はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
この『ラバースプレー』っていうのは、塗った後に飽きたら剥がせるっていう商品なんだけど、動画のコメント欄に「ちょっと使ってみてください!」っていうのが入っていたので、今回は実際にサイドミラーを塗っていこうと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください!
マスキングをして塗るか、外して塗るかで迷いましたが、今回はサイドミラーのカバーを塗る予定なので外してしまいました。
これが外したサイドミラーのカバーです。
下地処理はパーツクリーナで油分を取るだけ
まず最初にやるのが脱脂です。
通常塗装といったら剥がれないようにプラサフを吹いたり、足付けしたりしますが、剥がせるメリットがなくなってしまうので脱脂だけで十分です。
油分が付着していると塗料が弾いて失敗する可能性が高まるので念入りにパーツクリーナー等で脱脂してください。
脱脂が終わったら塗っていきます。
いきなり対象物を塗るのではなくダンボールなどで試し吹きをして塗料の出方、感覚を染み込ませてください。
大丈夫そうだったら吹いていきます。
今回は分かりやすく蛍光イエローで塗る予定なので下地にホワイトを入れます。
写真は一回目の塗装後の様子。
最初の塗装では薄塗りにするのが大事!この段階では色が乗り切っていないので、あと2~3回はホワイトで塗装していきます。
ちなみにラバースプレーは、このような薄塗りの状態で乾いたものをはがそうとしても上手にはがれません。剥がれないわけではないのですが、膜が弱いためにすぐに切れてしまうのです。
そうなると剥がすのが非常に大変なので、きちんと色が乗っていたとしても、2~3回塗装して、塗装面を厚くしておくことをお勧めします。
これが1回目の塗装が終わって乾燥が終わった状態です。
乾燥したことによって白い色が映えるようになったと思います。
液だれを防ぐ為にも、一度乾燥させてから2回目の塗装をするようにしましょう。
2回目の塗装に関しては1回目より多めに塗装してしまっても大丈夫です。
ゴム被膜が結合するのか、1回目より垂れる危険性が少ないため、多めに吹きかけてしまっても結構大丈夫でした。
ただしよく振るのを忘れない様にしてくださいね!
3回目の塗装が完了しました。
3回目の塗装になると白もかなり乗ってきます。ここまで明るい色になれば蛍光色のような色もきれいに塗ることができるようになります。
パールなど薄い色の上に塗装する場合に関しては最初から蛍光色を乗せても大丈夫ですが、この場合に関しても2~3回の塗布を行い、塗膜を厚くするようにしてください。
ここからは蛍光イエローを塗布していきます。
この段階まで『ラバースプレー』が厚く塗れていれば、普通の塗料よりは厚く塗ってしまっても問題はありません。どんどん色をつけていきましょう。
ある程度塗料が乗ったら、また一度乾燥させます。
今回は2回くらいイエローを塗っていきたいと思います。
蛍光イエロー2回目の塗装が完了しました。
下地でホワイトを厚く塗っているので、発色も良くきれいな仕上がりになりました。
塗り終わったサイドミラーを取り付けてみた
色味的にはこのような感じに仕上がりました。
ブラックのボディーに蛍光イエローが映えます。ボディーに付けたまま塗装することも可能ですが、今回は外して塗っているのでパーツの端まできれいに塗装ができました。
この『ラバースプレー』最大の特徴は剥がせるっていうところなので、塗ったばっかりなんだけど今から剥がしていきます。
企画で試しているとはいえ、仕上がりが非常にきれいだったため本当にもったいない。車両を塗装したイメージはこれで掴んでいただけるのではないでしょうか。
剥がすときは端から
パーツを再び外して室内に持ってきました。
今回は冬場の施工だったため、室内に持ち帰って作業をしていますが、屋外でも剥がすことは可能です。
『ラバースプレー』はパーツの端部分から剥がしていきます。
というのも厚く塗膜を作っているので、パーツ中央部分など膜の中央は意外と頑丈になっているからです。中央部分は強くこすってもはがれません。
ただし、飛び石などで塗装面が傷ついた場合はそこから空気が入ってはがれてしまう事もあります。
パーツの周りを指でこすってみてめくれができる部分から剥がしていきましょう。
一か所剥がれた場所を作ることができれば、そこからめくっていけばきれいに剥がれていきます。
最初に塗ったホワイトの層まで同時に一枚で剥がれていきます。今回は合計5回も塗装を行っているので、塗膜も厚く非常にきれいに剥がすことができました。
もし、塗装回数が少なく、きれいに塗膜が作られていない場合はこの段階で何度も破れてしまい、非常に大変です。
一枚で剥がれたときは非常に気持ちが良いものです。
厚塗りをすれば、ここまで頑丈になります。結構強く引っ張っても破れることはありません。
細かいところはパーツクリーナーで落とす
塗料のミストが裏に付いていますが、こういうのはパーツクリーナーで落とすことができます。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はリクエスト頂いていた 『塗って剥がせるラバースプレー』 を使って、塗って剥がすところまでやってみました。塗る時の注意点なんだけど必ず厚塗りすること。
厚塗りしないと剥がす時に途中でブチブチ切れて「うわ!全然剥がれない!」っていうことになるので最低3度塗りぐらいしておいた方がいいと思います。
それとマスキングを使って塗装する方、完全に乾いてから剥がすと塗ったところもマスキングと一緒に剥がれてしまうので乾く前にマスキングを剥がすようにしてください。
といっても毎回マスキングを貼るのではなく、1回塗って2回塗って最後塗り終わった時に剥がす感じです。
あと布など染み込むものには使用できません。注意点はそれぐらいかな。気になった方は購入してみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!