フェラーリが1984年から1992年に販売していたイタリア語で「赤い頭」を意味する 「テスタロッサ(Testarossa)」が商標権を失ったと報じられた。
ドイツのニュルンベルクに拠点を置くおもちゃメーカー「Autec AC」のカート・ヘス氏が、デュッセルドルフ裁判所に「テスタロッサの商標権利は既に失っている」と裁判を起こしたのがキッカケで、フェラーリは5年以上「テスタロッサ」の名前を使った製品を販売していないことから、カート・ヘス氏が勝訴した。
フェラーリは、テスタロッサのメンテナンスと修理を行っているため、テスタロッサの名前は保護されるべきだと主張した。もし、フェラーリが上訴しないのであれば「テスタロッサ」という名は「Autec AC」が販売する自転車や電気シェーバーに変わってしまう可能性がある。