はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はオートブライトダイレクトの『スーパーソニック・スプリンツ』を施工して、撥水性能を見て行こうと思います。
成分はSiO2シリカ。僕が持っているこの商品はなぜかラベルが逆さになっています。理由はよくわかりません。
使い方は、水で塗れた状態の塗装面全体にまんべんなく『スーパーソニック・スプリンツ』をスプレーし、すぐに水ですすぎます。
その後に乾いたタオルで拭き上げると瞬時に撥水効果を発揮してくれるそうです。使用方法を見る限り、ジーオンの『ウェットコート』に似ています。
使い方としては、濡れた状態での施工と書かれているのですが、経験上乾いた状態で施工した方が効果が高いコーティングが多く存在します。
そのため、乾いた状態でも施工してみて、撥水性能が変わるのかも同時に確認してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
乾式と湿式でそれぞれ施工してみた
今回はこちらの車に施工します。
施工前のボディの状態は画像のように全く撥水しない親水状態です。ボディ表面で水が膜になり、ゆっくりと引いていきます。
この状態のボディがどのように変化するのか、一度洗ったうえで施工していきます。
ボンネット中央にマスキングテープを貼りました。
中央から左側部分に湿式(ボディが濡れた状態)で『スーパーソニック・スプリンツ』を施工、右側部分に乾式で施工します。
耐久は最大3ヵ月持続という記載があります。
乾式は推奨されている施工方法ではないので、もしかしたら何か問題が出る可能性もあります。今回はとりあえず実験として施工してみます。
間違った方法から始めるのも変かもしれませんが、乾式施工から先に行っていきます。ボディに向けてスプレーするとフルーティーな香りが広がります。
非常に良い匂いです。ムラが出るかと思いましたが、案外平気でした。
というよりもあまり艶感に変化が無いというべきでしょうか。クロスでしっかりと施工面を拭き上げて施工完了です。
先ほど施工を終えた右側の面に養生を行い、反対の面に湿式で施工を行っていきます。
先に水をボディにかけ、表面に水滴が残っている状態でスプレーしていきます。使用するクロスは、新しい物に変えてあります。
ちょっと多めにスプレーしてしまったでしょうか。液剤がかかった場所から撥水していきます。施工面にまんべんなくスプレー後、水でしっかりとすすいでいきます。
すでにこの時点で撥水しています。
効果が表れるのも非常に早く、施工もしやすいです。すすぎが終わったら乾いたクロスで拭き上げを行っていきます。
一瞬施工面にムラがあるかのように感じましたが、拭き上げを行う事でそれも落ち着きます。コーティングを均す効果もあるのでしょう。
現状での撥水効果は、疎水のような水はじきです。
バチバチの撥水効果というよりは、表面に水の膜を張ってから、ゆっくりと水が引いていきます。僕好みの撥水効果です。
湿式施工の方はすでに水をかけてしまいましたが、1日時間を置いてコーティングを定着させてから撥水比較を行っていきたいと思います。
撥水効果比較
『スーパーソニック・スプリンツ』を施工して1日経過しました。
今日は撥水性能を見て行きます。
ボンネット中央から左側は湿式、右側が乾式での施工面になります。
ボンネットに水をかけてみると、左右どちらも大きな差はありません。
どちらも一度水の膜を張ったうえで引いていく疎水系の撥水効果です。一度簡単にボディを洗ってみて、再度撥水効果を確認してみます。
洗車後も撥水効果に大きな変化はありません。
強いて言えば、湿式の方が水が引くのが早いような印象があります。今まで施工してきたコーティングの多くは基本的には乾式施工の方が効果が高い物が多かったので、これは予想外でした。
水残りに関しても湿式施工の方が少なかったので、説明書どおりの施工方法がベストだったということでしょう。
気軽に、簡単に施工できるのが便利
ボンネットを施工したついでにミラーにも施工してみました。
施工と言っても水をかけた上から『スーパーソニック・スプリンツ』をスプレーし、再度水で流した後にクロスで拭き上げるだけです。
両手に「ホースとスプレー」を持つことで簡単にどんどん施工を進めて行けます。気軽に施工できるというのは非常に助かると思います。
まとめ
今回はオートブライトダイレクトの『スーパーソニック・スプリンツ』を使ってみました。
ボディが濡れた状態、つまり洗車後に吹きかけて、水をかけて拭き上げるだけ。
それで、撥水効果をもたらしてくれるという簡易コーティング剤でした。非常に使いやすかったです。
匂いもフルーティーな匂いでよかったし、スプレーの拡散の幅も霧状で広範囲に噴射してくれるのでコストパフォーマンス的にも良いのではないかと感じました。
似たような商品で言うと、ジーオンの『ウェットコート』。『ウェットコート』と比較すると『スーパーソニック・スプリンツ』の方が少し疎水に近い印象です。『ウェットコート』の方がもう少し撥水が強い印象を受けました。
また、『ウェットコート』はスプレーがストレートに近い噴射ですが、『スーパーソニック・スプリンツ』は、本当に霧状噴射です。匂いから受ける印象も大きく異なりますね。
疎水が好きで、楽に洗車をしたいっていう人におススメだと思います。
施工方法にあるすすぎ後の拭き上げには、コーティング剤を全体に均す意味があると思うので非常に重要だと思います。
以前『ウェットコート』の施工を行った際にも、そのようなコメントをいただいていました。『ウェットコート』も、ただ吹きかけて洗い流して終わりではなくタオルで均した方が綺麗に均一に施工できます。
少し手間にはなりますが、『ウェットコート』も拭き上げた方がいいのかもしれません。
不思議だったのが、なぜか湿式の方が効果が良かったこと。今まではボディが乾いた状態で施工した方が撥水力が上がるものが多かったのですが、『スーパーソニック・スプリンツ』に関しては使用方法通りに使った方が効果が高かったと思います。気になった方は一度試してみてください。
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