はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はいつも内装のお掃除をしている10系アルファードのセルモーターを交換したいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください!
この記事の目次
現状の確認(セルモーター交換前)
とりあえず、現状がどういる感じなのか確認してみます。
鍵を回すと「チュイーン」と電子音的な音は鳴っていますが、エンジンが始動しそうな気配は全くありません。
バッテリーを疑って新品を購入したが…
状況的にはバッテリーが怪しいということで、バッテリーを新しくしたみたいですが、症状は変わらず。
次に疑ったのがセルモーターです。セルモーター本体を軽く叩きながら鍵を回すとエンジンが始動するということでセルモーターを購入してもらって僕が引き継ぎました。
セルモーターの場所を確認
事前にネットでセルモーターの場所を確認しておきました。
10系アルファードの場合はバッテリーの下にセルモーターがあります。この写真を見ていただければ分かると思いますが、バッテリーが邪魔してセルモーターを取り外すことができません。
とりあえず、邪魔な部品を外せるだけ外していきます。
バッテリーを取り外す
まずはバッテリーを外していきます。バッテリーを外す時の注意点は端子をマイナス→プラスの順番で外します。
あと車によってはナビがリセットされることもあるので注意してください。
エアクリーナーを取り外す
バッテリーを外したんですが、エアクリーナーが邪魔して手が届かなかったので、エアクリーナーも取り外します。
セルモーターを取り外す
これがセルモーターです。バッテリーとエアクリーナーを取り外したことで、ここまでカメラを入れることができました。
基本的に取り外すのはイグニッションスイッチからのカプラー(黒)とB端子(灰色)になります。
あとはセルモーター自体を固定しているボルトを取ればセルモーターを取り外すことができます。
カプラーを抜いて、B端子を外した画像です。
見えにくいのですが、奥の方にセルモーターを固定しているボルトが左右に2本あります。このボルトを取り外します。
そうすると、このようにスポっとセルモーターを引っこ抜くことができます。
リビルト品の場合は古いセルモーター(コア)は返却する!?
見れば分かると思いますが、左側が新品(リビルト品)で右側が今回取り外した中古品になります。
リビルト品とは?
文字通り事故、故障等で廃車となった部品、車体より使用可能な部品を外し、正規品同様の性能を確保するために組み直す修復作業の事。 組み終わった物ないしその過程でアフターマーケットを利用し、リビルド終了後同マーケット上で再流通する。
出典:wikipedeia
今回購入したのもリビルト品になります。
で、リビルト品を購入する時の注意点なんですが、リビルト品は中古品を修復して販売するのでコアの返却が必要な場合があります。コアとは取り外した部品です。
リビルト品を販売している業者は、このコアを修復して再度販売します。だからリビルト品を購入する時はコアの返却が必要なのか必要じゃないのか確認してから購入するようにしてください。
セルモーターを取り付ける
あとは逆の手順でセルモーターを戻していくだけです。
セルモーターを固定してイグニッションからきているカプラーとB端子を取り付けます。
エアクリーナーはカバーが汚かったで洗ってから戻しました。
バッテリーを戻すときは、プラス→マイナスの順に取り付けてください。
理由は簡単です。マイナス端子から取り付けて最後にプラス端子を取り付けた場合は工具がボディアースに接触してショートする可能性があるからです。
ショートさせないように慎重に取付作業を行えば問題ありませんが、この順番を守ることでショートさせる可能性はグッと減らすことができます。
セルモーターを交換して一発でエンジンは始動するのか?
あとはエンジンが始動すれば作業終了です。
ブルルルルーン!
一発でエンジンが始動しました。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はセルモーターの交換をしたのですが、注意点は「コアの返却」と「バッテリーの取り付け、取り外し」です。
途中でも説明しましたが、リビルト品を購入する際はコア(取り外した部品)を返却する必要がある場合があります。必ず購入する際に確認しておいてください。たぶん商品ページとかに記載されていると思います。
あと、バッテリーの取り付け、取り外し。要は端子の外す順番、付ける順番を間違えないこと。
バッテリーを取り外す時はマイナス端子から、バッテリーを取り付ける時はプラス端子から、これは頭に入れておきましょう。
それと作業難易度ですが、10系アルファードの場合はバッテリーとエアクリーナーを取り外せば上からアタックできたので簡単でしたが、車種によってはジャッキアップして下からアタックする必要がある車もあるので事前にセルモーターの位置を確認しておいた方がいいと思います。
あと自分で交換できるか、できないかの判断もできるようにしておきましょう。自分で交換する場合は、自己責任になるので不安な方は無理せず車屋さんに頼むようにしてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!