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車からタイヤが盗まれることがあるということ、あなたは知っていますか?実は年間60件以上も盗難被害に遭われている方がおり、車上ねらいにあった被害品のなかでも、バッグ類、バンパーなどの外装部品に次いで「タイヤ・ホイール」が3番目に多く盗まれているのです(※)。こんな悲しい被害に合わないための“防犯対策”をしておきませんか?
この記事の目次
タイヤ・ホイール盗難の対策法
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タイヤやホイールの盗難は「人通りの少ない場所で野外に駐車されている車」が狙われるケースが多いそうです。そのため、盗難被害に遭わないよう、以下の対策を取っておきましょう。
対策1:監視カメラのある駐車場(できれば屋内)に停める
監視カメラのある駐車場に置かれている車は、盗む側の心理からしても避けておきたい車体です。さらに屋内の場合には、タイヤを運び出す労力も屋外よりかかり、人に見られる可能性も高まるため、盗まれにくくなります。
対策2:タイヤロックをつける
タイヤロックやナットロックを毎回付けるのは面倒ですが、もっとも効果的なタイヤ・ホイール盗難防止策です。タイヤ4本すべてにつけておきましょう。
こんな防犯対策も効果的
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タイヤやホイール窃盗の大半は、ジャッキで車を持ち上げ車体の下にコンクリブロックなどを入れておき取り外すという方法がとられています。そこで、出先でもカンタンにできる以下の防犯対策も効果的です。
対策3:ハンドルをきった状態で停める
ハンドルを目一杯切った状態のまま停めると前輪を盗むことができません。駐車するときには最後にハンドルをきって停めるようにしましょう。
対策4:壁際など人が入り込めないところに停める
タイヤを盗むためには、車の横に回って作業しなければなりません。壁に寄せて停めておけば、入り込むことができないのでタイヤやホイールを盗めなくなります。野外の駐車場に停めるときには、できるだけ壁際を選び、寄せて停めるのがおすすめです。
それでも盗まれてしまったときは…
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タイヤやホイールの盗難に遭ったときには、車両保険の対象になる可能性が高いです。タイヤは本来消耗品として考えられているため、パンクなどは補償の範囲外となってしまいます。しかし、盗難の場合には、火災などの天災と同様に補償されるケースが多いようなので、ご自身で入られている保険会社に問い合わせてみましょう。
ただしその場合には、社外品の高級タイヤ・ホイールを付けていた場合でも、純正品分の価格補償または純正品を付ける場合のみ補償など、条件があるため、細かな規定まで確認しておくのがおすすめです。
まとめ
特に高級車はタイヤやホイールを狙われやすく、タイヤやホイールだけでなく車ごと盗まれてしまうこともあります。防犯対策をしっかりして、被害に合わないようにしましょう!