が伸びると思うので結構使えると思います。
ルックス ブラック&ブライトの使い方
そうしたら使い方を説明していきます。
1.対象面の砂やホコリ、油分、ツヤ出し剤、保護剤などを除去してください。
※白化した樹脂の表面が粉状に変質している場合は、ブラシなどで除去してください。2.付属のクロスを水に濡らし硬く絞ってください。このクロスは4で使用します。
3.対象面が乾いていることを確認し、付属のスポンジの柔らかい面に内溶液を適量取り、塗り伸ばしてください。
※内溶液を取る際はボディなど対象面以外に付着しないように注意してください。4.塗布後、すぐに2で用意したクロスでなでるようにやさしく拭き、表面をならしてください。
【ここがポイント!】
広い面積に塗布する場合は部分ごとに区切って施工するとムラなく仕上がります。5.塗布後12時間は触れたり水がかかったりしないように乾燥させてください。24時間でコーティングが完全に硬化します。
KURE 公式サイト https://www.kure.com/
※硬化するまでは高速走行などを避けてください。※乾燥時間は季節や湿度などによって変化します。
※内容液の硬化を防ぐため、使用中は都度キャップを閉め、使用後は容器に付着した内容液を拭いてからキャップをしっかりと閉めてください。
※キズなどの原因になるので、液が硬化したスポンジや汚れたクロスは使用しないでください。
※対象面の素材や劣化の程度によっては充分な効果が得られない場合があります。
※対象面以外への付着を防ぐため必要に応じてマスキングを行ってください。
※キズやムラの原因になるので風の強い時や雨天時は施工しないでください。
※対象面が熱い時は炎天下を避け5度以上の環境で施工してください。
乾いたクロスで拭き上げるものが結構多いので、水に濡らして固く絞った付属のクロスで拭くと。ここ重要です!
ちなみに使用できない箇所は、
- 塗装や特殊なコーティングを施工した箇所
- ボディ視界に関わる箇所
- タイヤ
- 軟質ゴム
- ワイパーゴム
- ソフトトップ
などには使えません。
そして成分は、
- ケイ素系化合物
- 紫外線吸収剤
- アルコール
- 石油系溶剤
となっています。それでは実際に塗っていきましょう!
未塗装樹脂復活剤を施工!
そうしたらまずは油分を除去していきます。
油分を取ることによって定着が良くなるのでやった方がいいと僕は思います。
そうしたらクロスを濡らします。こちらの商品にはティッシュペーパーみたいなクロスが10枚入っています。
クロスを濡らしたら絞っていくんですが、小さいので大変です。潰すように絞るので嫌ですね。自分でこの絞り方をしてて嫌だと思いました(笑)
これを雑巾みたいに絞るってミニチュアサイズかいっていう感じですね。何なんこれ?
そして絞り終わったら、スポンジを取ってコーティング剤を適量つけます。ブラックショックもこんな感じでしたね。チョンチョンチョンチョンと全体的につけていき、塗っていきます。
あ~、こういった感じですね。乾く前に結構チャチャっと塗って全体的に塗り広げました。
マスキングテープを貼らないと塗装面にコーティング剤が付いてしまうのでマスキングテープは貼った方がいいです。裏側とか細かい所も乾く前に拭いていきます。
そして乾く前の状態でクロスで拭いていきます。
ムラになるのかなと思ったんですがならないです。ニオイはしっかり溶剤のニオイです。
クロスで拭いちゃうと白っぽくなったりムラがでるのかなと思ったら、意外に結構テカリが出ています。そうしたら未施工箇所との違いを見ていこうと思います。
未施工箇所と比較!
施工したところはかなりツヤが出ています。
どのくらいかと言うと表面をクリア塗装したぐらいテカリは出てます。なのでもしかしたら嫌いな人いるかもしれないですね。
自然なツヤではなくて塗りましたっていう感じ、テッカテカなタイヤワックスを塗りましたといった感じのテカリ具合なので、それが嫌いな人はいるかもしれません。
3種類の未塗装樹脂復活剤を比較!
KURE ルックス ブラック&ブライトを施工!
そうしたら前側を3等分したので一旦脱脂してから、真ん中に今回の『ブラック&ブライト』を施工していきます。使い方は先ほどやったので割愛させていただきます。
乾く前にペーパーで拭いていきます。
少し塗り過ぎてムラになったかな?と思っていたんですが、拭くことによってムラがなくなります。
ホルツ ブラックショックを施工!
続いて左側にホルツの『ブラックショック』を施工していきます。
入れ物もよく似ています。だけどスポンジは全然違っていて四角になっています。
使い方は最初は一緒です。綺麗な状態にして塗ったら乾く前に付属のクロスで拭き上げていきます。先ほどは水で濡らして固く絞ったクロスだったんですが、『ブラックショック』の場合は乾いたクロスです。そこが違うので要注意です。
ちなみに『ブラックショック』は耐久6か月って書かれているんですが、1年以上持ちました。
過去に動画・記事があるので気になる方は是非見てください。
そして乾く前にタオルで拭き上げます。
それで最初ツヤ出るんですが、拭くことによって落ち着きます。ツヤは出るけどツヤ感は意外に変わりません。OK!
WAKO’S スーパーハードを施工!
続いて『スーパーハード』です。
量がメチャメチャあるのでメチャメチャデカイです。それで付属のスポンジ1個切り取るんですが、このスポンジも真四角なんです。
なので細かいところが施工できないんです。だからスポンジでいうと、『ブラック&ブライト』の方が細かいところも施工できます。
そして綺麗な状態にして塗布するまでは一緒なんですが、『スーパーハード』は5分経過後に乾いたクロスで拭き上げていきます。
他のものは乾く前だったんですが、『スーパーハード』は5分経過後です。少し半乾きにするみたいな感じです。
そうしたら5分経ちました。それで今テカりがあります。
これを拭いていくんですが少し重いです。この時重いのでクロスの毛が付く感じが、『スーパーハード』の嫌なところではありますが、意外にそんなに差はないのかパッと見わかりません。
とりあえず完全硬化は24時間後なので放置して、24時間後どうなってるのかっていうのを見ていこうと思います。その間に『ブラック&ブライト』を他の所に施工していってスポンジの使いやすさとかを見ていきます!
ナンバーの裏に施工!
そうしたらナンバーがあったところの網のところをやろうと思います。
ここは結構汚れているので、汚れを取るのがまず面倒なんですがそんなこと言ってたら始まらないので、ブラシを使って洗っていきます。
結局汚れがついているとコーティング剤が乗らないんですよ。
乗らないってことはムラや剥がれの原因になるのでこういうところはしっかり時間があるときにやるのがいいと思います!
こういう洗車道具を集めるのもまた面白いですよね。ここは何で洗おうかな? とか。洗車の醍醐味だと思います。
それでは、すごい綺麗になったので塗っていきます。これはスポンジの先端とかに付けながら、奥側を塗っていくといいのではないでしょうか?
スポンジはやっぱりまだ塗りづらさがありますので、さらなる改良が必要かも?
角っこで塗るっていうか、液を垂らしていくようなイメージで僕はやっていますが、入らない箇所っていうのがあります。
これが『スーパーハード』のスポンジになると奥の方がまったく塗れないんですよ。だけど『ブラック&ブライト』だったら何とか塗れるといった感じですが、それでもスポンジをもう少し切った方が使いやすいと思います。
そして難点なんですが、乾く前に濡れたペーパーで拭かないといけないんです。このペーパーが拭きづらいですね。
スポンジはいいとしてもペーパーは今後改良必要かもしれません。拭かなくてもいいような仕様にするとかね。
そうしたら塗りづらさがあったのでスポンジの方を更に改良しました。片方はこれぐらいいっちゃってもいいんじゃないのかな?それで先端に染み込ませてこういう感じで拭いていきます。
少しコシがない分塗りにくいけどこの辺の隙間も入るようになりました。
ですが、奥が抜けてない部分は大変なんです。
奥が抜けてる部分は太い方でも塗れるので楽ですね。
最初に一面を塗っていき、そのあとに違う面を塗っていくってやると結構楽です。
ある程度塗りました。上と下見ればわかると思います。スポンジを切ることによって、入らないところも入るようになったんですが、コシがない分どうしてもうまくいかないです。
ちなみに切る前だと全然入りません。なのでこの辺は工夫しながらやっていくしかないのかなといった感じです。
こういう樹脂関係はこういう風に白くなっちゃうと、古く見えるっていうか結構大きな差が出てくる部分なので、根気はいるけどやってみてくださいって感じです。
スポンジも塗れない部分もあるので改造しながら皆さん頑張ってみてください!
翌日にツヤを比較するはずが…?
皆さん事件です。先日施工した『ブラック&ブライト』なんですが、あの商品は12時間雨に濡れないようにという記載がありました。
僕も天気予報をしっかり見て雨が降らないのを確認しました。しかし事件です。ご覧ください。
真ん中が『ブラック&ブライト』です。
なんで? こんなことある?
バードアタック食らってます。
こんなに面積ある中でここに落とします? っていうね。もうこれはこれでしょうがないです。こういう時もあります。皆さんも注意してくださいというのを僕は言いたいです。
本当は今すぐ落としたいんですが、水をかけちゃったりするとツヤの感じが見れなくなるので、検証魂として一旦残します。残したままマスキングテープを剥がして、ツヤの違いを見ていきたいなと思います。
そうしたらマスキングテープを剥がしていきます。
昨日見た時よりツヤは落ち着いた感じがしています。それで3か所施工したんですが、マスキングテープの跡があるのでツヤが出ていることはわかると思います。
この3つのどれが1番ツヤが出ていかというと正直わからない。ツヤ感もかなり落ち着いた感じで黒さがあるといった感じです。
なので昨日施工直後にすごいテッカテカだなっていう話をしたんですが、それは施工直後だからですね。1日経てば落ち着きます。
そうしたら濡らしても大丈夫なので水弾きを見てみようと思います。やっぱりバードアタックのところが水弾きないです。だけどそれ以外は弾いてますね!
ブラックショックと未施工箇所の比較!
未施工箇所との違いををお見せします。
マスキングテープより右側が『ブラックショック』で左側が未施工です。『ブラックショック』弾いてますね。それで未施工の方は水弾きがありません。
この水が引いていく感じでこのように違います。
施工した3カ所の比較!
そうしたら1度洗います。鳥フン除去の商品を使ってもいいんですが使わずに、とりあえず全体的に洗ってどうなるか見ていきます。
鳥フンのところはやっぱり水弾きが弱い感じがしますね。
それ以外の水弾きはどこも変わんないような感じです。
サムライプロデュースのタオルで1回拭きます。
ツヤの違いがあるのでツヤは出ているという感じです。
ですが、どこが濃いかって言われると結構難しいで。僕には判断がつかないかなといった感じです。
ブラック&ブライトと未施工箇所の比較!
一応メインは『ブラック&ブライト』ということでまた後ろ側に戻ってきました。
下が未施工で上が施工してあるところです。ツヤは全然違いますね。一応ここも水をかけておきます。
とりあえず撥水もしますよといった感じですね。
まとめ
といった感じで以上になります!
今回はKUREの『ルックスブラック&ブライト』、未塗装樹脂復活剤を新商品だったので実際に使ってみました。一応を比較として過去に使って良いなと思ったもの。ホルツの『ブラックショック』とWAKO’Sの『スーパーハード』の3つで比較をしてみました。
使ってみた感想は『ブラック&ブライト』にはスポンジが2個入っていて、このスポンジの形が1番特徴的だったかなと言った感じです。
『ブラックショック』は結構デカイので隙間とか塗りにくいんですが、『ブラック&ブライト』だと隙間塗りやすかったです。
ですがどっちみち塗れない箇所、塗りにくい箇所っていうのが出てくるので、本当に細かい所をやるんだったらスポンジを切ったりした方がいいかなといった感じです。
それでツヤに関して言うと、1番最初に塗った直後『ブラック&ブライト』は結構テッカテカになるなって思ったんですが、1日経過して見てみたらどれもそんなに変わりませんでした。
少しツヤはあるんですがどれも黒くなってテッカテカではなかったです。だからすごい選びづらいですね。
ホルツの『ブラックショック』とKUREの『ルックスブラック&ブライト』は、同じ容量で1,700円台なのでコストパフォーマンスも変わらずなので耐久性での判断になってくるのかな?
それでWAKO‘Sの『スーパーハード』は7,000円近いんですが、メチャメチャ量が入ってるんです。スポンジもたくさん入っていますし。
だから『スーパーハード』は本当に業務用っていう感じになるのかな? そんなにしょっちゅう使うものでもないです。
ちなみに『スーパーハード』の容量は150mlで、金額は撮影時点でAmazonで6,868円です。
なので10mlに換算すると約458円です。コスパ的にはWAKO’S『スーパーハード』の方が断然お得です!
量を使う人はWAKO‘S『スーパーハード』なのかなといった感じです。
『ブラック&ブライト』の耐久性は今後追って見ていかないとわからないので何とも言えません。
最長1年とは書いてあるんですが、『ブラックショック』の方は6ヶ月って書いてあって1年以上持っていた為判断がしにくいので、実際に放置してどうなるのかっていうのを見ていこうと思います。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!