こんにちは、しのピーです。
いまニュースで話題になっている「サイバー攻撃」は、車でも起こりうることではないのか?
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実際に海外ではジープ「チェロキー」が、無線機能を介して遠隔操作できることが実証されており、アメリカでは140万台以上の車がリコール対象になりました。
個人的にはOBDコネクタとかは、サイバー攻撃の的になるんじゃないかと考えています。
この記事の目次
OBDって何?
OBDとは、On board diagnosticsの略で自動車に搭載されている自己診断機能のことで、車に異常が発生したときなどに警告灯を点灯させたり、診断されたコードを取得することができます。
写真のようにOBDコネクタは、何も保護されていないことが多いのですが、これが非常に危険なんです。
○○をOBDコネクタに差し込むだけでエンジンが始動する!
車が盗難されてないようにイモビライザーという盗難防止システムが、2000年頃から標準装備され始めました。鍵に埋め込まれているイモビチップにIDが書き込まれており、鍵のIDと車側のIDが一致しないとエンジンが掛からない仕組みになっているのですが、イモビカッターというツールは、OBDソケットに差し込むだけでIDを初期化することができ、他の鍵で簡単にエンジンを始動することができるのです。
といってもOBDコネクタは非常に便利!
自己診断ができるということは、車の色々な情報をOBDから取得することができます。
この商品は、OBDコネクタに差し込んで専用アプリを使えば、燃料残量や航続距離、平均速度など22項目以上の情報を携帯で見ることができます。
他にも、ドアを開けた時に自動でハザードを点滅させたり、15km/h 以上出すと自動的にドアロックしたり、OBDを利用した商品は色々と開発されています。
購入する際には、適合車種があるので注意してください。
OBDコネクタは便利だからこそ危険!
例えば、便利だと思って購入した商品に遠隔操作のできるウィルスが入っていたら…。考えるだけでゾッとしますよね?
逆にOBDコネクタを守る商品もある!
逆にこのような「OBDガード」という商品も販売されている。これはむき出しのOBDコネクタを保護するもので、鍵がないとOBDを使用することができない。つまりイモビカッターを使って盗難することが難しくなるのだ。
OBDガードの取り付け方法はコチラ!
動画を見てもらえれば分かると思いますが、特殊な加工も必要なく配線処理などもないので比較的簡単に取り付けることができます。
さいごに
OBDコネクタを上手く利用した商品もあれば、イモビカッターのように悪い使い方もできるので、OBDコネクタの取り扱いには少し注意が必要かもしれませんね。
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