はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回やっていくのはこちら、研磨の柳瀬『ガラセリウム』というガラスや鏡の水アカを落とす研磨剤です。
今まで、色々とガラスのウロコ取りを使ってきました。その中でも、僕の中では今のところ『水アカ取りパッド』が1番のお気に入りです。
ここで、更に良い商品を探すべく、今回はこの柳瀬の『ガラセリウム』というものを使ってウロコ取りをして行こうと思います。
この『ガラセリウム』調べてみたところ、結構評判がいいようです。
cacacaの動画に寄せられるコメントでも「使ってみてください」っていう人が結構いたりするので、今回試してみることにしました。
商品は100g入っていて、Amazonで1100円ぐらいだったと思います。そんなに安くはない商品ですが、実際に使ってみて水アカやウロコの落ち具合を確認してみます。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
サイドガラスのウロコを落としてみた
まずはこちら、30プリウスのガラスに付いたウロコを落としてみたいと思います。
日光の当たっている部分付近、大量のウロコが付いているのが確認できると思います。実際には上画像で見える範囲だけではなく、ガラス全体に同じようなウロコが存在します。
このウロコが今回の『ガラセリウム』で無くなるのか、確認してみたいと思います。
こちらが今回使用する『ガラセリウム』です。注目したいポイントとしては「ガラスの傷&水アカ徹底除去」と謳われている商品だという事。
水アカだけでなく傷も無くすことができるというのがすごい気がします。使い方は次の通りです。
① クリーニングするガラス、鏡を水で洗い流す
② スポンジ又は布などに少量水を含ませて適量付ける
③ クリーニングするガラス、鏡を擦りながら磨く
④ クリーニング後は水をかけて綺麗に洗い流す
※ガラス・鏡の深い傷は取れないことがあります
※UV加工、フィルムや塗装が施されている面に施工すると、それらが剥がれる可能性あり
成分は、酸化セリウムと増粘剤と純水。酸化セリウムは『キイロビンゴールド』や『キイロビン』に含まれている成分です。
『キイロビン』と異なるのが、増粘剤と純水。液剤の伸びが良くなり、汚れを落とす効果が見込めるのでしょうか。
蓋を開けると、中には黄色っぽい液剤が入っています。結構ドロッとしています。この液剤をスポンジに付けてガラス面を擦って行きます。
ガラスをこする用のスポンジは付属されていません。
そこでスポンジはコンパウンド用のものを用意してみました。液剤をよく混ぜてから、スポンジに少量付けてガラス面を磨いていきます。
ガラス面をスポンジで擦ってみると、液剤が良く伸び、スムーズに研磨することができます。
ガラスに付いた液剤は多少泡立ち、垂れていくことがなかったため周囲をあまり気にせずに磨いていくことができます。
内容量が100gという事でコスパが悪いかと思っていましたが、少量でも広い範囲に伸びてくれるので意外と良いのかもしれません。
縦横に擦る向きを変えながら一通りまんべんなく研磨を済ませたら濡らしたクロスで液剤を拭き取ります。
さらに乾いたクロスで拭き上げると、ガラス表面の汚れは綺麗に取れていました。
車内側の面に汚れが残っているので、写真では拭き筋が見えますが、表面の汚れはほとんどなくなりました。
研磨をしていた時も、そんなに力を入れた印象もありませんでした。思っていたよりもかなり楽に汚れを落とすことができました。
落ちやすい汚れだった可能性もあるので、後ほど別の場所でも試してみたいと思います。
ガラスの傷は無くなるのか
今度はこの商品のもう一つの効果「傷の徹底除去」を体験してみたいと思います。
実はこの30プリウス、2年くらい前に試したダイソーの『ダイヤモンドクリーナー』によってガラスに傷をつけてしまった過去があります。
日の当たっている場所から左側の部分、筋がたくさんついているのが分かるでしょうか。これがその時に付けてしまった傷です。
『ダイヤモンドクリーナー』のパッケージには小さく車には使用できませんと記載されていたのにも関わらず、それに気づかなかったためにこんな状態になってしまいました。
正直傷が無くならない可能性は大なのですが、可能性があるならばという事で、実際に施工してみたいと思います。
先ほど同様、ガラス面を施工して拭き上げてみました。ウロコ系の汚れは結構綺麗に落とせていましたが、傷は残ったままでした。
ちょっと薄くなったような気がしないでもないですが、傷は消えませんでした。
もしかしたら、リアサイドのガラスにはフィルムが貼られていて、フィルムのところにガッツリと傷が付いてしまっているのかもしれません。
今回は、深追いして傷を増やしてしまうと嫌なので、ここまでにしておこうと思います。
頑固な汚れに挑戦してみた
続いてこちらの窓、マスキングから右側部分だけに施工していきます。こういったガラス以外の面に接しているガラスに施工を行う場合は、溝部分に研磨剤が入らないようにマスキングをしておきましょう。
また、面によって硬度が変わるため、対象でない素材の部分にはマスキングをしてあげるといいと思います。
ここまで施工してきて感じたことですが、容器が小さいので、今回のようなスポンジを使うと液剤の取り出しが非常に面倒です。うまくスポンジに液剤を取り出しながらガラス面を磨いていきます。
先ほどまで同様に施工して、マスキングを剥がしてみるとこの通り。
未施工部分との差は歴然です。しかしウロコが完全に取れたのかというとそういう訳でもありませんでした。
頑固なウロコを落とすには、もっと力を込めて施工を行う必要がありそうです。それでも左側のような油膜・水アカは簡単になくなりました。
まとめ
今回は、柳瀬の『ガラセリウム』を使って窓ガラスの水アカ、ウロコを除去してみました。
まず商品の良かった点は、この増粘剤が活躍してくれているのか、液剤が全然垂れないために周囲に気を遣わずに施工することが可能。
これがすごく良かったと思います。『水アカ取りパッド』などの場合、ちょっと水の量を間違えると液剤が垂れてボディに付いてしまったりします。
しかし、『ガラセリウム』の場合は水の量をちょっと間違えても大丈夫なぐらいの印象です。その辺は、非常に使いやすかったと感じました。
ウロコに関しては、施工する度に薄くなって、場所によっては無くなりました。
全体的にもう少し追い込めば完全に取れると思います。
しかし、この施工は疲れます。そのため完全に落ち切るまでの施工は行わなかったのですが、汚れの落ちやすさ・作業の楽さに関しては『水アカ取りパッド』に軍配といった印象でした。
『水アカ取りパッド』、『油膜取りパッド』の方は車用に作られているので、スポンジに液剤が含まれていて、ちょっと水を付けて擦るだけで綺麗に取れるという商品。
しかし、この『ガラセリウム』は車用ではないのでスポンジは付いていません。クロスなどでの施工でも大丈夫なのですが、液剤を混ぜないといけなかったり、スポンジに液剤を取り出さないといけないといった作業が広い範囲に施工するうえでネックと感じました。
しかし、この『ガラセリウム』は鏡などにも使えるみたいなので、用途が広く様々な場所で利用できます。今後はサイドミラーなどに使ってみて、どれくらい汚れが落ちるのかも検証してみたいと思います。
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