はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はプロスタッフのコーティング剤『グラシアス』のハイグレード版『グラシアス ゴールド』を購入したので、通常版と比較して何が変わったのか見ていきたいと思います。
パッケージを見る限り大きな違いはなさそうですね。
成分は高純度ガラスエレメント・ケイ素系高分子化合物・紫外線吸収剤で弱アルカリ性なので同じだし、載っている写真が違うだけに見えます。
ただ通常版には「『グラシアス』を施工したら半永久的に劣化することなく表面を削ったりしなければ効果が持続し続けます」という文言が書かれていますが、ゴールドには書かれていません。
ペルシードも似たような謳い文句が書かれているので、『グラシアス』と比較したことがありますが、どういう意味なんだろう?
グラシアス、NO.8、ペルシード(通常版)・・・これ一緒だわ!!!この記事を読む
この記事の目次
※番外編
【ソフト99】公式オンラインショップでしか買えない5500円のコーティング剤を使ってみた!の1か月後
今回はこちらの車に施工していきます。現在のボンネットはソフト99の『コーティング剤B01』と『レインドロップ』を施工して1か月経ったので、落とす前に水弾きを確認します。
【ソフト99】公式オンラインショップでしか買えない5500円のコーティング剤を使ってみた!この記事を読む
『レインドロップ』はバチバチの撥水で、『B01コーティング』は親水っぽい水の動きですね。1か月経っているのに相変わらず『レインドロップ』の撥水力はすごいな…。
『グラシアス』の使い方
※あらかじめ洗車をして水滴を拭き取ってください。
①ボトルを振り、ボディに直接スプレーして下さい。
②付属のクロスで塗り込んで下さい。
『グラシアスゴールド』の使い方
【使い方1】
プロスタッフ公式https://prostaff-jp.com/
本製品は、施工対象が乾いた状態で使用できますが、あらかじめ使用箇所を水洗いし、泥や砂汚れをよく落としてください。
缶を振り、付属のマイクロファイバークロスに1プッシュスプレーして下さい。
約60cm四方の施工を目安に、ドア1面を基準にして塗り込んでから拭き上げ仕上げて下さい。
【使い方2】
付属している2枚のマイクロファイバークロスを、「塗り込み用クロス」・「拭き取り用クロス」に分けてお使い下さい。
(使用箇所に直接スプレーしないで下さい。ムラの原因になります。)
2回施工を推奨。重ね塗りすることで艶・耐久性がより向上します。
『グラシアス』と『グラシアス ゴールド』を施工する
コーティング剤を落としました。現状、水弾きは一切しておりません。
拭き上げたらボンネットとルーフに施工していきます。
1回目の施工
拭き上げが終わりました。
『グラシアス』通常版には
「2回施工すると更に艶を与え 驚きの効果を発揮します」
という記載があり、『グラシアスゴールド』にも
「重ね塗りすることで艶・耐久性がより向上します。2回施工を推奨」
と書かれているので、ボンネットは2回塗り、ルーフは1回、2回、3回と分けて施工したいと思います。
1回施工したら2時間以上空ける必要があるので、1日で施工することを考えるとかなりしんどいですが検証のために頑張ります。
60cm四方に『グラシアス』を1秒間スプレーして、拭き残しがないようにクロスの面を変えしながら拭き上げます。
良い感じですね。
通常版はボディに直接プッシュしますが、『グラシアスゴールド』はクロスに2~3秒プッシュするみたいです。
通常版より消費量が激しいのでコスパはあまり良くなさそうですね。
乾くのが早いので少しムラになってしまいました。面を変えて拭いても固くて落ちない感じです。
なので、もう1回クロスにスプレーして全体を拭きます。かなりシビア。
一応施工が終わりました。続いてルーフに施工していきます。
右半面に『グラシアス』、左半面に『グラシアスゴールド』を施工していきます。
ルーフはボンネットよりも状態が良くないです。
施工が終わりました。やはり使ってみた感じ、『グラシアスゴールド』の施工が難しいです。
2回目の施工
1回目の施工から2時間経過したので、ボンネットに2回目の施工をしていきます。
施工が終わりました。両方ともコーティング剤が固い感じの拭き心地…。
あと通常版は問題ないのですが、『グラシアスゴールド』は季節的にも乾くのが早く、白っぽくなるので、塗る用途拭き上げ用のクロスを常に持ちながらやった方が良いです。
ルーフも2回目の施工が終わりました。2時間経過したら3回目の施工を行います。
3回目の施工
向きが変わりました。左面が『グラシアス』、右面が『グラシアスゴールド』を施工終了しました。
グラシアスゴールドの缶に
「グラシアスゴールドはガラス成分が濃いためムラが目立つことがありますが、しっかり拭き上げることで綺麗に仕上がります」
という記載があるので、ムラになりやすいのは間違いないですね。
全ての施工が終了しました。艶を確認します。
施工直後の艶
未施工と比べると違いは出ていますが左右での差はわかりづらいですね。ムラになっている所はハッキリわかるけど…。
ちなみに艶は黒味が増すと言うより、テカテカした感じです。
ルーフも艶がハッキリ出ています。僕が見る限り『グラシアス』1回施工はフィルムを1枚、2回施工はフィルムを2枚、3回施工はフィルムを3枚貼ったように感じます。
『グラシアスゴールド』は少しムラがありますが違いがハッキリしており、1回施工面の艶は薄めで、2回3回施工の面は同じような感じに見えます。
やはり最低でも2回は施工した方が良さそうですね。
施工から2日後水弾きの確認
施工から2日が経過しました。雨が降ったのか若干汚れていますが、左右で差はなさそうですね。水をかけてみます。
両方とも流水系の水弾きらしいですが、見比べると『グラシアスゴールド』の方が水の分裂が早いです。
カーシャンプーで洗車してみます。
わかりづらい!だけどやはりゴールドの方が弾いていますね。
とはいえ撥水でもないし親水でもない…。なんか中途半端な感じが否めない。
続いてルーフです。汚れは通常版、『グラシアスゴールド』共に1回施工のところの汚れが目立っているように感じます。
艶は『グラシアスゴールド』の方が出ているっていうわけでもないかな。
水をかけてみます。
1回施工は撥水力が微妙で、2回3回施工はそんなに大きな差がなさそうです。
やはり通常版もゴールドも水弾きに大きな違いはないですね。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はプロスタッフのコーティング剤『グラシアス』と『グラシアス ゴールド』を比較してみました。
『グラシアス』は約2500円、『グラシアスゴールド』は3880円(2021年アマゾン現在)と金額に大きな差がありますが、性能に大きな違いは感じられませんでした。
水弾きは両方とも流水系ということで、親水っぽかったです。
若干『グラシアスゴールド』の方が弾いていた気がするけど大きな差はなかったです。
だけど1回施工と2回、3回施工で撥水力に違いはあったので最低でも2回は施工する必要があると思います。艶も違いはほとんどなく、ガラスのような固い感じの質感でした。
だけど1回施工したら2~3時間置く必要があるので、かなり時間がかかります。
あと『グラシアス』の方が簡単で『グラシアスゴールド』はムラになりやすい感じがあり、季節柄すぐに乾いてしまうので、『グラシアスゴールド』を施工するときは注意が必要です。
なので『グラシアス』のハイグレード版と聞いて購入した人は少しガッカリするんじゃないかな~。
あとは耐久性だけど、耐久性がわかりづらい水弾きだったのでどうしようかと考え中です。何か良い案があれば教えてください!
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!