はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、以前好評だったフロントガラスに使用できる水滴付着ゼロを謳う撥水剤、『ゼロワイパー』へのコメントで頂いていた「施工時の走行の様子」やワイパーを使用してしまった際にどうなるのか。
という部分を検証していきたいと思います。
以前『ゼロワイパー』の検証を行った際には、撮影日の前後で雨が降らない状態だったため雨を受けた際の検証ができませんでしたので、今回は雨の日を狙って実際に走行したらどのようになるのか、一般道や高速道路を走行して検証していきます。
実は、以前の検証から1週間。あれ以降1度だけ雨の中を走行する機会がありました。その時にはワイパーを使ってしまったので、きちんと効果を見ることはできていないのですが、ワイパーの届かない範囲では未だに効果が残っている箇所があります。ここは今でも、雨が降っていない様に見えるんです。
それでは一緒に効果を確認していきましょう。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
以前検証した効果が、1週間経っても残っている場所がある
今日は雨が降っています。だからフロントガラスには水滴がたくさん付いていて当たり前なのですが、フロントガラスの右側、ワイパーの届かない場所に関しては、極端に水滴の少ない場所があります。
ここが以前検証した『ゼロワイパー』の効果がそのまま残っている部分になります。
たしかに水滴はゼロではありませんが、ほとんど水滴はありません。
商品説明では効果は10時間から数日間となっていましたが、1週間以上経過後も触れていない場所はまだ効果を持続していました。
この写真を撮影している間にも雨がガラスに降り注いでいるのですが、この部分に関しては雨が降っている事を感じない程です。
実際にはガラスに雨が当たっているのですが、跳ね返されているので、降っている事を感じなくなっているみたいです。
新たに『ゼロワイパー』を施工しなおす
今回の検証では、わかりやすいようにフロントガラスを2分割にしたいと思っていますので、以前施工した『ゼロワイパー』は完全に落としていきたいと思います。
上の画像で使用しているのは、カーオールの窓ガラス用『水アカとりパッド』です。さすがに触って落ちてしまうというコーティングなだけあって、簡単に落とすことができてしまいました。
今回は綺麗な下地を作るという事も含めて、完全に親水状態を作ってから施工していきます。
施工方法は前回も説明していますが、工程としてはベースコートを施工面全体に塗った後、トップコートを上写真のワイパーに塗り込んで1列に6秒かけて塗っていきます。
詳しい施工方法については、こちらをご覧ください。
フロントガラスに使用できる水滴が付着しないコーティング剤「ゼロワイパー」が凄すぎた!
施工が完了すると、ガラスの外観が上画像の様に虹色の幕を張った状態になります。
外見はあまり好みではありませんが、このコーティングの撥水性能は別格です。
ガラス面が乾いて安定したら、さっそく雨のドライブに行きたいと思います。
実際に雨の中を走行してみた
コチラが一般道走行時の様子になります。
左の面にもクリンビューの『ハイブリッドストロング』が施工されており、良く撥水しているのですが、それでも一般道を走る速度では、簡単に水滴が無くなってはくれません。
それに対して『ゼロワイパー』を施工した方は、走っていない時にも水滴が付かないので、まるで雨が降っていないように見えます。
水滴がたくさん付いていますが、『ハイブリッドストロング』も超強力な撥水コーティングです。
この状態は、『ハイブリッドストロング』が悪いわけではなく、『ゼロワイパー』が異常なんです。
走行している間には、『ゼロワイパー』のコーティングに当たって跳ね返った水滴が、雪の様にふわふわと浮いている様子を見る事も出来ました。
本当に不思議な感覚です。
コチラが高速道路走行時の様子になります。
一般道に比べてスピードがでており、『ハイブリッドストロング』側も素早く水滴が移動していきますが、『ゼロワイパー』側ではここでも水滴の付着が無く、雨が降っているとは思えない視界でした。
高速道路のように、スピードを出して走行する際には、『ゼロワイパー』施工側でも水に当たる回数が増え、水滴がたくさん移動する様子が見えて目障りな状態になるのかと思っていたのですが、そんな様子もなく、雨が降っているのか分からない感じでした。
もはや、「撥水」とは呼べないのではないかと思います。また施工面の虹模様に関して、やはり内側からは気にならないようです。『ハイブリッドストロング』を施工した方に対して、若干白っぽいかな?とも思いましたが、それも気になるほどではありませんでした。
バケツで水をぶっかけてみる
まずこちらは『ハイブリッドストロング』を施工した面。
バケツ一杯に水を入れて、思いっきりフロントガラスにかけてみました。
水はねを受けた際に似た様子だと思ってください。しっかりと撥水しているので水を受けた瞬間は視界が無くなりますが、その後素早く水が掃けて行き視界は素早く回復します。
かかる水が多ければ、水滴もまとまった状態で落ちていくので視界回復も早いですが、やはり若干の水の筋はしばらくの間残っています。
対してコチラが『ゼロワイパー』を施工した方にバケツの水をかけた様子です。
何か空気の膜を張っているような感じで、一瞬で視界が回復します。
さすがに水がかかった事は分かりましたが、視界回復の速さは驚きです。
ワイパーを動かしたらどうなるのか
続いて、ワイパーを動かすと落ちてしまうという事だったので、実際にワイパーを動かしたらどのようになってしまうのかを検証してみます。
まずは1回目、ワイパーはコーティングの上を確かに拭き上げましたが、中からも外からも見た目の変化はありませんでした。
1回動かしてしまった程度では大丈夫という事でしょうか。続いて連続でワイパーを作動させてみました。
4~5回連続でワイパーを作動させてみた所、その段階で施工面に水滴の付着が確認できました。
1回くらい間違えてワイパーを作動させてしまっても大丈夫なのかもしれませんが、本当に数回動かすだけでコーティングははがれてしまいました。
ワイパー使用後は上写真の様な状態になります。
ワイパーに削られてコーティングが剥がれているのがわかります。ワイパーの当たらない部分に関しては、外見からもコーティングが残っている事が確認でしますし、撥水効果は持続しているのですが、やはり耐久性は望めない商品だという事がよくわかります。
まとめ
という事で今回はエクスクリアの『ゼロワイパー』を使用して、雨の日に実際に走行してみました。
実際に走行してみた感想としては、正直撥水とは別次元のものだと思いました。
雨が降っているのかどうかわからないと言うのは大げさではないかもしれません。フロントガラスの全面を施工していたら、雨音が鳴っているだけで、本当ガラスに付着しないので分からないと思いました。
それぐらいの効果を発揮していたと思います。なので、これは撥水というジャンルではないのではないかと思い、色々考えた結果、僕は「跳水」と呼ぶと良いのではないかと考えています。
表面に当たる水が、カウンターというか、当たって跳ね返る様な印象からこの名前を考えました。流行るといいな…(嘘)。
だけどそれぐらい本当にすごかったと思います。
難点としては、やはりワイパーを使用すると落てしまう所だと思います。
耐久性も10時間~数時間と短く記載されていますが、使用してみた印象としては、雨の頻繁や環境によっても変わると思いますが、1週間ぐらいは持つかもしれないと感じました。
ただし、ワイパーを使用してしまった場合、5回ぐらいでワイパー通過した部分は効果が無くなってしまいます。ガソリンスタンドで拭かれてしまった場合にも、剥がれてしまう事でしょう。
耐久性や見た目の面で難点があるので人によって評価は大きく分かれると思いますが、効果は本当に感動できるものなので、よろしければぜひ1度使ってみて下さい!
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