9月30日(土) から開催されている国際自動車連盟 (FIA) 公認のドリフト世界一決定戦「FIA Intercontinental Drifting Cup 2017」で、ついに初代ドリフト世界チャンピオンが決定した。
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IDC2017 単走 結果(10月1日)
単走は、総合6位の横井選手(D-MAX)が2本目で “99.34点” という高得点を叩き出し優勝した。昨日、単走で優勝している齋藤選手は点数が伸びず5位に終わった。そして単走の結果で追走トーナメントの組み合わせが決まるのだが、総合1位の川畑選手と総合2位の齋藤選手が2回戦で当たることになってしまった。
1位:横井昌志 (99.34)
2位:Arkady Tsaregratsev (99.21)
3位:Daychapon Toyingeharoen (98.96)
IDC2017 追走トーナメント 結果 (10月1日)
追走トーナメントは、総合1位の川畑選手と総合2位の齋藤選手が2回戦で当たるという波乱の中、齋藤選手のマシンにトラブルが発生してしまい、川畑選手に軍配が上がった。
そして追走トーナメント決勝に進んだのは、総合1位の川畑選手と総合3位のArkady Tsaregratsev選手。この時点で川畑選手の総合優勝は決定していたが、川畑選手は「完全優勝しかないでしょ!」というコメントを残して決勝に挑んだ。結果は1本目にアドバンテージを獲得したArkady Tsaregratsevが川畑選手にプレッシャーを与え、2本目で川畑選手が接触し減点2点を取られ、Arkady Tsaregratsevが2日目の追走を制した。
1位:Arkady Tsaregratsev (ロシア)
2位:川畑真人 (日本)
3位:Geogy Chivchyan (ロシア)
IDC2017 川畑選手が初代ドリフト世界チャンピオンに輝いた!
そして、1日目の追走トーナメント1位、2日目の追走トーナメント2位を獲得した川畑選手が総合優勝となり、初代ドリフト世界チャンピオンに輝いた。
1位:川畑真人 (日本)
2位:Arkady Tsaregratsev (ロシア)
3位:齋藤太吾 (日本)
■FIA Intercontinental Drifting Cup 2017 概要
日時:2017年9月30日 (土)・10月1日 (日)
場所:お台場特設会場
主催:株式会社サンプロス
URL:http://fiadriftingcup.com/2017/