出典:http://japanese.china.org.cn
大気汚染という言葉を耳にしたら思い浮かぶのが中国ですが、世界で一番汚染が進んでいる都市はインドだということをご存知でしたか?
WHOの調べによると世界一大気汚染が進んでいる都市トップ20の中にインドが13都市も入っています。この非常に深刻な問題に対して市民が声をあげ、インドの裁判所が製造から10年以上経過したディーゼル車の走行を全面的に禁止するよう規制を強化したのです。
というのも、元々インドの首都圏では製造10以上経過したディーゼルのトラックは利用を認められていない。しかし違反車は多く取り締まることもなかったので、本格的な取り締まりが始めれられる。
原則、すべての車が対象となり首都ニューデリーなどでは製造から10年以上経過したディーゼル車は走行を禁止され登録すらできなくなる。そうなるとニューデリー近郊で登録されている車の約10%が走行できなくなるという。
それ以外にも、今まで製造10年以上経過したディーゼルトラックから徴収していた「環境税」も2倍にする方針だ。