はい! こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です!
以前、車の12V電源で使える高圧洗浄機をご紹介したのですがご覧いただけましたでしょうか。
マンション住まいの方にオススメ!12Vで起動できる高圧?洗浄機!
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その時ご紹介した高圧洗浄機は、6000円位のものだったのですが、実は今回は16000円位のちょっと高価な高圧洗浄機を購入してみたので、こちらをご紹介したいと思います。
今回用意した高圧洗浄機は、『スマイルのポータブル高圧洗浄機 コードレス眼タイプ』というもの。1分間に3Lの水を噴射できるもので、水圧2段階モード・5段階切替のシャワーノズル仕様となっています。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
買ってみたら、バッテリー式だった
本体を取り出してみると結構大きい、そしてかっこいい!まるで武器です。こういうところでテンションが上がってしまいます。
そして付属のバッテリー。そう…この高圧洗浄機は完全ポータブル。
電源に接続する必要がないんです。以前紹介した高圧洗浄機は車に接続することで使用できましたが、今回はそれすら必要が無くなっています。
ベランダ掃除などでも活躍してくれそうです。
まずは、バッテリーを充電する
バッテリー残量はバッテリー側面の緑のボタンを押した時に点灯するランプの数で確認することができます。
商品を開梱した時点ではバッテリー不足の状態なので、まずは高圧洗浄機を使うためにも、バッテリーを充電します。
0からMAXまでの充電時間は2.5時間。気長に待ってみます。
使い方を確認してみた
充電が終わったので、早速使ってみようと思います。
セット内容は大きく分けるとこの通り、本体、バッテリーとノズル、そしてホースです。これらをすべて接続して使います。バッテリーをグリップ部分下に接続し、ホースノズルを接続して準備は完了です。
また、今回はこちらのバケツ2つに水を用意しました。水は合計で35L程度です。
吸水ホースをバケツに沈めることで水を吸い上げて高圧で噴射してくれます。
吸水ホースの先端部分は浮いてきてしまいそうだったので、工夫して奥に沈めておく必要があります。今回はバケツに付いているグリッドガードで奥に固定しました。
グリップと一体になったトリガーを引くと噴射…と思ったんですが力を込めてもトリガーを引くことができません。原因はロックが掛かっていたこと。
グリップ上部に付いているボタンを押すことで、使えるようになります。小さな子供がいる家庭などでも安心して使えそうです。
高圧洗浄機のロックを外して噴射してみると、少し時間を置いて水が飛び出してきます。水圧としては手を当てると痛い位の威力はありました。
ノズルのモードは、0°/15°/25°/40°/シャワーから選ぶことができます。噴射角を狭めれば、ピンポイントで強力な噴射に。広くすれば平たく広い噴射になります。
今回はこれで車1台を洗車してみて、水をどれくらい使うのか、水圧はどうなのか、充電は保つのか、といった所を確認していきたいと思います。
高圧洗浄機だけで洗車してみた
今回は10アルファードを洗車してみたいと思います。
まずは高圧洗浄の水のみで、側面部分にこびりついた汚れを落とせるのかを試してみたいと思います。
40°位の広角状態で至近距離から水をかけてみました。
汚れを含んだ茶色い水が出てくるので、汚れが落ちていることがわかります。威力としては、コンセントに接続するタイプの高圧洗浄機と比べると若干の物足りなさは感じますが、まずまずといった感じ。
バッテリーで出せる威力としては結構良いと感じました。
左の画像が施工前、右が施工後の画像です。
汚れは噴出していたのですが、完全に落とし切る事は出来なかった様子。
大きめの汚れを含めてうっすらと残ってしまいました。
上からこすり洗いをする事は一切しなかったので、スポンジで軽く洗えば落ちるのかもしれませんが、高圧洗浄機のみでは汚れは落ちませんでした。
次に、サイド下部分の汚れにかけてみました。
サイド部分の泥はね汚れに関しても、汚れは薄くなったのですが、すべての汚れを取り除くことはできませんでした。
こういった部分に関しては、コンセントを使用するタイプの高圧洗浄機でも汚れを落とすことは難しいのかもしれません。
窓下のモール部分も洗浄してみました。泥汚れのようなものであれば、隙間に入ってしまった汚れも綺麗にすることができます。
ただ水量が少ないためなのか、汚れの落ち方としては今一歩。コード付きで水道から水を取っている高圧洗浄機に比べてしまうと若干弱いのかな?
車1台を丸々洗車してみた
今度は車全体をシャンプー洗車していきます。バッテリーの駆動時間や、使う水の量、普段の洗車時にしっかりと役立ってくれるのかどうかを見ていきたいと思います。
今回の高圧洗浄機をシャンプー洗車と合わせて使用することで、隙間などの汚れに関してもしっかりと落としきる事が出来ました。
高圧洗浄機の力を有効に使うためにも、シャンプーを使って汚れを浮かせる方法を取った方が効果的なようです。
実は、全力を出せていなかった
洗車も終盤、最後の最後に大変なことに気がづきました。手元にあったボタンが点灯しており、ECOの文字が…。
そう、今まで散々「水が少ない」とか「もうちょっとパワーが欲しい」とか言っていましたが、そもそもパワーをセーブした「ECO」モードで使っていたようです。このECOモードを解除して使用することで、水の量、勢い共に大幅にパワーアップ。十分な力を発揮してくれるようになってしまいました。
ECOモードで落ちなかった汚れに向けて、再度高圧洗浄機を使用してみたところ、先ほどまでは落ちなかった汚れも綺麗に落とすことが出来ました。ガラス周辺のくぼみに溜まった黒ずみも、綺麗に落とすことが出来ました。
ドアの隙間にあったコケの様な汚れに関しても、ECOモードで落ちなかった汚れが綺麗に落ちました。
汚れが落ちなかったのは、パワーが抑えられていただけでした。ECOモードを解除することによって、コード付きタイプの高圧洗浄機のような感覚で使用することが可能になりました。
最初に確認しておけよって?ごめんなさい…
まとめ
洗車完了!水に関しては、最初に用意した35Lの水を1台でほとんど使い切りましたが、バッテリーに関しては最後まで保ちました。(なんといってもECOモードで使っていましたから…)
という事で、今回はスマイルのポータブル高圧洗浄機を使用してみました。
今回の検証では、ECOモードについて事前にしっかり確認していなかったので、本来の力を引き出せるまで時間がかかってしまいましたが、どうやら洗車に使用する際には、ECOモードメインで使用するのは間違っていないようです。
というのも、この高圧洗浄機の連続使用時間が、ECOモードで40分。40分というと、本気で洗車をした場合には普通に使ってしまいそうな時間です。
これがECOモードを解除して使用した場合は、連続使用時間15分に。15分ではさすがに洗車は難しいかもしれないと感じてしまいました。
ただ、ECOモードを解除した場合の威力はかなり強くなります。噴射角を0°にして体に当てた場合、当たった個所がミミズ腫れになるくらいの威力はあると思います。個人的にオススメだと感じたのは40°、広角の状態で使用した方が使いやすいと感じました。
使ってみて難点だと感じたのは本体の重さです。短時間の使用ならいいのですが、車の洗車など長時間構えて使用する際には、この重さは確実にネックになってきます。
使用する際には、機関銃のように両手で構えて使用する必要があるでしょう。本体部分の重さや稼働時間に難点はあるかもしれませんが、コードレスでの機動力、動きやすさに関しては抜群でした。バッテリーなので気軽に使える。
それがこの商品の最大の魅力だと感じました。使い勝手は悪くないと思いますので、気になった方はぜひ購入してみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!