2017.09.28(Thu)
【オンボード映像】ポルシェ「911 GT2 RS」ニュルブルクリンクで公道走行可能な量産車の最速記録を更新!
2017年6月に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でワールドプレミアされた、ポルシェ「911 GT2 RS」がニュルブルクリンクで公道走行可能な量産車の最速タイムを更新しました。
計測は9月20日に、ニュルブルクリンク北コースで行われた。タイムアタックは何回か行われ、”Lars Kern (ラース・カーン) ” と “Nick Tandy (ニック・タンディー) ” がドライバーを務めた。1回目の挑戦でランボルギーニ「ペルフォマンテ」が持つ記録 “6分52秒2” を破り、最終的にラース・カーンが “6分47秒3 (平均速度:184.11km/h) ” というタイムでニュルブルクリンク北コースを走破した。
知っている限りだと、この「GT2 RS」より早いタイムを叩き出しているのは、中国の電気自動車「Nio EP9」と、ラディカル「SR8LM」だろう。「Nio EP9」は「GT2 RS」よりも2秒近く早い “6分45秒9 ” というタイムでニュルブルクリンク北コースを走破している。しかし「Nio EP9」は、生産台数がかなり限られており現時点で6台しか製造されていない。
ということで、ポルシェ「GT2 RS」が、ランボルギーニ「ペルフォマンテ」の記録を破り公道走行可能な量販車両として記録を更新したことになる。ちなみに、生産台数は約1,000台、29万ドル(3,300万円)で販売されるのではないかと予想されている。最速記録を更新したオンボード映像は下記の動画からご覧ください。