はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は簡易コーティング剤をクロスではなくスポンジで試してみたいと思います。
ガラスコーティング剤は基本的にスポンジで塗って施工していきます。これは僕の憶測ですが、クロスだと指の圧の差が出たりしてムラが出来てしまい綺麗に施工が出来ないんだと思います。
その上に硬化タイプだと綺麗に施工できなかった場合そのまま固まってしまい落としたりするのがすごく大変です。なのでスポンジで1回綺麗に施工してから拭き上げをするんだと思っています。
その一方、簡易コーティング剤は名前の通り簡単に施工してクロスで拭き上げをします。
もしかしたら、簡易コーティング剤もスポンジで施工した方が綺麗な仕上がりになるんじゃないかなと思いました。
もちろんクロスで施工したからといって変にムラができるというわけではありませんが、スポンジで施工したことによって更に撥水性や耐久性、艶などが良くなってくれる可能性もあるので検証していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
施工前、ボディの状態を確認
今回施工する車はムーヴです。ボンネットの状態はほぼ親水状態です。
このボンネットの真ん中にマスキングテープを貼って運転席側と助手席側で施工方法を変えて違いを見ていこうと思います。
簡易コーティング剤(『キラサクEX』)クロスで施工
助手席側の方に、いつも通り『キラサクEX』を吹きかけてクロスで拭いていきます。
本当にササッと済ませることができます。
これが簡易コーティング剤の醍醐味でもあると思います。でも、クロスで拭き上げをすることによってどこにどう塗られているのかがわかりづらいです。
なので、少しムラになりやすいのではないのかなという風に感じました。
簡易コーティング剤(『キラサクEX』)スポンジで施工
続いて、運転席側にも『キラサクEX』を施工していきますが、こちら側はスポンジに『キラサクEX』を直接数回ほど付けてボディに塗っていきます。
(4回ほど付けて塗っていましたが音が不快だったので少し『キラサクEX』を足しました)
少し付けすぎてしまったのかビチョビチョで垂れてしまいました。
これだとコスパは悪いです。縦と横にムラなく塗れていると思うのでクロスで仕上げ拭きをします。
ガラスコーティング剤は簡易コーティング剤と比べるともう少しドロッとしているのでスポンジでも塗りやすいと思いますが、ここまで液状になっていると薄く塗り広げるのが難しいです。
このままクロスで拭き上げていきます。拭きムラが少しできてしまいましたが両方共それなりに綺麗に仕上げられたので1回寝かせて、もう一度確認しようと思います。
5日後、ボディの状態
十分に寝かせられたと思うので確認していきたいと思います。
真ん中のマスキングテープの跡が残っている線から運転席側が『キラサクEX』をスポンジで施工した面、助手席側が『キラサクEX』をクロスで施工した面になります。
まだ洗車はしていませんが、この距離だとぱっと見は違いはないと僕は思いました。しかし、角度を変えてよく見てみると
近づいて少し角度を変えてみました。
縦にマスキングテープの跡があり、そこから右側の方が全体的に水の跡のようなものがあって、その上に砂が乗っているような感じで汚れが目立っているように見えました。
先程とは反対側の角度から。肉眼で見てみると本当に差が出ているのですがカメラだと差が少しわかりづらいですね。
タオルで施工した面はスポンジで施工した面と比べると差が出ているのでこうれは効果があるのかもしれません。
洗車をする前に水をかけてみた
洗車の前に水をかけてみました。
汚れが乗ったままだからなのか、タオルで施工した面は撥水力が少し弱く親水のような動きをしているように見えました。
もしかしたら、洗車をしたら撥水に戻る可能性があります。その場合はタオルで施工した方が汚れが多く付着するということになります。
汚れがもう落ちない可能性もありますが、一度洗車をしてみます。
洗車してみた
汚れが邪魔をして親水状態になっている可能性があったので洗車をしてみました。助手席側は更に弱く親水状態になっていました。僕が知っている『キラサクEX』を使った水の引き方は運転席側の方なだけに混乱してきました。
しかし、しっかり半分ずつで差が出ています。やっぱり撥水力が強い方が汚れは付きにくいということでしょうか。
撥水というのは晴れた日に洗車をしたりするとそれがシミとなってレンズ作用でウォータースポットとなり塗装面が凹むと言われていますが、晴れた日に上手く洗車ができなかったり、天気雨のような特殊な天気じゃない限りはそういう風にならないと思います。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は『キラサクEX』を使ってクロスで施工するのとスポンジで施工するのに違いはあるのかどうかを検証してみました。
ボンネットの真ん中にマスキングテープでわかりやすく区画分けをして運転席側はスポンジで施工をして助手席側にはクロスで施工して、5日そのまま放置をして様子を見てみました。
結果は、クロスで施工した面の方が撥水力は弱まっていました。
科学的にどういう風にコーティングがくっ付くのかはわからないのですが、施工をした際にムラがありました。剥がれるという表現があっているかはわかりませんが、剥がれていってしまった可能性もあります。
スポンジで施工した面は全体的に1枚のものとなっているのか、それとも横のコーティングと手を繋いでいる状態なのか、そこら辺が僕も正直よくわかっていません。
けど、クロスで施工した面が何故か撥水力が弱く汚れも多く付着していました。なので、ムラがあると耐久性に関わってくるのかもしれません。
スポンジで施工した際にスプレーでバシバシ吹きかけるのと一緒なのでは?と思いボツになるかもしれないと途中で考えましたが、汚れの差がはっきりと出ていたので、スポンジで施工はしなくても均等に全体的に施工することが重要なことかもしれないと思いました。
また、簡易コーティング剤はガラスコーティング剤と違ってシャバシャバしている(水っぽい)ため、塗ったとしてもすぐに垂れて落ちてきてしまうのでスポンジで施工することは向いていないと感じました。
それに今回使ったスポンジの目が粗かったので余計に染み出てきちゃったのかもしれません。コーティング剤によっては多めに塗ったことによってムラが発生してしまう可能性があるので注意が必要です。
そいじゃ、また!
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