はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、今までの動画のコメント欄に寄せられたリクエストの中で最も多かった『ブリス』を施工してみたいと思います。
今回実際使用するまですごく時間がかかってしまったのですが、その理由は結構金額が高いんです。
今回使用する「トライアルセット」は液剤が80ml入って2千円強。通常サイズになると7500円くらいするんです。
なので気になりながらも他のコーティング剤などを使用してきましたが、勇気を出して今回チャレンジしてみたいと思います。
今回は実際に使ってみて、いつも通り艶と撥水性能を確認していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
初めての『ブリス』施工
今回施工する場所はコチラのボンネット。
すでにワックスやコーティングは落としてあります。ブリスの使い方は以下のようになります。
- ボディを水洗いして、砂やほこりを洗い流す。
- その後、水滴が残っている状態でブリスを吹きかけスポンジで伸ばす
- 最後にもう1回水をかけて水滴と一緒に拭き取る
結構簡単に施工ができそうです。『ブリス』の特徴としては、乱反射しない艶を出してくれるので、傷が見えにくくなるとの事。
僕の車も動画でたくさん洗車をしているので、実は洗車傷がたくさんあります。
そのため、傷が消えるのかどうかの検証の為、部分的にマスキングしてみました。未施工箇所と艶も比較していきたいと思います。
ブリスの耐久性は4~5か月。4か月ぐらいだと思っておいていいと思います。
あと面白いと思ったのが、ウッドパネルやヘッドライトレンズ、ホイールなどにも使用できるとの事。
用途がたくさんあるのはありがたいと思いました。また中性なので肌に優しいのも高評価ポイントです。
施工面のコーティング等は既に落としてあるため、上画像の様に親水状態です。まずはしっかりと埃を流しながらボディを濡らしていきます。
水が残っている状態でブリスを吹きかけていきます。
『ブリス』の公式チャンネル? の説明では、1パネルあたり2~3プッシュで十分だという事でした。本当に足りるの? と思いながらもその通りに施工することにしてみました。
ブリスを吹きかけたらスポンジで伸ばしていきます。
恒例の「匂い確認」。うん! ピーチの香りです! 説明書にも書いてあったんですが、確かにピーチの香りがしました。
こういったコーティング剤がそのままボディに残ると良くない(シミ等の原因になる)ので水でよく流していきます。
してる! してる! たしかに撥水してます! ある程度まとまって水が流れていく所を見るとこの段階では疎水系のような水はじきに見えます。
…ん?
ここに来て異変に気づきました。なんか大丈夫?これ合ってるの?
「あ!これコーティング剤がまだ残ってるのか!」
ボディ表面にモヤモヤが見えたのですが、これはコーティング剤なんだと思います。この後に表面の水分と一緒にクロスを使って塗り広げる必要があるんですね。
クロスで拭き上げると、先ほどのモヤモヤが消えて艶が出てきます。正直失敗したと思って焦ってました。間違っていなくてよかったです。
モヤモヤは落ちますが、拭き上げに結構力を入れる必要がありました。
単純に軽く拭き上げるだけではムラになってしまいます。様々な角度からボディ表面を確認しながら拭き上げを行っていきます。
ボディ全体を拭き上げたら、すごく艶が出ている感じがします。
触り心地も非常にスベスベになりました。施工中は疎水のような水はじきだと言いましたが、きちんと施工を終えた後の撥水性能は確認できていません。
早く水をかけたい気持ちはありますが、これは1日置いてしっかりとコーティングを定着させた後に確認をしていく事にします。車自体はすごいキレイになったと思います。
なので、今日はマスキングを剥がして艶の比較だけ行っていきます。
艶を確認してみた
マスキングを剥がして
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うわ?!全然違う!!
ボディには四角くマスキングの跡。
四角の内側が未施工の箇所になるのですが、内側に比べて外側の方が色が濃いのがわかります。
特にびっくりしたのが、洗車傷です。
枠の外側にも線傷は見えますが、内側と見える数が全然違います。深い傷に関しては、施工しても見えてしまうようですが、浅めの傷に関してはコーティングを行うことで大分薄くなっているように感じました。
翌日の撥水性能を確認してみた
施工から1日が経過しました。
上画像は施工から1日が経過した状態です。近くに畑があることもあり、砂・ホコリだったり花粉みたいなのがすごい状態ですが、本日は1日経過後の艶と撥水性能を確認していきたいと思います。
まずは艶の状態です。1日たった状態でも、未施工箇所がわかるような境目がくっきり出ていました。
(写真だと分かりにくいかもしれませんが、肉眼だと結構わかります。)
角度にもよるのですが、やはり施工した部分の小傷が見えなくなっている事もあり、未施工箇所は洗車傷がすごいことがわかります。
まずは水をボディにかけて、砂ぼこりを落していきます。
撥水効果はやはり疎水に近い動きの様です。この時に気づいたのが、未施工の部分だけ、水滴がポツポツとたくさん残っているという事。
『ブリス』を施工した部分は下地処理をしてあるという事もあるけれど、すごく綺麗な状態。この水滴残りの原因は汚れなのか、そもそもイオンデポジットのようなものがここに集中しているのか。この時はわからない状況でした。
水滴残りの原因が花粉や砂埃であれば、洗車をすれば落ちるのではないかと思ったので、洗車をしてみました。
ボンネット全体を簡単に洗い流します。これでどのようにかわるのか
洗車をしてみた所、洗車前に比べて水の引き方がゆっくりになった気がしました。
それでも未施工の部分とは撥水効果に大きな違いがあります。未施工箇所で見られた先ほどの水滴は、洗車をしたことでなくなりました。
水滴残りの原因は、ボディの汚れだったようです。
ブリスを施工した箇所は汚れの付着を防ぐ効果があったことがわかります。水で流すだけで汚れを落せれば楽ですよね!
最後に未施工として残しておいた部分もブリスを後から施工してみました。
うん。未施工だった場所がわからなくなりました。施工忘れの箇所があった場合は後から施工しても大丈夫なようです。
まとめ
といった感じで検証は以上になります。
使ってみた感想ですが、やっぱり皆が推すだけあるなっていう感じは正直しました。
まずその理由の1つ、艶がすごい。
黒々しさと言うか、色の深みと言うのか…それが未施工箇所とは全然違いました。今回施工したのは黒い車でしたが、黒い車は洗車傷が本当に目立つ。
この艶のお陰なのか、その洗車傷もうまく隠してくれる。自分の目で見て実際に見比べると洗車傷の目立ち方は、本当に全然違いました。
全ての傷を隠せていた訳ではありませんが、やはり洗車傷でも深い物と浅い物があり、深い物は若干残っていましたが、浅い物は本当に綺麗に隠せていました。
その他で言うと汚れ。
今回の検証では施工後、1日寝かせました。その後、未施工箇所との比較をした時に、既に花粉みたいな物がいっぱいボンネットに付いていて…それは『ブリス』の方も付いていたし、未施工箇所の方にも同じぐらい付いていた。
でも、その後に水をかけた時に『ブリス』の方は綺麗に水が引いていって、ボディには水滴は全然残っていませんでしたが、未施工箇所の所だけ残っていた。
水で流すだけで汚れを落とせるというのも綺麗な状態を長持ちさせるために非常に有効だと感じました。
気になった点はスポンジで塗った後の拭き上げ作業。
これを結構早くやらないとムラになってしまうなと。1回目の施工の時に、スプレーをしてスポンジで塗った後、時間が経ってからクロスで拭くんだと思って拭いた時には結構コーティング剤が付いている所と付いてない所のムラっていうのがすごい大きく出て、その後、全体的に拭いた時に強く拭かないと、均等に塗り伸ばせない。
だから、直射日光が当たる場所とかはちょっと危ないと感じました。
2回目の施工時はスポンジで塗った後、すぐ拭くようにしましたが、それでも左から拭いていったら、右の方はムラになってるなって感じはしました。
その辺は、施工するときの注意点になると思います。
どんな人にオススメか、ズバリ「黒い車」で「洗車傷が目立ってしまっている」人だと思います。そんな人には、スゴイおすすめできる商品だと僕は思います。
『ブリス』は他にも『ブリスRS』などと言った商品もあるようなので、他のブリスも今後使ってみたいと思います。
気になる方、この量でも1台丸々コーティング可能なので、是非購入してみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!