はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はシュアラスター本社とシュアラスターラボに行って、メーカーの方から「コーティング剤 ゼロシリーズ」の違いについて色々とお聞きしたいと思います。
とても参考になると思うので、ぜひご覧ください!
この記事の目次
シュアラスター本社に到着!
ということでシュアラスター横浜オフィスにやってきました!さっそく中で取材をしていきたいと思います。
ゼロシリーズの違いについて
平野さん:シュアラスター開発チームの平野です。よろしくお願いします。
しのピー:車の大辞典cacacaしのピーです。よろしくお願いします!今回はゼロコーティングシリーズについてお話を伺えるということで、このような機会を頂きありがとうございます。
平野さん:こちらこそお越しいただきありがとうございます。
しのピー:とんでもないです。ゼロシコーティングシリーズは勝手に動画で取り上げさせていただいていますが、すごく人気ですよね。ぶっちゃけた話、どれくらい売れているんですか?
平野さん:ゼロコーティングシリーズは累計売上500万本を突破しまして、沢山のお客様にご購入いただいております。
しのピー:500万本…それってどれくらいのペースなんですか?
平野さん:1分に1本売れている計算になります。
しのピー:1分に1本!?本当に人気ですね…。
しのピー:そんなゼロシリーズのコーティング剤ですが、全てにUV吸収剤とnano+が配合されていますよね。UV吸収剤は名前の通りだと思うのですが、nano+とはどういうものなんですか?
平野さん:nano+は天然高分子化合物です。塗装面の微細な凹凸を埋めてガラス系特殊シリコーンとともに平滑な被膜を作るという役割があり、熱や酸化に強いので被膜の耐久性にも寄与しています。
平野さん:ちなみにこれは本邦初公開のnano+の原液になります。
しのピー:原液?!
平野さん:こちらはnano+を乾燥した状態の物です。乾くとフィルム状の膜になります。実際に調合された状態ではこんな風になりませんが、この成分のおかげで安定した艶と撥水(親水)の両立を実現しています。
しのピー:なるほど…。つまりnano+っていうのはゼロコーティングに必要不可欠な物なんですね。
平野さん:はい、そうなります。
しのピー:そういえば『ゼロプレミアム』をリニューアルしたとのことですが、パッケージが変わったんですか?
平野さん:パッケージも変わりましたが、中身の液剤成分が変わり、艶・撥水力・施工性がバージョンアップしております。
しのピー:艶・撥水力・施工性…。それはすごいですね。
平野さん:こちらがバージョンアップしたゼロプレミアムに配合された「光沢向上剤」です。
しのピー:光沢向上剤はどんな成分なんですか?
平野さん:光沢向上剤は『ゼロプレミアム』の艶を担っておりまして、数あるシリコーンより選抜し、数えきれないくらいの組み合わせを試作、厳選し調合したものが成分です。
しのピー:要は艶をアップするために色々なシリコーンを組み合わせた選抜チームみたいなことですか?
平野さん:そうです。先ほどご説明させていただいたnano+の傷埋め効果とこちらの光沢向上剤が相まって、新『ゼロプレミアム』はこのクラスのコーティング剤の中で最高の艶が実現できたと自負しております。
しのピー:なるほど…。色々とお話を聞かせて頂きましたが、正直言葉だけじゃわかりにくい部分もあったので、実際に『ゼロウォーター』・『ゼロドロップ』・『ゼロプレミアム』を施工してどんな感じなのかお見せして頂くことってできますか?
平野さん:勿論です。よろしくお願いいたします。
シュアラスターラボに潜入!
しのピー:ということでシュアラスターラボにやってきました!責任者の青木さんです。お久しぶりです。
青木さん:お久しぶりです。青木です。よろしくお願いいたします。
しのピー:先ほど平野さんからコーティング剤について色々伺いました。青木さんにはゼロコーティング剤の使い方や違いについて教えて頂ければと思います!
青木さん:かしこまりました。下地処理をした方がコーティングの持ちが良くなるので、下地処理からやっていきましょう。
しのピー:やっぱり下地処理って重要なんですか?
青木さん:大分重要です。仕上がりが大きく変わります!
青木さんとはこの記事ぶりの再会です↓
【シュアラスター】洗車のプロに商品の使い方や洗車のコツなどを1から教わりました!
この記事を読む
下地処理をする
青木さん:まずはシャンプー洗車で表面の汚れを落として『ネンドクリーナー』で鉄粉除去します。
しのピー:やっぱりプロは手つきが違う…。シュアラスターの『ネンドクリーナー』はコンパウンド入りとノーコンパウンドの物がありますが、どうやって選んだ方が良いですか?
青木さん:新車から3か月~半年の方鉄粉がそんなに付いていないという方はノーコンパウンドで、中古車や今までに1度も鉄粉除去をしたことがない人はコンパウンド入りを選ぶの良いと思います。
しのピー:なるほどな~。
青木さん:鉄粉除去をして拭き上げが終わったら『スピリットクリーナー』で水アカなどを落とします。これをやることで塗装面が平滑になり、コーティングが定着しやすくなります。
しのピー:『スピリットクリーナー』は塗装色によってライトとダークがあるので注意しましょう!
青木さん:これで下地処理終了です。
しのピー:綺麗になりましたね!
ボンネットに『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』を施工する
しのピー:僕が施工するかと思いきや場所移動。今から青木さんに『ゼロウォーター(親水タイプ)』と『ゼロドロップ(撥水タイプ)』を施工して頂きます!お願いします。
青木さん:承知しました。ご存知の方も多いと思いますがゼロコーティングは施工がとても簡単です。まずは『ゼロウォーター』からいきます。
青木さん:ボディ50cm四方に1プッシュして乾く前に塗り伸ばします。
しのピー:僕は1プッシュで良い所を2プッシュやってしまう癖があるんですが、それってあまり意味がないですかね?
青木さん:2プッシュやりたくなる気持ちはわかります(笑)しかしムラが出てしまう可能性があるので、洗車の都度施工して頂くことをオススメします。
しのピー:相変わらず施工が終わるの早い!
青木さん:続いて『ゼロドロップ』いきます。『ゼロドロップ』も使い方は同じです!
しのピー:終わりですか?
青木さん:施工は終わりです。続いて水の動きをお見せしたいのですが、施工直後だとまだ定着していないので1時間置きたいと思います。
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しのピー:1時間経過しました。もう定着しているということで良いですか?
青木さん:大丈夫です。そうしたら水をかけてみます。
水弾きを比較
しのピー:全然違いますね。
青木さん:『ゼロウォーター』は多く水をかけると水が膜になって引いていくような感じで、『ゼロドロップ』は水たまりになってビュンビュン飛んでいくような感じになっています。
しのピー:こういう水弾き一生見てられる。癒されるんですよね~。
青木さん:わかります。しのピーさんは親水と撥水、どっち派とかありますか?
しのピー:親水は水残りが少ないので洗車の時すごく楽だなって思うんですが、水滴がビュンビュン飛んでいくのが好きなので僕は撥水派ですね。
青木さん:僕も全く同じです。
しのピー:撥水は見ていて気持ちいいですよね。洗車は自己満だと思っているので、自分の好きな方を選んでもらうのが1番良いと思っています。
ボンネットに『ゼロプレミアム(旧)』と『ゼロプレミアム(新)』を施工する
しのピー:青木さん、先ほど平野さんから『ゼロプレミアム』がバージョンアップしたと聞いたのですが、どれくらいアップしたのか見せてもらうことはできますか?
青木さん:勿論です。ボンネットをリセットいたしますので少々お待ちください。
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青木さん:先ほど施工したコーティングを剥がして素の状態に戻しました。『ゼロプレミアム』はしのピーさんに実際に施工してもらって違いを実感していただければと思います。
しのピー:やる気満々です!
青木さん:『新ゼロプレミアム』の性能には自信があります。以前の『ゼロプレミアム』はしのピーさんに酷評を頂いたので、全社を挙げてリベンジにきています。
しのピー:…酷評しましたっけ?(※詳しくは以下の記事で)
青木さん:そうですね…。ちょっと心苦しかったです。
しのピー:ごめんなさい。ちょっと素直な感想を…。
青木さん:(笑)ありがとうございます。
ゼロプレミアム追加!ゼロシリーズの撥水性能(水の動き)を比較してみた!この記事を読む
しのピー:使い方は『ゼロウォーター』・『ゼロドロップ』と同じみたいですが、付属のクロスも同じですか?
青木さん:品質は同じです。
しのピー:わかりました。それでは旧品の『ゼロプレミアム』から施工していきます!
しのピー:4プッシュくらいやります。『ゼロプレミアム(旧)』は液剤が濃い感じがするんですよね~。
青木さん:そうですね。ちょっと濃いです。
しのピー:結局5プッシュやりました。
青木さん:やりましたね…。いつもやっちゃうんですね。
しのピー:あぁ~前に施工した時を思い出してきました。『ゼロプレミアム』は最終仕上げをしっかりやらないとウォーターやドロップよりもムラになりやすいというか…。なんて言えばいいんだろう。
青木さん:言わんとしていることはわかります。光沢向上剤が配合されているのでムラになりやすいのは間違いないです。
しのピー:『旧ゼロプレミアム』の施工が終わったので『新ゼロプレミアム』を施工していきます。
青木さん:お願いします!
しのピー:正直に言います。拭き上げた感じが軽い!
青木さん:施工性も格段にアップしたと思います。
しのピー:マジでタオルが変わったのかと思うくらい軽いです。これは忖度なしの感想ですが、旧品と順に施工しているから感じることで旧品がメチャクチャ重いというわけではないです。とりあえず施工性は違いますね!
青木さん:ありがとうございます。艶と撥水力もアップしておりますので、ぜひ定着した後に見て頂きたいです。
しのピー:わかりました。定着時間って先ほどと同じ1時間ですか?
青木さん:そうです。
しのピー:そうしたら1時間後!
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しのピー:施工して1時間が経過しました。艶が見てわかるかどうか…。
青木さん:パッと見た感じ大丈夫だと思います!
しのピー:自信アリですね。さっそく見せてもらいます!
艶の比較
しのピー:違う!!マジじゃん!!
青木さん:マジじゃんありがとうございます。
しのピー:旧品も艶が出ているのはわかるんですけど、右の方が全然濃いですね。これだけ差が出るとは…。
青木さん:ありがとうございます。しのピーさんは旧品の艶では納得しないっていうことですよね?
しのピー:そういうこと!
しのピー:遠くから見た方がわかりやすいですね。右は全体にフィルムを貼ったような感じです。
青木さん:ありがとうございます。良かったです!
しのピー:最後は撥水力ですが、なんだかんだ変わらないってパターンないですか?
青木さん:ないです。
しのピー:断言しますね。そこまで自信があるならぜひ見せてください!
青木さん:わかりました。水をかけますね。
撥水力を比較
しのピー:たしかに違いますね…。『旧ゼロプレミアム』はウォーターとドロップの間のようなイメージがありましたが、『新ゼロプレミアム』はバチバチ系の撥水ですね…。
青木さん:撥水力はかなり高まりました。
しのピー:僕は水の形を見ることが多いのですが、『新プレミアム』の方が綺麗な丸で水滴が経っていますね。素晴らしい撥水力だと思います。
青木さん:ありがとうございます。酷評から1年、リベンジできて良かったです。
しのピー:『旧プレミアム』が嫌いというわけではないですが、少しわかりづらいというか中途半端さを感じていました。だけど今回艶も撥水力も向上して、施工もカラッといける感じがあったので、すごい進化だと思います。
青木さん:ありがとうございます。皆さんにも使っていただきたいです。
しのピー:使ってもらいましょう!みんな買おう!
まとめ
しのピー:といった感じで以上になります。青木さんありがとうございました。
青木さん:こちらこそありがとうございます。お疲れ様です。
しのピー:やはりシュアラスターさんは安心感があるし、『ゼロウォーター』・『ゼロドロップ』・『ゼロプレミアム』と自分の好きな水弾きや価格帯の物を選べるというのが素晴らしいなと思いました。
青木さん:ありがとうございます。色々な人に使っていただきたいです。
しのピー:僕はどのコーティング剤が良いんですか?って聞かれることが多いのですが、最終的には好みだと思っているので、この動画を見て自分が良いなと思ったものを選んでいただければと思います。
青木さん:そうですね。楽しんで使っていただければと思います。
しのピー:青木さん、ちょっと言いにくいんですが…
青木さん:どうしました?
しのピー:何か貰えないですか?
青木さん:出ましたね。
しのピー:何か欲しいな…くれるのかな?ってずっと思っていたんですけど、無理ですかね?
青木さん:…そうしたら『新ゼロプレミアム』を10名様にプレゼントでいかがでしょうか?
しのピー:良いんですか!?ありがとうございます。
ということでシュアラスターさんからプレゼントを頂いちゃいました。詳しくはYoutube動画の概要欄をご覧ください。たくさんのご応募お待ちしております。
※プレゼント企画は終了しています
そいじゃ、また!
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