はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はクリンビュー 『車内どこでも清潔クリーナー』の『スプレータイプ』と『シートタイプ』それぞれを使って車内の掃除をしていこうと思います。
この商品は高級アルコール配合で車内の「洗浄・除菌・消臭」を同時に行うことができます。
元々はスプレータイプのみ販売されていましたが、簡単に使える商品がほしいというユーザーの声に応えてシートタイプが新しく発売されたそうです。
また、パッケージには「たばこのヤニ・手脂を簡単に除去」との記載があるので、今回はその力を確認するためにたばこのヤニがすごい車を借りてきました。正直めちゃめちゃ汚れているので、その酷い汚れがどこまで綺麗になるのかを確認してみたいと思います。
この記事の目次
今回掃除する「ヤニだらけの車」
これが今回お掃除する車、20系プリウスです。
僕の見立てでは “過去最強” レベルで汚れています。
本当に汚いので、汚れが苦手な方などは飛ばしてください。
まずは運転席。ダッシュボードからハンドルまでヤニで茶色く変色してしまっています。一番人が乗っている場所なので汚れも一番強いのでしょうけれど、ここまで変色するのはすごいと思います。
煙は上に上るので、バイザーやAピラーなどは特に激しく変色しています。ぶっちゃけ元々茶色だったんじゃないかとも思えるほど。
窓ガラスなどは一応透明に見えますが、ここもおそらくヤニがたくさん付いていると思います。
付着したヤニは匂いも放ち続けるので、今回の掃除で車内環境がどこまで良くなるか楽しみです。
掃除に使用する道具
クリンビューの『車内どこでも清潔クリーナー』のシートタイプとスプレータイプをそれぞれ使用して、使い勝手や汚れ落ちの違いなどを見ていきます。
細かいところを綺麗にするための綿棒やブラシ。
スプレータイプは拭くためのクロスが必要なのでバケツとクロスも用意しました。他に必要なものが出てきたら、都度紹介したいと思います。
スプレータイプとシートタイプの施工感の違い
今回はスプレータイプとシートタイプの両方を使うのですが、皆さんはこの2つが並んでいた場合はどちらを購入されますか?
僕はスプレータイプを購入します。
理由としては、スプレータイプの方がコスパが良さそう。あと頑固な汚れも落としくれそうだから。あまりシートタイプは使わないのですが、今回はシートタイプの良さなども見つけられたらいいなと思っています。
スプレータイプでドアを掃除してみた
『車内どこでも清潔クリーナー』のスプレーノズルは噴射角が2種類から選べるようになっていて用途に合わせて切り替えることができます。
スプレータイプは濡れたクロスを使って施工していきたいと思います。
窓ガラスは直接スプレーを吹きかけて、クロスで拭き上げてみました。
今回のようなアルコールタイプの商品は、ガラスなどであれば直接吹きかけても大丈夫ですが樹脂等の一部素材は白化する可能性があります。
そういった部分はクロスに吹きかけて拭くようにしましょう。
※スプレーは直接吹きかけるようにできていないので自己責任での作業となります。
パっと見はそんなに汚れていませんが、ヤニは付いているはず・・・ですが、思ったほどクロスに汚れが付きませんでした。
そもそも黄色いクロスなので、ヤニ汚れが目立たないのかもしれません。・・・ミスった。
想像していたほどクロスは汚れませんでしたが、窓ガラスはかなりスッキリしました。
アルコールなので拭き上げたあと放置でも大丈夫ですが、後から乾拭きも行うとより良い仕上がりになると思います。
続いてドアパネルも施工していきます。
ここは色々な素材が合わさっている部分なので、基本的にはクロスにスプレーして拭き上げていきます。細かい場所に関しては、ハケなどを使用するのもおススメです。
パネルは一拭きしただけでクロスが黒くなってしまいました。こちらは見た目以上に汚れているようです。運転席のガラスは開けていることが多かったのかな?
つ~か、これは何の汚れだよ。
運転中に右腕を置いている部分なのでしょうが、植毛塗装部分に皮脂などが入り込んで固まってしまったのだと思います。一度気になってしまうとゾワッとしてしまう汚れですね。
アルカンターラ? スエード? の毛が無くなってしまわないようにたっぷりめに液剤を吹き付けてクロスで拭き上げていきます。
『車内どこでも清潔クリーナー』はシートや天井などにも使用できるクリーナーなので、こういった部分にも安心して使用できます。
心配な方はパッチテストをしてみるといいと思います。
クリーナーで拭いたら、乾拭きで液剤を取り除きます。
先ほどまでネッチョリしている感があったのですが、拭いていただけで大分フサフサ感が出てきました。力を込めずに拭いてあげるだけでも効果があったので、一度も掃除したことのない方は一度試してみてください。
びっくりするほど変わるかもしれません。
こういった部分には汚れが溜まりやすく、液体が乾燥したような汚れがある場合も多い場所になります。
今回僕は色々な場所に直接スプレーしたりしましたが、正しい使用方法は布に付けて拭くようです。直接かけるのは自己責任になりますが、ガッツリ掃除できている感じがするので僕は直接かけたりもしました。
全体的にざっくり拭き上げていったん終了。クロスは汚れでいっぱいになっていました。クロスの汚れは定期的に落とさないと他のところに汚れを移しかねません。こまめに洗うようにしましょう。
シートタイプでドアを清掃してみた
続いて助手席側のドアを『車内どこでも清潔クリーナー』のシートタイプで掃除していきます。
シートタイプはシートに初めから液剤がしみ込んでいるので、クロスを他に用意する必要がありません。
『車内どこでも清潔クリーナー』のシートはこのような感じ。ガーゼではないけれど、不繊維の白いシートになっていて、結構しっかりした感じです。しっとりと湿っています。
ガラスを一度拭いてみると、今度はすぐにシートに汚れが付いてしまいました。やっぱりかなり汚れていたみたいです。
若干気になった点としては、シートの毛が若干ガラスに付着します。
ただガラスがすぐに乾くので、全体的に拭いている間に気にならなくなってきます。
シートタイプを使ってみて感じたのは、思っていたよりもガシガシ掃除できるということ。
破れることもなく、思い切り掃除ができました。びっくりです。
シートタイプは広い範囲を掃除していると乾いてくるため、液剤をたっぷり使って掃除したい植毛塗装部分などはスプレータイプの方がおすすめかと感じました。
一方樹脂部分などは適量の湿気と力を込めやすいシートであることもあり非常に掃除がしやすいと思いました。
シートタイプの最大のメリットは、使用後のクロスを洗ったりする必要が無いことではないでしょうか。
外出先でも簡単に掃除ができて、使った後は捨てるだけです。クロスを洗うのも意外と大変だったりするので、非常に便利だと感じました。
運転席周りを掃除してみた
続いてダッシュボードや運転席周りを掃除します。運転席側にスプレータイプ、助手席側はシートタイプを使ってみます。それぞれ部位ごとにどちらが使いやすいか見ていきたいと思います。
ダッシュボード
まずはダッシュボード。
広い範囲の掃除はスプレー・シートどちらも施工しやすいと思います。時間をかけて掃除するならスプレータイプ。
短時間での掃除や布がダメになるような汚れの場合はシートタイプがいいかもしれません。
どちらでもバッチリ綺麗になります。
ステアリング
ハンドルに関してはスプレーで掃除しました。
注意点としては、力を込めすぎてクラクションを鳴らさないように注意することと、劣化していたり革巻きだったりする場合にはステアリングを痛めてしまう事があるので優しく施工してあげましょう。
細かい部分はブラシや綿棒を使うと余すことなく掃除できます。手垢が付きやすい場所なのでこまめに掃除するべき場所だと思います。
エアコン吹き出し口
エアコン吹出口などの細かい部分は綿棒などを使って掃除するといいと思います。スプレーの場合は綿棒に吹きかけて使用。
シートの場合は綿棒に巻き付けて使用します。
中でもシートは綿棒との相性が非常に良かったと思います。
綿棒だけだとサイズが小さすぎる場合があるため、シートを巻くことで施工部分への当たりが強くなり、気持ちよく掃除できます。おススメです。
センタークラスター
ナビ周り部分なども入り組んでいるので、綿棒+シートが非常に使いやすいと思いました。
スプレーの場合は綿棒を何本も取り換えながら掃除を進める必要があるのですが、シートの場合は場所を変えるだけで大丈夫なので非常に楽です。
天井部分の掃除
ピラーやサンバイザー部分は汚れがひどかったため、外して掃除することにしました。そのまま掃除することもできるのですが体勢的にも大変な作業になるので、汚れがひどい場合には取り外して掃除することをお勧めします。
ピラー/サンバイザー
これが外したばかりのピラーとサンバイザー。中でもピラーの汚れ方は最悪で、見た目は完全に茶色と言った感じ。たばこを持つ手に近いのもあってか、周辺では一番汚れていた箇所だと思います。
水をかけながらガッツリ洗う予定なので、スプレーとブラシで洗ってみます。泡が立ってどんどん色が変わっていきます。
※スプレーは直接吹きかけるようにできていないので自己責任での作業となります。
水をかけて泡を落としてみると、思っていたほど変わっていませんでした。どうやら白くなっていたのは泡立ったからだったみたいです。
汚れが分解されている感じはあったのでヤニは確実に落ちているとは思いますが、元が凄すぎるのでしょう……。
一方、サンバイザー部分はかなり汚れが落ちました。色の差がくっきりの出ています。今回は中の配線に注意しながら水をかけましたが、サンバイザー内にはランプや配線が仕込まれていることがあるので気を付けましょう。
洗ったパーツをしっかりと乾燥させたら、車両に戻していきます。
綺麗になりましたが100%とは言えません。毛の中に入り込んでしまっているのか、色を落としきることはできませんでした。それでも施工前と比べれば雲泥の差です。ピラーもサンバイザーもかなり綺麗になりました。
バイザーは左右でこれだけ違いができました。
左が施工前、右が『車内どこでも清潔クリーナー』で掃除した方です。これだけ違いが出ると周囲の汚れがかなり目立って見えるようになってきます。
アシストグリップ
続いてアシストグリップ。
天井付近のパーツは液剤の量が多いと垂れてきてしまうため、シートタイプの方が使いやすく感じます。外せる方は外してもいいでしょう。
スプレーの場合はクロスに吹きかけて使いましょう。樹脂パーツは力を込めやすいので、比較的早めに汚れが落ちます。短時間でかなり綺麗になります。
天井
天井も掃除してみます。
流石に範囲が広いので、シートが乾かないようにシート+スプレーで施工してみることにします。同じ名前の商品なので、安心して掛け合わせることができるのがありがたいと思いました。
ここまで汚れている天井を掃除するのは初めてでしたが、軽く拭いていくだけでかなり簡単に汚れを落とすことができました。
直接水をかけていないので辺にシミなどもできず、デメリットなく綺麗にできたのでびっくりです。
ルームランプ周りまで軽く擦っただけでこの違いです。
流石に天井全体を施工するのは流石に大変ですが、残った汚れがシミにならないのでこまめに掃除を繰り返していけば天井全体もいつか綺麗になると思います。無理せず、今後段階的に綺麗にしたいと思います。
シートの掃除
この車で一番といっても過言ではない場所を見つけてしまいました。運転席シート背もたれの後ろの部分なのですが、こんなの見たことありますか?
すべてヤニ汚れです。激しすぎて無理があるかもしれませんが、どこまで綺麗になるのか確認してみたいと思います。
ここでもシートとスプレーを同時に使用してみました。
シートは布製のため、さすがに難しいのではないかとも思いましたが、予想外に落ちる落ちる!スプレー後にシートで拭いているだけでどんどん落ちていきます。ここも範囲が広いので時間をかけて進めたいと思います。
※スプレーは直接吹きかけるようにできていないので自己責任での作業となります。
掃除をしてみた結果
数時間かけて全体的にザックリと掃除を終えました。その結果がこれです。
シートもかなり使いましたが、びっくりなのがバケツです。めちゃめちゃ汚い。今回は規格外に汚れていたのもありますが、喫煙車は少なからず同じようにヤニが溜まっていることを覚えておいた方がいいと思います。掃除しましょう!
ドア周りも非常に綺麗になりました。肘が当たる部分の汚れも大分綺麗になりましたし、掃除前と比べれば全然違うものになりました。
天井部分もすっきりしました。サンバイザー部分についてしまっていたたばこの焦げ跡などは消せませんが、黄ばみは大分落とせました。ヤニが無くなった分臭いも無くなっています。
ナビ周り・ダッシュボードやセンターコンソールまで、場所を選ばずに掃除ができたので、用意した『車内どこでも清潔クリーナー』だけですべての場所を掃除することができました。かなりスッキリしたと思います。
あと見てもらいたいのがシートです。
黄ばみどころか茶ばんでいたシートですがここまで色が戻りました。施工した僕自身がびっくりしています。
まだまだ残っている部分もたくさんありますが、数時間の掃除でかなり変わったと思います。
汚れが綺麗になっていくのは楽しいものです。残った部分も時間を見つけては掃除していきたいと思っています。
まとめ
といった感じで今回はクリンビューの『車内どこでも清潔クリーナー』のシートタイプとスプレータイプを使って車内のお掃除をしてみました。
今回の車は、正直なところ喫煙所を掃除したんじゃないかと思えるような汚れでした。今回の商品も、本来はここまでひどい汚れを落とすようなものではなかったのだと思います。
しかし、ヤニ汚れや消臭効果を謳っているだけあり、予想以上にしっかりと汚れを落としてくれたと思います。正直、施工していた手にヤニの臭いが移ってしんどいくらいでした。
スプレータイプとシートタイプを両方使ってみて思ったことは、「施工しやすい部分が変わる」というよりも「使用するシーンがちがう」商品なのだと感じました。どちらも同様に汚れは落としてくれますし、効果にも大きな違いはなかったと思います。
それぞれメリットとデメリットを上げるのであれば、シートタイプはいつでも思い立った時に掃除できることや後片付けや準備が要らないことがメリットで、デメリットとしては広い範囲を掃除しているとシートが乾いていってしまうので長時間の掃除ができないこと。
スプレータイプは液剤をたっぷり使って汚れを分解できるのがメリットで、デメリットとしてはクロスを別途用意しないといけないことだと思いました。
正直どちらを選ぶかは好みだと思います。自分の掃除頻度や方法に合わせた方を買うといいでしょう。ちなみに両方同時に使用することで、それぞれのデメリットを打ち消すこともできたので、シートタイプとスプレータイプ両方買うならば、同じもので揃えるのがおススメだと感じました。
ヤニ汚れに対する効果は、今回の検証でバッチリ証明されたと思います。たばこを吸う方、ヤニ汚れが気になる方はぜひ購入してみてください。
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